認知症予防のために家族ができることとは?
- どのように認知機能は低下していくのか?
- 認知症発症・進行予防のメカニズムとは?
- 認知症予防のために脳を刺激するためにはどうすればいいのか?
こうした疑問を持ったことはありませんか?
私自身は家族がこうした問題に対して悩むことが増えてきました。
年齢的なものと割り切ることはできても、なかなか納得はできないものです。
少しでもこうした問題を解決するために自分自身ができることはないものか、
日々悩んでいます。
今日はこうした問題に対して考えてみたいと思います。
認知症予防のために私たちが考えるべきこととは?
日本人口の年齢別比率の変化に伴い、超高齢化社会に突入し始めています。
その渦中にある我々リハビリ職種は、認知症予防事業等に関わる機会が増えています。
一方で、完璧な予防法がない中で、認知症予防を強調することは、「認知症を発症したのは本人が予防しなかったからだ」と、認知症者に対する誤解や偏見につながるとの批判もあります。
こうした問題に対して我々医療従事者は正しい知識を持ったうえで
患者様に関わっていかなければいけません。
特に「予防」という点においては、病院受診に至るまでに我々家族が徹底的に関わりながら、予防をしていく必要があります。
他人事ではいられないのです。
そのためにはやはり外出機会を増やしたり、運動量を増やすということがとても重要になります。
実際のところ、週3回以上の運動習慣を持っていた高齢者は、認知症になるリスクが低いことが分かっています。
自分一人ではなかなか運動することができないと感じている方も増えているはず。私の親も同様です。だからこそ家族が関わることの重要性をぜひ皆さまにもお伝えできればなと思います。
もし認知症予防に興味があればこちらのセミナーもぜひチェックしてみてください。
2024年9月19日(木)20:00~21:30【オンライン開催】
脳神経学的視点から考える認知症発症・進行予防のためのリハビリ
講師:山上 徹也 先生
群馬大学大学院 / 教授 / 理学療法士