ストレッチを基礎から学ぶセミナーがついに登場!
「ストレッチは何秒行うのが効果的なのか?」
この問いは、臨床の現場でもたびたび話題になります。
私たち理学療法士や作業療法士にとって、ストレッチは日常的に用いる重要な治療手技のひとつですが、
その“時間”については意外と曖昧なまま実施されていることも少なくありません。
「なんとなく20秒くらい」
「とりあえず形だけでも」
そんな感覚で行っていないでしょうか
しかし、ストレッチの効果は時間に大きく左右されます。
筋肉の性質や対象となる目的によって、必要な持続時間は変わるということを、改めて意識する必要があります。
今回は、ストレッチの持続時間がどのように効果と関係しているのかを整理しながら、
臨床での実践にどう活かしていくべきかを考えてみましょう。
ストレッチは何秒行うのが効果的なのか?
ストレッチを行う上で考えておくべきこと、それは個別の筋をきちんと理解したうえでストレッチを行うということです。
- どの筋が短縮しているのか?
- 何が問題になっているのか?
これをきちんと理解することはもちろんのこと、どのようにストレッチを行うことが重要なのかを理解しなければいけません。
また臨床で最も実施頻度の高い「伸張運動(筋ストレッチング)」に焦点を当て、基礎的な筋の触察法もできなければいけません。
そして何より問題となるのは、「ストレッチは何秒行うことが効果的なのか?」ということです。
一般的には20秒はストレッチを行うことが重要であると言われています。
ではなぜ20秒という時間が必要なのか?
それは伸張反射を抑制していくために必要な時間なのです。
加えてストレッチを効果的に行うために必要な4原則についてお伝えしましょう。
ストレッチの4原則とは?
ストレッチはただ単に筋を伸ばせばいいというものではありません。
前述したように筋を効果的にストレッチするためには必要な原則というものがあります。
まずは20秒を3セット行うということ。
その理由は筋を伸長すると、伸張反射が起こります。
その結果、これ以上伸びないように身体は反応するのが最初のストレッチです。
その後、二回、三回とストレッチを行うことで筋を伸長することができるようになるのです。
次にストレッチ間の休憩は一瞬だけにしなければいけません。
休憩時間を長めに取ってしまうと伸張反射が再度出現してしまうからです。
そして反動をつけないこと。
この記事では静的ストレッチのご紹介をしていますので、反動をつけると伸張反射を誘発してしまいます。しっかり息を吐きながらじっくり伸ばすことが重要です。
最後に入浴後など体が温まった状態で行うことが重要。
血行が良くなっている入浴後が一番ストレッチとして効果的なタイミングです。
筋が伸びて痛気持ちいいくらいで進めていただくのがいいかもしれませんね。
このセミナーを受けることで
- ストレッチングの神経生理学的メカニズムを基礎から学ぶことができる
- 各部位の個別筋のストレッチ技術を学ぶことができる
- 臨床での活用を想定した技術解説を聞くことができる
というメリットがありますのでおすすめですよ。
ぜひチェックしてみてください。
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