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なぜ理学療法士や作業療法士が嚥下機能を勉強すべきなのか?

なぜ理学療法士や作業療法士が嚥下機能を勉強すべきなのか?

理学療法士や作業療法士が嚥下機能の評価を学び、習得する理由は、患者の健康と生活品質に直接影響を与えるため、極めて重要です。 昨今、言語聴覚士の数は少なく、訪問現場においては言語聴覚士を求める声が多い反面、実際供給が追い付いていないのが現状です。 そのため理学療法士や作業療法士が嚥下機能を評価しなければいけないという場面は少なくありません。 嚥下機能の評価に関する専門的な知識とスキルを持つことについて今日は解説します。 理学療法士や作業療法士が嚥下機能を評価すべき理由とは 理学療法士や作業療法士は嚥下機能の評価とは無縁だと思われている方もおられると思います。実際臨床現場では理学療法士は基本動作、作業療法士はADLや上肢機能、言語聴覚士は嚥下機能と分けられていることも少なくありません。   しかしながら嚥下機能は口腔機能だけでなく、姿勢や頭頚部の可動域など、アライメントによってもかなり大きく作業されます。   例えばあなたはベッドに寝ころびながら水を飲んだことはありますか? 仰向けでペットボトルで水を飲んでみてください。 うまく飲めるならそれでもいいですが、おそらくあまり飲めないのではないかと思います。 ちなみに私は喉に引っかかってうまく飲み込みにくいです。   こうした姿勢による問題についてきちんと評価することは理学療法士や作業療法士にも可能な評価だと思いませんか?   高齢者や利用者様がなぜ食事をうまく取れないのか? その理由は本当に意欲の問題なのか? それをきちんと評価することも我々リハビリ職種の重要な役割です。   だからこそ嚥下機能を理学療法士や作業療法士も勉強すべきなのです。   もしこうした内容に興味があるのであれば、こちらのセミナーをチェックしてみてください。   若手セラピストのための嚥下の評価と誤嚥性肺炎の予防法 講師:乾 亮介 先生 リハティスプラス 代表...
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9月注目のセミナー|身体失認を呈する患者様にどのようにリハビリを進めるべきか

9月注目のセミナー|身体失認を呈する患者様にどのようにリハビリを進めるべきか

脳血管疾患を呈する患者様のリハビリを進めるうえで、高次脳機能障害の理解は避けては通れません。 そのため脳画像をきちんと評価し、どのような高次脳機能障害を呈するのかをあらかじめ予測して対応する必要があります。 しかしながら高次脳機能障害を理解することは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか? 私自身も今担当している患者様が身体失認を呈しており、なかなか難しいなと感じることが多々あります。   今日はこうしたリハビリの進め方について考えてみたいと思います。   身体失認を呈する患者様に対してどのようにリハビリを進めるべきか? 高次脳機能障害を理解するためには、なぜこのような症状が出現するのかをきちんと理解しなければいけません。 そのためには脳画像の理解であったり、脳機能をきちんと理解しておく必要があります。 今回話題として挙げさせていただいている身体失認は、空間的な自己の身体像に関する知覚や知識の障害のことを指します。 自己の半身に対する認知の異常を総称して半側身体失認と呼び、半側身体失認は主に右半球の障害によって生じます。   身体失認を呈すると、寝返りの際に自分の半身を置き去りにして寝返りをしたり、立ち上がったりと様々な場面で問題を呈します。 このときに自分の半身をいかに認識させて動作を行なうかということが求められます。   しかしながらなかなか動作学習が得られないということも少なくありません。 あなたはその際にどのようなことを考えながらリハビリを進めますか?   こうした身体失認のリハビリをしっかり学びたいと感じているのであれば こちらのセミナーをぜひチェックしてみてください。   脳血管疾患の高次脳機能障害を理解する|身体失認に対するリハビリの進め方 講師:掛川 泰朗 先生  関西福祉科学大学 作業療法士 日本障害者スポーツ協会公認障害者スポーツ指導員 臨床神経心理士  ...
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なぜ整形外科疾患のレントゲン評価ができるようになるべきなのか?

なぜ整形外科疾患のレントゲン評価ができるようになるべきなのか?

以前、私は理学療法士もレントゲンをきちんと見るべきだという記事を書きました。 レントゲン所見の見かたを教えてもらえない場合の勉強法とは?   しかしながらレントゲンの読み方を教えてもらえる機会は病院でもない限りなかなかないというのも事実です。 その場合、レントゲンを自分で勉強するためには並大抵の努力では読めるようにはなりません。そのためあきらめてしまうという方も少なくないのではないでしょうか? 今日はレントゲン評価ができるようになるとどのようなメリットがあるのかを考えてみたいと思います。   理学療法士がレントゲン評価ができるようになると何が変わるのか? レントゲンを評価するということは、手術後の組織内の状態を理解するということです。しかし解剖学のように断面を評価するということはできません。   そのため我々はレントゲンという技術を手に入れました。   そのレントゲンの恩恵により身体を開かなくても組織内の状況を理解することができるようになりました。 レントゲン画像は骨や関節の構造、変化を視覚的に示す貴重な情報源です。 理学療法士がこれらの画像を適切に読むことで、患者の状態をより詳細に理解し、適切な治療計画を立てることができます。   そして何よりレントゲンの評価方法を勉強することで組織内の状態や、身体の状況、解剖学を自然と勉強するようになります。 皮下組織には何があるのか、筋の状態、骨と腱の状態などをきちんと理解することに繋がるのです。   こうした内容を勉強することができるセミナーがちょうど9月に開催予定です。 もしあなたがこのような内容に興味があるならチェックしてみてください。   整形外科疾患のリハビリに必要な画像所見の診かた|画像で得られる各組織の評価法   講師:瀧田 勇二 先生白金整形外科病院 / 理学療法士 ※その他略歴はこちら...
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座位から立ち上がって歩くまでに重要な重心移動の考え方とは?

座位から立ち上がって歩くまでに重要な重心移動の考え方とは?

支持基底面の広い姿勢において、どのように重心を移動させるか。 基本動作のリハビリにおいてここを考えることはとても重要です。 我々の動作は、いかに重心を安定した位置において姿勢を保つか、動作を行うかということに集約されるように思います。 そのために考えるべき必要なことは何でしょうか?今日はその内容について考えてみたいと思います。   座位から立ち上がって歩くまでに必要な重心移動について考えてみる 我々理学療法士や作業療法士は椅子から立ち上がり、歩行動作練習を積極的にリハビリとして提供することが多いと思います。 その時に椅子から立ち上がる動作がなかなか難しいなと感じる方もおられると思います。   私自身も座位姿勢でのリハビリはとても難しいと感じます。 なぜなら重心を高い位置に持ち上げることでより不安定な姿勢に位置させるため、利用者様の恐怖感がここで一気に増加してしまい、動作の制限に繋がってしまうと感じているからです。   その時に我々理学療法士・作業療法士はどのようなことを考えて治療をしていけばいいのでしょうか? 逆に先輩セラピストはどのようなことを考えてリハビリをしているのでしょうか?   こうしたことって気になりませんか?   私自身はとても気になります。そのため理学療法士の大先輩でもある冨田昌夫先生にこうした座位からの立ち上がり練習をどのように進めればいいか、 ぜひ教えてほしいという話をさせていただいたところ、クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた考え方や、情動報酬系に以下に働きかけるかが重要だという話を教えていただきました。   その内容については具体的にはここでは差し控えますので、ぜひこちらのセミナーをチェックしてみてください。   クラインフォーゲルバッハの運動学を用いた基本動作の評価とアプローチ|座位保持~座位での重心移動の理解   講師:冨田 昌夫 先生 びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授  ...
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姿勢制御に重要な視覚情報を評価する技術を学びませんか?

姿勢制御に重要な視覚情報を評価する技術を学びませんか?

姿勢制御には身体の各機能におけるバランス反応が重要であったり、体幹機能が重要であると考えているセラピストが多い印象ですが、 視覚情報の評価をきちんとしているセラピストはどれくらいいるでしょうか? 視覚情報は姿勢制御には欠かせません。 今日はその理由について考えてみたいと思います。   視覚情報が姿勢制御に欠かせない理由とは? 姿勢制御は、身体のバランスと安定性を保つために重要な役割を果たします。 その中で、視覚情報は姿勢制御において不可欠な要素となります。 以下に、その理由を説明します。   視覚情報は、人間の主要な感覚の一つであり、周囲の環境や身体の位置を認識する際に重要な情報源です。 姿勢制御は、立っている、歩いているなどの日常的な活動において、バランスを保ちながら動作する能力を指します。   視覚情報は、身体の位置や動きを正確に把握するために使用されます。 例えば、立ち上がる際には地面の位置や障害物の位置を目で確認し、身体を適切に調整します。 歩行中も前方の景色や地面の変化を視覚で捉え、歩幅や歩調を調整することで安定した歩行が可能となります。   また、視覚情報は平衡感覚をサポートする役割も果たします。 目で物体の傾きや傾斜を察知し、それに応じて筋肉を調整して姿勢を維持します。視覚情報が正確でない場合、身体のバランスを維持することが難しくなり、転倒やけがのリスクが高まります。特に高齢者の場合、こうした視覚からの情報入力がうまく働かずに姿勢制御を崩してしまうという事例をよく目にします。 総じて言えば、視覚情報は姿勢制御において外部環境との連携を可能にし、安定性やバランスを保つために欠かせない役割を果たしています。 理学療法士としても、姿勢制御の訓練や治療において視覚情報の重要性を考慮し、適切なアプローチを提供することが求められているといっても過言ではないでしょう。   もしこうした情報器官に対する評価技術を学びたいと考えているなら こちらのセミナーをおすすめします。     整形外科疾患のバランス障害の考え方|感覚の視点から姿勢を評価分析する   講師:今村 泰丈...
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好きなことをやり続けることは苦手分野の克服に繋がる

好きなことをやり続けることは苦手分野の克服に繋がる

よく、自分の好きなことばかりじゃなくて、苦手なことも勉強しなさいと言われます。 確かに苦手分野を克服することはとても重要なことではあります。 しかしながら好きな分野を継続して勉強できるということは私は素晴らしいことなんじゃないかと感じることがあります。 これは苦手な分野を勉強しなくてもいいということではありません。好きな分野を継続して勉強できるということは一種の才能だということです。 今日はその理由について解説してみたいと思います。   好きなことを好きなだけ勉強しよう 好きなことに熱中することは、実際に才能の一つと言えます。 以下に、その理由を紹介します。   まず第一に、好きなことに熱中することは自然な能力の発揮です。 人々は興味や好みに基づいて異なる分野に魅かれます。 その好きな分野においては、自然と集中力や創造性が高まり、優れた成果を上げることがあります。   次に、好きなことに熱中することで継続的な努力がしやすくなります。 熱中することによって楽しさや達成感を感じ、苦労や挫折を乗り越える意欲が高まります。 この熱中が持続することで、時間と努力をかけて深い知識やスキルを磨くことが可能です。   さらに、好きなことに熱中することは学習能力の向上にも繋がります。 興味を持って取り組むことで、新たな知識や技術を吸収しやすくなります。 この学習能力の向上が、さらなる成長と才能の発展に繋がることがあります。   最後に、好きなことに熱中することは達成感と幸福感をもたらします。 自分の努力の結果として成果を出すことで、達成感や自己肯定感が高まります。 これによって、自分自身や周囲との満足感が増し、心地よい幸福感を感じることができます。   好きなことに熱中することは、自身の成長に繋がり、幸福感を得る一つの才能と言えるでしょう。 自分の興味や情熱に向き合い、その分野で深く取り組むことで、個人的な成就感や社会的な評価を得ることができるのです。 もしあなたが自分の苦手分野を克服したいと感じるのであれば、まずは自分の好きなことから始めてみてはいかがでしょうか?  ...
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足部の評価はとても重要ですが靴にまで着目してますか?

足部の評価はとても重要ですが靴にまで着目してますか?

変形性膝関節症は、膝の関節軟骨が劣化する病態であり、 疼痛や機能障害を引き起こすことがあります。 その予防には、ただ運動や体重管理だけでなく、靴の選択も重要です。   靴は膝にかかる負荷や圧力に影響を与えるため、変形性膝関節症予防に大きな役割を果たすため、靴の評価もきちんとしなければいけません。 その理由について解説してみたいと思います。   変形性膝関節症の予防のために靴の評価をする理由とは? 変形性膝関節症を予防するためには靴の評価がとても重要になります。 その理由は地面と唯一接地しているのは足部であり、足部の環境が変われば膝にかかる負担も変わります。 そのためには適切な靴の選択が重要になります。 適切な靴を選択するためには 第一に、クッションとサポートが必要です。適切な靴は、足のアーチや関節への負担を軽減する役割を果たします。 足裏のクッションやアーチサポートが備わった靴は、歩行時の負担を分散し、膝へのストレスを軽減します。 第二に、適切な靴は姿勢をサポートします。不適切な靴は歩行時の姿勢に影響を及ぼし、膝に余分な圧力をかける可能性があります。 適切な靴は、正しい姿勢を維持するために重要です。   第三に、靴の選択は歩行や運動の快適性に影響を与えます。 履き心地の悪い靴は、歩行や運動時の動作を制限し、膝に無理な負荷をかける可能性があります。 快適な靴は、自然な動作を促進し、膝への負担を軽減します。   要するに、靴の選択は変形性膝関節症の予防において重要な要素であると言えます。 適切な靴を選ぶことで、膝への負担を軽減し、健康な関節機能を維持することができます。こうした靴の選択について適切な評価方法を学ぶためのセミナーはこちらがあります。   若手セラピストのための足部・足関節の基礎知識・評価技術と靴の選定方法 講師:保井 亮汰 先生 みなみ台整形外科 / 理学療法士...
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呼吸器疾患の血中酸素濃度が低下した場合どういう対処法が必要か?

呼吸器疾患の血中酸素濃度が低下した場合どういう対処法が必要か?

リハビリ現場において、SpO2が低下して呼吸苦を訴える患者様は少なくありません。 その場合、身体の中でどのような反応が起こっているのかをあなたはきちんと理解していますか? SpO2が徐々に下がってきた 酸素解離曲線の理解はどのようにすればいいのか? チアノーゼ症状が出現してきたのだが運動を進めてもいいのか? こうした悩みは臨床の中で結構多い悩みだと思います。 リハビリを進めてもいいのか、中止すべきなのか?その判断が求められます。 今日はそうした内容について考えてみたいと思います。   血中酸素濃度が低下した場合、リハビリは中止すべきか? 患者様を離床させたり、歩行練習を行ったりすると、 呼吸器疾患や心疾患だけでなく、脳血管疾患や寝たきりの患者様はSpO2が低下してくる場合もあります。 その場合、リハビリを中止すべきなのか、それとも落ち着くまで回復を待つべきなのかで悩むことってありませんか?   私自身も先日訪問先で寝たきりの患者様のリハビリを行う際に、SpO2が低下してなかなか数値が取れないという患者様を経験しました。 この患者様は嚥下機能が低下しており口腔内に痰が貯留してくることで、 息がしずらいという病態を抱えておられましたので、 口腔貯留の痰を除去することで楽になりましたのでリハビリ対応が可能になっていました。   こうしたSpO2が低下している原因をきちんと精査し、 どうすれば解決できるのかを理解することがリハビリを進めていくうえで重要になるのですが あなたは低下しているから中止すると安易に考えていませんか?   なぜSpO2が低下したのか、その患者さんの酸素化を阻害している要因は何なのか? 同じSpO298%であっても、呼吸状態や酸素投与条件によって解釈は異なります。 100%であればよいというわけでもありません。   呼吸とは何か? 換気とは何か? どのようなメカニズムで行われているのか...
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パーキンソン症状を呈する神経難病を学んでみませんか?

パーキンソン症状を呈する神経難病を学んでみませんか?

パーキンソン症候群を呈する患者様を担当したことはありますか? パーキンソン症候群を呈するからといってパーキンソン病であるとは限りません。 脳血管疾患でも出現しますし、神経難病でも出現します。   特に神経難病は、パーキンソン症状だけでなく様々な病態が現れます。 その症状をきちんと理解し、リハビリを進めていくことが我々リハビリ職種には求められています。 その時に我々が考えておくべきことを今日は解説してみたいと思います。   神経難病を理解することでリハビリの進め方が理解できる 昨今、神経難病に認定されている疾患は徐々に増えてきているといっても過言ではありません。 特に 多系統萎縮症(MSA) 進行性核上性麻痺(PSP) 大脳皮質基底核変性症(CBS) レビー小体型認知症(DLB) こうした疾患は指定難病として知られており、臨床で働くあなたも目にしたことがあるのではないでしょうか? 神経難病を呈する疾患は年々増加傾向にあるといっても過言ではありません。 もちろんパーキンソン病は高齢者が世界的に増加傾向にあるため、同時にパーキンソン病も増加傾向にあり、パーキンソンパンデミックと呼ばれる問題に直面しています。   そのため、我々リハビリ職種はパーキンソン病やパーキンソン症状を呈する疾患をきちんと理解し、患者様の病態を学ぶことでリハビリを進めていくことが求められているのです。   私自身も訪問現場で働いていて、神経難病を患っておられる患者様を多く抱えています。 地域や訪問現場では神経難病を呈する患者様は増えているのです。   もしあなたがこうした疾患を担当しているのであれば、ぜひ一度神経難病について考えてみませんか?   パーキンソン症候群を呈する神経難病のリハビリの進め方 講師:寄本 恵輔 先生...
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脳卒中片麻痺患者様の痛みをどのように考えるべきか?

脳卒中片麻痺患者様の痛みをどのように考えるべきか?

脳卒中片麻痺患者様の膝の痛みなどが日常生活や、動作の妨げになる場面はよく見かけます。どうしても早期離床・早期歩行を求められる現状において、身体の調整をうまく進めることができないということは少なくありません。 その場合どのようにこの痛みを調整していくべきなのでしょうか? 今日は脳卒中片麻痺患者様の膝の痛みについて考えてみたいと思います。 脳卒中片麻痺患者様の膝の痛みをどのように考えるべきか? 脳卒中片麻痺患者様の早期離床・早期歩行によって歩行練習をどんどん進める中で、膝の痛みを呈する患者様は少なくありません。 麻痺側下肢への荷重がうまくいかない 身体の身体重心がずれている 無理な力が入っている など様々な問題が原因で膝の痛みを呈することは多いと思います。 その場合考えるべきは、歩行周期や正常動作において、バイオメカニクス敵にどこが逸脱しているのかを考えなければいけません。   どうしても歩行動作において歩行速度を上げて早く自宅復帰を促したいという気持ちはわからくはありません。 しかしながら無理な動作を続けて身体に負担を強いてしまうより 少しレベルを下げて身体が得られるべき歩行動作におけるバイオメカニクスに基づいた運動動作学習を積極的に練習する方が 私は効率的な歩行動作の獲得につながると考えていますが皆さんはいかがでしょうか?   もしこうした内容に興味があるのであれば、こちらのセミナーをご紹介させていただきます。   脳卒中片麻痺のリハビリで覚えておきたい歩行動作治療の原則|片麻痺患者の疼痛の考え方 講師:奥野 泰介 先生 加納総合病院  リハビリテーション科 科長 理学療法士 ※その他略歴はこちら   本日も最後までお読みいただきありがとうございました。    ...
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ストレッチ技術を徹底的に学べるセミナーがエポックにはあります

ストレッチ技術を徹底的に学べるセミナーがエポックにはあります

セラピストにとってストレッチ技術を極めるということはとても重要になります。しかしながらストレッチ技術は学生時代に少し学んだ程度で、徹底的に学んだ経験があるという方は少ないのではないでしょうか? 私自身もストレッチ技術を学んだのは学生時代に少しだけで、臨床に出てからはあまり学ぶ機会は少なかったです。しかしながらストレッチ技術は学べば学分ほど奥深いなと感じました。その理由について今日は考えてみたいと思います。   ストレッチ技術を臨床に出てから学ぶべき理由とは? ストレッチ技術の学習はセラピストにとって極めて重要です。 セラピストが適切なストレッチ技術を習得することは、クライアントの健康とリカバリーに大きな影響を及ぼす要素となります。   まず第一に、ストレッチ技術は体の柔軟性を向上させるための有力な手段です。 筋肉や関節が適切な柔軟性を持つことは、身体の動きの幅を広げ、 日常生活やスポーツ活動において怪我のリスクを減少させる役割を果たします。 セラピストが適切なストレッチ法を提供することで、クライアントの体がより健康的な状態に導かれることになります。 さらに、ストレッチは血液循環を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。セラピストが適切なストレッチ技術をマスターすることで、クライアントの痛みや不快感を軽減する手助けができます。 これは、慢性的な疼痛やストレスの緩和にもつながる重要な要素です。 しかしながら臨床に出るまでに学生時代に学ぶ機会が少しある程度で、臨床に出てからしっかりと学んだという経験があるセラピストは若手のうちには少ないように思います。 こうした基礎的な技術を徹底的に学ぶということは、臨床においてとても重要な役割を担いますので、ぜひ徹底的に学ぶことをおすすめします。   もしストレッチ技術を徹底的に学びたいと考えているのであればこちらのセミナーがおすすめです。   理学療法士・作業療法士のための肩関節痛に対するストレッチ技術とリハビリ 講師:芝 由則 先生 ひろし整形外科 リハビリテーション科科長/理学療法士  ※その他略歴はこちら     本日も最後までお読みいただきありがとうございました。  
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心不全患者様はこれから増加傾向になる可能性があります

心不全患者様はこれから増加傾向になる可能性があります

2025年問題により高齢者が増加傾向になることが予想されます。 そのため循環器疾患は同様に増加する可能性が考えられます。 つまり、我々リハビリ職種は循環器系・呼吸器系の知識を付けて患者様へのリハビリに臨まなければなりません。 心疾患も同様に増加することが予想されていますので、今日はその理由について考えてみたいと思います。   心不全患者様が増えてくる理由について 心不全患者様はこれからさらに増加することをあなたは知っていますか? 現在の心不全患者数は約100万人と推定されています。しかも2035年までにさらに増加することが予想されているのです。 この心不全患者様の増加は世界的に問題になっており、心不全パンデミックと呼ばれており爆発的な流行が示唆されています。   パンデミックという言葉は直近ではコロナウィルスの蔓延によってよく耳にしましたよね。 このように心不全患者様が世界的に増大することがすでに予想されているのです。 この現状に対して我々リハビリ職種は、心不全に対しての知識をきちんと身に着ける必要があります。 なぜなら心不全患者様が増加することが予想できているのに、心不全の知識もなく運動負荷をかけてリハビリができると思いますか?   日本の人口も2025年には団塊の世代が65歳を超えるという問題を抱えています。そのため心不全を抱えた患者数が増加することも火を見るよりも明らかです。   ぜひ心不全に対するリハビリの知識を学ぶことをおすすめします。 もし興味があるなたこちらのセミナーをチェックしてみてください。 PT・OTが学ぶべき心疾患のリハビリの進め方|ここがポイント! 心不全の理学的所見(診かた・考え方) 講師:松尾 善美 先生  武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部 教授 / 上級心臓リハビリテーション指導士 ※その他略歴はこちら     西村...
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血中酸素飽和度が低下すると実際どうなるの?

血中酸素飽和度が低下すると実際どうなるの?

臨床の中でバイタルサインのチェックは欠かせません。 血圧 脈拍 SpO2   こうした評価技術はリハビリ職だけでなく、医療従事者ならすべてのスタッフがフィジカルアセスメントを取れるようにしておかなければいけません。 血圧や脈拍のフィジカルアセスメントセミナーは数多くみられますが、 SpO2が低下することで身体はどうなるのか?というセミナーは少ないように感じます。 今日はこうしたセミナーのご紹介をさせていただきます。   血中酸素飽和度が低下すると身体はどういう反応を呈するのか? 血中酸素飽和度が低下すると、実際身体はどのような反応を呈するのでしょうか? SpO2の評価と聞くと、呼吸器疾患で起こるという認識が強いと思います。 しかしながら呼吸器疾患だけでなく、心疾患や神経難病、脳血管疾患や高齢者でも起こります。 臨床で働くセラピストは、呼吸・循環の領域において解剖学・運動生理学といった安静時~運動時における生体反応の理解と臓器連関を通した臨床推論は教育場面において学習不十分であることが多いように思います。 例えば患者様が息切れを起こしていたとしましょう。 その息切れは血中酸素飽和度が低下して息切れを呈しているのか、それとも運動耐用能が低くて息切れを呈しているのかどちらかきちんと評価できていますか?   こうしたちょっとした患者様の状態変化に敏感になり、きちんと評価できるかどうかが臨床の中では重要になってきます。 それがリスク管理に繋がり、患者様の生命予後にもつながるのです。 今日はこうした評価技術を学べるセミナーをリリースしましたので紹介しましょう。   呼吸不全に対する評価と治療|循環・呼吸器疾患のリハビリテーション 講師:森田 和弥 先生 横浜労災病院 理学療法士 循環・呼吸器認定理学療法士 ※その他略歴はこちら   もし興味がありましたら是非チェックしてみてくださいね。...
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エポックセミナーは一括申込でお得に受講が可能です

エポックセミナーは一括申込でお得に受講が可能です

いつもエポックセミナーをご利用いただきまして誠にありがとうございます。 エポックセミナーはほとんど毎日様々なセミナーを開催しています。 あなたも一度は見てくださったことがあるのではないでしょうか? 興味のあるセミナーはありましたでしょうか?   エポックセミナーはシリーズで開催しているセミナーもあります。 シリーズで開催しているセミナーは一括申込をしてくださると 単発申し込みよりも10%お安く受講することができると知っていましたか? 今日はその理由についてお話ししたいと思います。   エポックセミナーは一括申込で10%お安くご受講が可能です 結論から申し上げると、エポックセミナーはシリーズ開催をしているセミナーについては一括申込をしていただくと、単発でお申し込みをいただくよりも10%お安くご受講が可能です。   オンラインで様々な情報を得ることができるようになった現代社会において、 ネットリテラシーが求められるようになってきました。   エポックセミナー事業部も、実績ある講師を皆様にご紹介させていただいています。 しかしながらある程度の講師費用が掛かる講師もあるため、皆様にご負担いただく金額が上がる場合もあります。 その場合についてはシリーズで開催することで一回当たりの費用負担を減らす方法を考えています。   現状、年末にかけてシリーズ開催を企画しているセミナーも数多くご用意させていただいています。 それらも一括でお申し込みをいただければ、10%お安くご受講が可能ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。   本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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股関節疾患のリハビリを基礎から学びたいならこのセミナーがおすすめ

股関節疾患のリハビリを基礎から学びたいならこのセミナーがおすすめ

変形性股関節症や外傷後の股関節手術後のリハビリは新人セラピストに課せられた試練だといっても過言ではありません。 私自身も1~2年目の頃は股関節疾患のリハビリを良く担当させていただきました。 こうした股関節疾患のリハビリで困ることと言えば、荷重感覚がうまくいかず患側で身体をうまく支持できないという問題ではないでしょうか?   私自身こうした問題には結構悩まされました。 おそらくこうした悩みを抱えているセラピストは多いと思います。 そんな時にあなたはどのように評価し、リハビリを進めますか? 股関節疾患がなぜ荷重できないのか、どのように運動療法を進めるべきなのかを考えてみませんか?   股関節疾患のリハビリは評価がすべてだと講師は解説しています 股関節疾患のリハビリは評価に始まり評価に終わると、私の恩師は教えてくださいました。 これは実は股関節疾患に限るものではありませんが、新人セラピストの時に股関節疾患を担当した私に対して恩師が教えてくださった言葉です。   関節可動域や筋力測定、感覚検査など様々な評価技術が我々にはあります。 しかしながらどうしても関節可動域や筋力評価に集約してしまい もっと細かな評価技術を私はおろそかにしていたと当時の私は感じていました。   例えば、免荷の評価をするときに体重計を二つ並べて、患側への荷重量を評価する方法というものがあります。 こうした評価技術は、例えば足関節術後やTKA術後などの免荷期間の評価には使用しますが、人工股関節術後の患者様は術後早期から全荷重リハビリを行うため、なかなか使用することはありません。   しかしながらこうした評価技術は、同時に治療技術にもなりうるのです。 視覚的に今どれくらい荷重ができているのかを客観的に知る方法になります。 リハビリの中では「もっと荷重をかけて」など声掛けをしていると思いますが 患者様からしては「結構荷重かけているのにな」という悩みに繋がりかねません。 こうした評価方法は患者様に対しての客観的な治療技術なのです。   ぜひこうした技術を学んでみませんか?   若手セラピスト向け股関節疾患・外傷の術後荷重困難に対する評価と運動療法  ...
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成人片麻痺患者様のリハビリに必要な正常発達分析を徹底解説

成人片麻痺患者様のリハビリに必要な正常発達分析を徹底解説

脳卒中片麻痺患者様のリハビリを担当することは多いと思います。 早期離床、早期歩行のリハビリを求められる現場では、少しでも多く歩かせるということが行われますが、基本動作の獲得もとても重要な治療内容になります。 特にベッド上の寝返りや起き上がり動作練習はなかなか獲得が難しいと感じる方も少なくありません。   こうしたときにあなたはどのようにリハビリを行いますか? 今日はベッド上での寝返り動作を例にあげて正常発達分析の評価方法について考えてみたいと思います。 寝返り動作の獲得を正常発達分析から考えてみる 生まれたての赤ちゃんが徐々に成長していく過程をあなたは見たことがありますか? 自分の子供がおられる方はわかると思いますが、子供はまず見ることから始めます。 自分の空間における情報を目を通じて情報収集を行い、その後に自分の目と手との協調性を獲得していきます。 その時に重要になるのは頭頚部の働きと、その際の眼球運動、上肢の動きです。 頭部が左右に回旋することや、頭部を床面から持ち上げるなどの動作が重要になるのです。頭部を持ち上げることは重心位置を身体中心に近づける役割があるのです。   こうした寝返り動作を小児の発達学的に考えることが脳卒中片麻痺患者様のリハビリには必要だと私は考えています。   その時に講師の北山先生に相談させていただいたところ、こうしたテーマで新しくご講演をいただけることになりました。 今回のシリーズは成人片麻痺患者様の基本動作を正常発達学的な視点から評価・治療する|一括申込です。 講師:北山 哲也 先生甲斐リハビリテーションクリニック 副院長 / 理学療法士 / IBITA / JBITA Bobath Basic Course...
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栄養学の知識はセラピストには重要だといわれる理由とは?

栄養学の知識はセラピストには重要だといわれる理由とは?

近年リハビリ栄養の知識がセラピストには求められています。 リハビリテーションと栄養は、健康と回復の大切な要素を担っています。 理学療法士がリハビリ栄養の知識を学ぶことは、患者の総合的なケアを提供する上で極めて重要です。   しかしながら臨床では看護師や管理栄養士に一任されており、 セラピストが栄養学を学ぶ機会は少ないのが現状です。 確かに専門的なことは専門家に任せるのが一番ではありますが 近年NST委員会などで理学療法士や作業療法士が栄養学に触れる機会は増え始めています。 今日は栄養学をセラピストが学ぶ理由について考えてみたいと思います。   いまセラピストに栄養学の知識が求められている理由は? 2024年問題はすでに皆さんもご存じだと思いますが、高齢者が徐々に増えておりこれから患者様が地域に増えてくることが予想されています。 つまり在宅での高齢者の生活を支えるのは我々介護・医療で働くスタッフにかかっているといっても過言ではありません。   そんな中で看護師や管理栄養士が患者様のご自宅に向かって、栄養指導を行うということはなかなかできないといっても過言ではありません。 ですので我々理学療法士や作業療法士が、栄養学の知識を持って患者様のフィジカルアセスメントをきちんと把握できることがこれからの時代には求められるといっても過言ではありません。   入院される前にはクリニックや整体院などに患者様は来られるわけです。 もしセラピストが栄養学の知識を事前に学んでいれば、そこで事前にアドバイスであったり、問題の確認をすることで他職種への情報共有ができるようになるのではないでしょうか? 治療技術や評価技術を徹底的に勉強していても、その根底となる栄養状態が不安定では、効果的なリハビリを提供することはできません。 ぜひこれからの時代を担うセラピストには、栄養学の知識を徹底的に学んでほしいと思います。   もしこうした内容に興味があるのであれば、こちらのセミナーをチェックしてみてください。 若手セラピストのための病期別栄養学的フィジカルアセスメントのすすめ 一括申込   講師:坂本 陽子 先生 医療法人社団蘇生会 蘇生会総合病院 管理栄養士 ※その他略歴はこちら...
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変形性膝関節症を呈する患者様は今後増加傾向にあるって本当?

変形性膝関節症を呈する患者様は今後増加傾向にあるって本当?

変形性膝関節症の発症原因は主に加齢であるといわれています。 ということは、2025年問題として提唱されている超高齢社会の突入を前に、 変形性関節症を呈する患者様の増加は火を見るよりも明らかだと感じるのは私だけでしょうか?   そんな中でこれからリハビリを担当していくあなたにとっては、変形性膝関節症の原因の理解と、その治療法は必ずと言っても過言ではないほど必要な知識だと私は感じています。 そのため、本日は変形性膝関節症の治療について解説してくださる講師をご紹介したいと思います。   今後増加する変形性膝関節症の治療をオンラインで学ぶならこの講師がおすすめ   人工膝関節術後の関わり方がわからない 変形性膝関節症の痛みの解決方法がわからない どのようなアプローチをすればいいかわからない   こうした悩みを抱えているセラピストは意外と多いと感じています。 しかし今の時代はオンラインで様々な情報を得ることができる時代となりました。   つまり整形外科疾患を専門的に対応しているスペシャリストと繋がることも容易ではないということです。 膝関節の治療を学ぶのであれば、学校の教員よりも、整形外科疾患を積極的に受け入れ、様々な治療実績を上げている病院で働いている理学療法士に学びたいと思いませんか?   今回ご紹介できる講師は、京都の下賀茂病院でご活躍中であると同時に、 整形外科リハビリテーション学会でも活躍されている為沢先生にお越しいただいております。 変形性膝関節症の治療であったり、TKA術後の患者様のリハビリの進め方を徹底的に学ぶことのできる特別なセミナーになっています。   もしあなたが膝関節痛を呈する患者様のリハビリが苦手だと感じているのであれば、このセミナーをぜひチェックしてみてくださいね。   若手セラピスト向け膝関節の評価とリハビリテーションの進め方   講師:為沢 一弘 先生京都下鴨病院 理学療法士...
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