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脳卒中片麻痺患者様が自宅復帰で必要な洗濯物干し動作の練習法とは?

洗濯物干しや掃除機掛けはリーチやしゃがみ、物の運搬など応用的動作を含みます。家事支援を利用する方も多いですが、自立を望む患者にとって、訪問リハでの家事動作練習は重要です。

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人工呼吸器を装着している患者様の運動療法について考えてみませんか?

神経難病リハビリでは呼吸機能評価が欠かせません。ALSやパーキンソン病に限らず、呼吸機能低下はADLに直結します。また人工呼吸器装着中でも運動療法は可能ですが、知らずに最期を迎える方も多いです。正しい理学療法や作業療法方法を学び、一緒に支援する方法を学びましょう

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アナトミートレインは筋膜連結を理解するために重要な知識です

アナトミートレインという治療技術を聞いたことがありますか?我々療法士界隈でも比較的人気の技術として知られてきました。一時期筋膜リリースという技術も理学療法士や作業療法士のなかでも浸透しました。こうした技術を今日は考えてみたいと思います。
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理学療法士がレントゲン所見をチェックする癖をつけておくべき理由とは?

レントゲン所見をなぜセラピストが見る必要があるのか?という疑問を持つ方もおられると思います。その患者様の痛みをあなたが治療できるものなのかどうかを理解して対応していますか?レントゲンを見て「どうなっているのか?」を理解することはできると思いませんか?

 

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高齢者の嚥下機能低下は理学療法士や作業療法士こそ考えるべき

高齢者の健康維持において、嚥下機能の低下は避けて通れない重要なテーマです。 嚥下機能は、食べ物や液体を飲み込むための複雑な動作であり、 正常な嚥下機能は健康的な食事摂取と栄養吸収の鍵を担います。 しかし、高齢者においては嚥下機能が低下することがあり、これに伴うリスクが健康や生活に及ぼす影響は深刻です。 その嚥下機能を評価するのは言語聴覚士だけではありません。我々理学療法士や作業療法士も同様に関わっていかなければいけません。 その理由について今日は解説します。   理学療法士や作業療法士が嚥下機能評価にかかわるべき理由とは? 高齢者の嚥下機能低下は、さまざまな健康上の問題を引き起こす可能性があります。 まず、嚥下困難や誤嚥が起こることで、肺炎や呼吸器感染症のリスクが増加します。 これは、高齢者の免疫機能が低下しているため、重篤な合併症を引き起こす可能性が高いです。 さらに、嚥下機能低下は栄養状態にも影響を及ぼします。 食事の嚥下が難しくなると、栄養摂取量が減少し、栄養不良や体重減少のリスクが高まります。 これにより体力の低下や免疫力の低下が進み、健康問題が悪化する可能性があります。 こうした問題を未然に防ぐために、高齢者の嚥下機能低下を予防する取り組みが重要ですが、言語聴覚士だけでは手が足りていないのが現状です。   理学療法士や作業療法士ができる嚥下機能の評価とは? 我々理学療法士や作業療法士が嚥下機能低下の予防に取り組む際、特に大切なのは次の3つのポイントです。   1. 早期の評価とスクリーニング 高齢者の嚥下機能には個人差が大きく、しかも自覚症状が軽い場合は見過ごされやすいものです。そのため、早い段階で評価やスクリーニングを行い、変化を見逃さないことが重要です。簡単なスクリーニングであれば、言語聴覚士でなくても理学療法士・作業療法士が実施できるものがあります。 2. リハビリテーションの実施 嚥下機能が低下した場合、筋力トレーニングや口腔筋のエクササイズといったリハビリが有効です。これにより口腔や咽頭の筋肉を強化し、嚥下の改善が期待できます。実施にあたっては、言語聴覚士と情報を共有し、協力しながら進めることでより効果的な支援につながります。 3. 栄養の最適化 嚥下機能の維持には、栄養バランスの整った食事も欠かせません。特にたんぱく質・ビタミン・ミネラルの摂取を意識し、適切な栄養状態を保つことが大切です。リハビリ職種にも、こうした栄養状態を正しく評価する視点と技術が求められています。   高齢者の嚥下機能低下を予防することは、健康寿命の延伸や生活の質の向上に直結する大切な取り組みです。...
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【関西開催】冨田昌夫先生による実技講習会に興味ありませんか?

患者様は様々な問題点を抱えて、日々リハビリに取り組まれていると思います。 そこにはネガティブな感情を抱えているという方も少なくありません。 動きたくない 痛みが強い 怖い こうしたネガティブな行動は、動作練習や日常生活にどのような影響を与えるのでしょうか? この問題を解決するためには、単に動作を繰り返し練習することで成功体験を積ませるだけでは不十分です。 自分でやりたいと思ったことが自分でできたと認識し、 感動したり喜んだりして強化学習ができるように誘導することが極めて大切です。   動画配信サービスでクラインフォーゲルバッハの運動学を基礎から理解することができます 動画配信サービスでは、いつでも見たいときに見ることができるというメリットがあります。 今までは決まった時間にスマートフォンやパソコンを開いてセミナーを受講することが一般的でした。 しかし動画配信サービスでは決まった期限内に見たいときに見ることができるというメリットがあります。   クラインフォーゲルバッハの運動学に興味があったけどなかなか難しくて手が出なかったという方も少なくありません。   冨田昌夫先生による実技講習会10月開催決定! 患者様に関わるうえで重要なこと、それは学習の支援に際して不安や自身の喪失への働きかけが重要だと冨田昌夫先生はおっしゃっておられました。   患者さんによっては動作分析や評価をしっかり行い、運動学的な問題点を拾い上げ、できないことを繰り返し練習して治療することも重要です。 しかし、回復期リハ病棟の患者さんでは怪我や損傷で自分自身に自信を持てなくなったり不安になったりしている患者さんが極めて多いです。 不安の大きな患者さんはできないことをくり返しても学習に結び付きません。 かえって不安を強めたり緊張して動けなくなったりしてしまいます。   そのために我々が考えることは何か? それを実技を通じて学んでいただきます。   【実技講習会】情動と報酬系へのアプローチに欠かせないセラピスト自身の身体づくり  ...
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座位から立ち上がって歩くまでに重要な重心移動の考え方とは?

支持基底面の広い姿勢において、どのように重心を移動させるか。基本動作のリハビリにおいてここを考えることはとても重要です。

我々の動作は、いかに重心を安定した位置において姿勢を保つか、動作を行うかということに集約されるように思います。その方法についてまとめてみました。

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認知症予防のために家族ができることとは?

認知症予防や認知機能低下への対応の重要性を家族や医療従事者の立場から考察。運動習慣や外出機会の確保が予防に有効であり、患者への指示は短く具体的に示すなど工夫が必要と述べ、活動評価を学べるセミナーを紹介します
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