注意障害を呈する脳血管疾患のリハビリで重要なこととは?

注意障害を呈する脳血管疾患は少なくありません。こうした症状はリハビリを進めるうえで様々な問題を生じます。

注意障害とは、集中力や注意力の低下、物事への集中が持続できないといった症状を指します。

脳血管疾患の後遺症として現れることが多く、日常生活に大きな支障をきたします。

 

こうした症状を呈する患者様へのリハビリを進めるうえで重要なことは何かを今日は考えたいと思います。

 

注意障害を呈する脳血管疾患のリハビリの注意点とは?

例えば、物事に集中できずに作業効率が下がったり、

会話の流れを把握できなくなったりと、社会生活に支障をきたす症状として注意障害の理解は欠かせません。

脳血管疾患においてこうした症状を呈する患者様は多く、

リハビリ現場や日常生活の中で様々な問題を呈します。

だからこそリハビリを積極的に行いながら自分の現状を理解することに努め、

脳の可塑性を活用し、注意力や集中力の向上を目指します。

 

具体的には、注意力を要する課題に取り組むことで、徐々に注意力を高めていきます。

 

その際に我々が注意しておかなければいけないのは、患者様のリハビリにおける環境設定です。

例えば周りに注意が散漫してしまう状況にあるのに、

日常会話が飛び交うような場面でのリハビリを提供してしまうと

患者様は集中してリハビリを行うことができません。

 

だからこそ我々は環境にこだわり、患者様のリハビリを提供していく必要があります。

 

他にも重要なことがありますが、詳細はこちらのセミナーでチェックしてみてはいかがでしょうか?

2024年10月23日(水) 20:00~21:30【オンライン開催】

理学療法士・作業療法士が悩む注意障害に対する理解とリハビリの進め方

 

講師:東 翼 先生

医療法人創治 竹本病院 / 作業療法士