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超音波治療器を使って関節可動域の拡大を図りませんか?

超音波治療器を使って関節可動域の拡大を図りませんか?

物理療法機器に苦い定式を持っているという方も少なくありません。 私自身も物理療法機器を使うことに抵抗感がありました。 実際のところ患者様に適切な設定がわからない等の悩みを抱えていたこともありました。   しかしながら実際勉強して使ってみると、結構治療効果が得られるなどのメリットが多く、それからは比較的しっかり使うようになりました。 それはホットパックだけでなく超音波治療器も同様に。 今日はこうしたことについて解説してみたいと思います。   超音波治療器があるなら使ってみて|治療に悩むあなたへ 超音波治療器は急性期における疼痛管理だけでなく、慢性疼痛にも有効です。 また近年のコロナ禍におけるフレイル・サルコペニア予防にも電気刺激療法が注目されており、 クリニックや在宅でのリハビリにおいても、電気刺激療法が注目されてます。 そのため電化製品としても自宅で気軽に使える機器が多数販売されています。   こうした電気刺激療法について我々セラピストはしっかりと勉強しておかなければ、在宅において患者様に「この治療器買おうと思うんだけどどうかな」という質問に対して適切なアドバイスはできません。   単独に行うよりも超音波を併用した方が効果が高いことが既に実証されています。 この症状は超音波療法の適応なのか? この疾患は超音波を照射しても問題ないのか? という日々の疑問に対して考えるべく、 超音波治療を基礎的な部分から丁寧に見直し、 生体に対してどのような特徴があるのか、 臨床ではどのように使用すると効果が高いのか ぜひ学んでみませんか? 2024年9月11日(水)19:00~20:30【オンライン開催】 若手セラピスト向け関節可動域練習に併用したい超音波治療の効果と実践 講師:平賀 篤 先生 帝京科学大学 医療科学部理学療法学科...
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脳のシステムと解剖学からみたCVA患者様のリハビリの進め方とは?

脳のシステムと解剖学からみたCVA患者様のリハビリの進め方とは?

脳卒中片麻痺患者様の歩行動作練習はなかなか難しいと感じる今日この頃です。 どの程度の脳損傷であれば、どこまで回復するのかわからないと感じることも若手セラピストのころに良く感じていました。 あなたも同じように感じたことはありませんか? もしこうしたことで悩んでいるのであれば、今日のブログをぜひ読んでみてください。   脳卒中片麻痺患者様の歩行動作に対する治療の進め方とは? 脳卒中片麻痺患者様のリハビリにおいて、根拠を持った治療をあなたは心掛けていますか? 根拠とは、 なぜあなたの患者様がこうした症状が出現しているのか、 なぜ筋緊張が低下しているのか なぜ注意が散漫なのか についてきちんと説明できることです。 そのためには脳画像もきちんと理解しておく必要があります。 それに加え、解剖運動学や姿勢制御システムをきちんと理解し、 リハビリを提供することが重要になります。   患者様は姿勢定位障害によって立てない、歩けない患者に対して過度な努力を強いることは好ましくありませんが、場合によっては閉眼したり、走ることを先行させたプログラムを選択する必要があります。   こうしたリハビリの進め方をわかりやすく解説していただけるセミナーが8月から始まります。   2024年8月28日、9月4日、9月18日、9月25日(水)20:00~21:30【オンライン開催】 脳のシステムと解剖学からみた脳卒中患者の歩行障害とアプローチ|4日間集中講座   講師:吉尾 雅春 先生 千里リハビリテーション病院  副院長 / 理学療法士...
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認知症患者様のリハビリの進め方に悩むあなたへ

認知症患者様のリハビリの進め方に悩むあなたへ

認知症患者様の心理状態は環境因子や身体因子、そして心理因子などの影響によって生じる精神症状や行動障害のことを指します。 具体的には興奮や不穏、妄想や大声、うつ症状や意欲の低下などが挙げられます。 こうした症状が出現する心理的背景を理解して予防していくことが、認知症患者様のリハビリを担当するうえで重要になります。 今日はこうしたお話について解説してみたいと思います。   認知症患者様の心理的背景を理解したリハビリの提供方法とは? 認知症患者様は不安、混乱、怒り、悲しみなど、さまざまな感情の変化を引き起こす可能性があります。これらの感情の背後にある理由を理解し、共感することが重要です。 例えば、自分の思いを相手に伝えたいのに、なかなか伝わらなかったりすることはある場合、あなた自身もかなりやきもきしたり、いらいらしたりすることはありませんか? 認知症患者様はこうした感情の変化はかなりの確率で起こります。 そのためには我々もこうしたことを理解して、非言語コミュニケーション(表情やジェスチャー、声のトーンなど)にも注意を払い、適切に対応することが求められます。 また、こうした認知症患者様は環境の変化に対する適応能力も低いことが考えらえます。そのため家族や介護者との協力は欠かせません。ご家族様達の意見や観察を取り入れ、患者様の心理状態を総合的に理解することが重要です。   こうした認知症患者様の心理的情報を把握したうえでのリハビリの進め方については、ぜひこのセミナーをチェックしてみてください。   2024年8月22日(木)20:00~21:30【オンライン開催】 脳神経学的視点から考える認知症患者様に対するリハビリテーションの五原則 講師:山上 徹也 先生群馬大学大学院 / 教授 / 理学療法士 ※その他略歴はこちら  
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