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心リハにおける運動療法はフィジカルアセスメントを徹底的に学ぼう

心疾患は、心臓や血管に関連する病気の総称であり、現代社会において主要な死因の一つです。心疾患の治療には薬物療法や手術が一般的ですが、リハビリテーションの一環としての運動療法も非常に重要な役割を果たしています。我々理学療法士や作業療法士はこうした疾患をきちんと理解していくことが求められています。

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TKA術後の膝関節可動域を獲得できない原因とは?

訪問現場においても、TKAをされて病院でのリハビリは2週間程度でそのまま自宅に復帰されるという患者様も少なくはありません。TKA術後患者様の膝関節の屈曲可動域制限は、術後に生じる腫れやむくみが原因だと考えられています。その解決方法について考えてみました。

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認知症患者様の在宅復帰を考えるために必要なこととは?

認知症は、加齢に伴って増加する神経変性疾患で、患者の日常生活に深刻な影響を及ぼします。
この疾患には、認知機能の低下に伴う行動・心理症状が共通して現れます。
その時の対応方法について解説します。

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トイレ動作で便意をもよおしている時の動きを理解していますか?

リハビリテーションに携わる理学療法士や作業療法士にとって、姿勢評価、動作分析はもっとも専門とする分野であり、脳卒中片麻痺患者様の評価や治療を行う上で必要不可欠な知識であると同時に、初学者にとっては理解しにくい学問の一つかもしれません。 なぜ基本動作を理解すべきかわかりますか?その理由を解説しています。

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脊椎圧迫骨折のリハビリはレントゲン画像のチェックを欠かさず行おう

臨床の中でコルセットを付けているという患者様を担当したことはあると思います。 そうした患者様のリハビリを進めていく中で、患者様の脊椎の状態をきちんと理解しておかなければ 再骨折のリスクを抱えながらリハビリをしなければいけないことになるのです。   例えば患者様の脊椎の状態が不安定な場合、何を考えてリハビリをしなければいけないのでしょうか? 歩行練習は可能なのか? 階段昇降はしてもいいのか? ベッドの高さはどの程度に設定しなければいけないのか? これらについて今日は考えてみたいと思います。   脊椎圧迫骨折のリハビリで考えておくべきこととは? 臨床の中で脊椎の圧迫骨折の病態をきちんと理解していますか? 硬性コルセットを装着している患者様に、靴を履く際にどのようなことを指導していますか?   先日こうした患者様が床に手を伸ばして靴を取って履いている場面を目にしました。 思わず患者様に声をかけ、腰の痛みについて確認をしましたが、こうしたことを先生から言われたことが無いという話をされていました。   実際のところ、道端で見かけた人なのでその患者様の病態はわかりません。 しかし、もし自分の患者様であったのなら、何度も指導は進めると思います。   脊椎圧迫骨折において脊椎の病態をきちんと理解し、レントゲン画像も見ながらどのような動作が危険なのか、どういったことを指導しなければいけないのか。 こうしたことをきちんと指導できるセラピストになりたいですね。   理学療法士・作業療法士のための椎体骨折の病態を理解したリハビリアプローチ        
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ゴールデンウイークは動画配信でクラインフォーゲルバッハの運動学を復習しませんか?

4月に突入して皆様もゴールデンウイークの予定を立て始めたという方もおられるのではないでしょうか? 今年は万博も開催されることもあり、関西は大いに盛り上がりを見せています。 エポックセミナーも今年は新しく動画配信サービスを開始させていただいています。 先日、2024年に開催させていただいた、クラインフォーゲルバッハの運動学の第一人者、冨田昌夫先生にお会いしてきて、動画配信のご了承をいただきましたので 今年のゴールデンウイークは動画配信サービスで復習をしてみませんか?   クラインフォーゲルバッハの運動学を動画配信でぜひチェックしてみよう 患者様は様々な問題点を抱えて、日々リハビリに取り組まれていると思います。 そこにはネガティブな感情を抱えているという方も少なくありません。 動きたくない 痛みが強い 怖い こうしたネガティブな行動は、動作練習や日常生活にどのような影響を与えるのでしょうか? この問題を解決するためには、単に動作を繰り返し練習することで成功体験を積ませるだけでは不十分です。 自分でやりたいと思ったことが自分でできたと認識し、 感動したり喜んだりして強化学習ができるように誘導することが極めて大切です。   動画配信サービスでクラインフォーゲルバッハの運動学を基礎から理解することができます 動画配信サービスでは、いつでも見たいときに見ることができるというメリットがあります。 今までは決まった時間にスマートフォンやパソコンを開いてセミナーを受講することが一般的でした。 しかし動画配信サービスでは決まった期限内に見たいときに見ることができるというメリットがあります。   クラインフォーゲルバッハの運動学に興味があったけどなかなか難しくて手が出なかったという方も少なくありません。 そうした方はエポックの動画配信サービスをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?   【動画配信】クラインフォーゲルバッハの運動学に基づく片麻痺患者のリハビリ|一括申込   講師:冨田 昌夫 先生(びわこリハビリテーション専門職大学...
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リハビリ現場で近年注目されているフロッシングという技術とは?

あなたはフロッシングという技術を知っていますでしょうか? フロッシングは近年スポーツ現場でよく利用される手法で、フロスバンドというゴムバンドを巻き付け、圧力を加えながら運動を行うことで 軟部組織の硬さを改善するという手法になります。 その技術をリハビリ現場に取り入れながら治療する方法が最近研究が進んでいるのです。 今日はこうしたことについて解説します。   フロッシングの技術はリハビリ現場に有用なのか? 以前、加圧トレーニングという技術が話題になりました。 加圧トレーニングは腕や足の付け根を専用のベルトで圧迫しながら行う筋力トレーニングで血流の制限が目的ではありました。   しかしこのフロッシングという技術は目的が異なります。 これはドイツのスポーツ理学療法士が考案したメソッドでゴムバンドを巻き付けて圧迫しながら関節や皮膚、筋肉を動かすことで筋膜の状態を改善するという技術です。 こうしたリカバリー法が近年リハビリ現場においても注目されているのです。   ゴムの抵抗力と圧迫が関節可動域の改善や腰痛、肩こりの予防などに注目されています。 ではこうした技術はリハビリ現場で本当に使えるのか? どのような患者様に適応されるのか? こうしたことを学べる機会ができましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。     上肢領域における新しい運動療法「フロッシング」の臨床応用|整形外科疾患および脳血管疾患の適応例 講師:佐々木 秀一 先生北里大学病院リハビリテーション部 主任 一般社団法人神奈川県作業療法士会 理事(学術部担当)  第20回神奈川県作業療法学会実行委員長
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運動によってメンタル面はどのように変わるのか?

認知症予防には、生活習慣病を防ぐことや他者との交流が重要です。 その中でも特に運動が大きな役割を果たすことが多くの研究で明らかになっています。 ここでは、運動が認知機能に与える影響について詳しく解説します。   運動することでメンタル面にどのような影響を与えるのか? 運動を行うことで、脳への血流が増加します。 血流が良くなることで、脳に必要な酸素や栄養素が供給され、神経細胞が活性化するのです。 その結果、記憶力や判断力が向上し、認知機能の低下を防ぐ助けとなります。 例えばウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は、心肺機能を高めるだけでなく、脳の健康にも影響を与えます。 有酸素運動を定期的に行うことで、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを向上させることができます。   まとめると、運動は認知症予防に非常に効果的です。脳への血流を増加させ、神経細胞を活性化し、記憶力や判断力を向上させます。 また、ストレスを軽減し、メンタルヘルスを改善することで、認知機能の維持に寄与します。 さらに、他者との交流を通じて社会的つながりを強化することも、認知症予防において重要な要素です。 運動を日常生活に取り入れ、心身の健康を保ちながら、認知症予防に努めていきましょう。 運動による身体活動向上と認知機能の関連性について   ============ ※※理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をはじめとする コメディカル、セラピストのための臨床に活きるセミナーがここにあります。 https://seminar.ep-och.com/ ※※※※※※※※※※※※ エポックオフィシャルX(旧Twitter)では臨床で使える知識や セミナーの最新情報をチェックすることができますのでぜひフォローしてください https://x.com/e_p_och ============
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