触診技術を極めるためにまずしておくべきこととは?
あなたは触診技術の研鑽を心掛けていますか?
触診技術は患者様の身体を触るためには必要な技術です。
当たり前のことかもしれませんが、私たちは筋肉を直接見ることはできません。
筋・骨・神経・靭帯などの位置関係を正確に把握していなければ、
適切な触診や治療介入ができません。
そのためには何を覚えておくべきなのかを今日は解説します。
触診技術の習得には体表解剖をまず理解しよう
触診技術を高めるためには体表解剖を理解することが重要です。
体表解剖とは、身体の表面から筋の走行や筋と筋の間を視覚的に理解することです。
例えば前腕で言うと腕橈骨筋がどこからどこに走っているかを
マジックで縁取りしてみてください。
きちんと端から端まで縁取りはできますか?
こうした体表解剖を全身でできるようにしなければ
どこを触ってどのように押すべきなのかがきちんとわかりません。
こうした技術を徹底的に学ぶことが触診技術には重要になるのです。
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理学療法士・作業療法士に必要な体表解剖学的特徴とその臨床への応用について
講師:柴本 圭悟 先生(社会医療法人愛生会総合上飯田第一病院 理学療法士 運動器認定理学療法士 / 体表解剖学研究会講師 マッケンジー法認定資格)
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