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恐怖感が動作学習を制限するその理由とは?

なかなか動作学習ができないという症例を経験したことはありませんか? 自分が思っている動きと異なる動作をいつもしてしまう患者様にやきもきするという方もおられると思います。 その理由についてあなたは考えたことはありますか?   こうした動作学習について、私たちは認知機能の問題や 高次脳機能障害を疑うことはよくあると思います。 しかしながら、我々正常な場合においても、なかなかうまく動作学習がなされない場合もあるということをぜひ思い出してほしいのです。 その理由はなぜか?   今日はこうしたことについて解説してみたいと思います。   恐怖感が動作学習を制限する 残存した運動能力を潜在化させたり、 ポジティブな患者、ネガティブな患者を生み出したりする要因の根底にあるのは、 患者自身の身体の変化に伴う「動作イメージと実際の動きの違い」です。 このギャップが生じると、患者は不安を感じ、動きたくないというネガティブな感情に苛まれてしまいます。 それによって、運動能力的には可能であっても、最適なパフォーマンスを発揮できなくなるのです。   こうした場合において、我々は動作を反復してトレーニングするだけでは 患者様の動作学習にはつながりません。 そのためにはどう言ったことが必要になるのでしょうか?   まずは患者様の恐怖感や不安を取り除くことが重要であると 冨田昌夫先生は提唱されておられます。 こうしたことについて徹底的に解説していただけるセミナーをご用意しています。   ②2024年7月30日(第五火曜日)20:00~21:30【オンライン開催】 クラインフォーゲルバッハの運動学|運動の支援活動とバランス反応   講師:冨田...
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エポックオフラインセミナー新シリーズ開催決定!

呼吸リハビリテーションに関心がある方、 特に新しく学び始める方や現場で困っている理学療法士・作業療法士の方々はおられると思います。 特に、 今年から呼吸リハビリを学び始める方 呼吸器疾患を持つ患者さんのリハビリに挑戦中の方 神経筋疾患の患者さんの呼吸器ケアに携わっている方 ICUやベッドサイドでのリハビリテーションに取り組んでいる方 にとって呼吸の基礎医学を理解するということはなかなか難しいことではないでしょうか?   呼吸リハの評価技術を実技を通じて学びます コロナ渦は実技講習会を開催することはできませんでしたが、 徐々に実技講習会が解禁され始めてきています。   しかしコロナウィルスの感染は収まっていませんので注意は必要ですが いつまでも自粛するわけにはいきません。 患者様はいつまでも待ってくれるわけではありませんので 我々も常にアップデートしてリハビリに取り組んでいかなければいけません。   そんな中、エポックセミナーでは少人数限定での実技講習会を開催しています。 前回は脳卒中片麻痺の基本動作練習について学びました。 今回は呼吸リハの評価技術について、実技を通じて学びます。   今回のセミナーでは患者様のバックグラウンドを考慮したトレーニング方法を指導することが重要であることを説明したうえで、 一般的な呼吸リハビリテーションで使用される評価技術やトレーニング方法をご紹介します。 2024年8月26日(月)20:00~21:30 会場:ウィンドフォー伊丹301B号室 【少人数限定オフラインセミナー】新人セラピストのための呼吸器疾患のリハビリテーションの進め方 講師:久保田 峻介 先生 理学療法士...
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高次脳機能障害を呈する患者様のリハビリで気を付けることとは?

視力が保たれているのにも関わらず物品の呼称・使用法・分類が分からなくなる症状のことを失認(視覚失認)といいます。こうした症状を呈する患者様のリハビリに悩む方は少なくありません。若手理学療法士や作業療法士にわかりやすいセミナーをご紹介します。
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作業療法士がチェックしておくべきADL動作で覚えておくべき重心移動練習とは?

日常生活の中で食事をしたことが無いという方は少ないと思います。 食事動作は座ってるだけでどんな能力が必要なのか? と感じる方もおられると思います。   座位動作は静止肢位ではあるとはいえ、やらなければいけないことはとても多く 様々な要素を必要としています。 特に食事動作であれば、上肢を挙上して自分の腕の重さを保持するということが重要になります。   しかしながら座位で上肢をFleeにしてバランスを取るということは 脳卒中片麻痺患者様にとっては比較的高いレベルを要求されます。 こうしたときに考えておくべきことについて解説してみたいと思います。   食事動作における座位姿勢の安定性を向上させるためにはは重心移動を徹底しよう 病院における食事動作は比較的車いすで食事をとっていることが多い印象です。 ご自宅に帰っても、車いすを利用されるという方もおられると思います。 こうした食事動作において、車いすのような安全な場所で背部が安定しているところによりかかりながらの上肢の動きというものは、重心移動を必要としません。 そのため頭頚部や肩甲帯の代償を利用しながら動いていることが大半だと思います。 そうではなく、きちんと座面に荷重し、脊柱の伸展を利用した座位姿勢の獲得が重要になります。   重心位置をうまく自分でコントロールするという能力を獲得しておかなければ 例えばトイレ動作を考えたときに不安定な座面での座位保持能力の向上にはつながりません。 こうした座位練習は食事動作だけではなく、様々な環境で影響を与えてきます。 そのため積極的に重心移動を獲得させていきましょう。   脳卒中片麻痺患者様のADL練習を認知神経リハの概念を用いて考える|一括申込   講師:生野 達也 先生 動きのコツ研究所...
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作業療法士必見|上肢の動きに下肢の支持性は必須です

上肢を持ち上げる、という動作は、肩関節の動きだけではなく、下肢の支持性がしっかりしていないと、上肢を持ち上げることは困難です。しかしながらどうしても上肢は上肢、下肢は下肢と分離して考えていませんか?

若手理学療法士や作業療法士が陥りやすい問題について考えてみます。

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精神科デイケアにおける作業療法士の役割と専門性を考えてみませんか?

近年、精神科デイケアの重要性が増しており、その中で作業療法士の役割がますます注目されています。 精神科デイケアは、精神的な問題を抱える方々が日常生活をより良く送るための支援を提供する場です。 ここでは、作業療法士がどのように貢献しているのか、そしてなぜそのニーズが高まっているのかについて探ってみましょう。   精神科デイケアにおける作業療法士の役割とは? 精神科デイケアは日中活動の場として、患者さんが社会的なつながりを持ち、日常生活のスキルを向上させるためのプログラムを提供します。 これにより、患者さんは孤立感を軽減し、社会復帰に向けたステップを踏むことができます。 作業療法士は、このプログラムの中核を担う専門職であり、患者さん一人ひとりのニーズに合わせた個別の支援を行います。 そして作業療法士の強みは、一見遊びのような活動にリハビリテーションの要素や意味を持たせることができる点です。   こうしたデイケアで行われる活動を通じて対象者を理解(評価)するための視点や、活動に治療的意味を持たせるためのポイントについて学ぶ機会がエポックセミナーにできました。   2024年8月26日(月)20:00~21:30【オンライン開催】 精神科デイケアにおける作業療法士の役割と専門性|居場所支援から就労支援まで 講師:小川 泰弘 先生 森ノ宮医療大学  作業療法士 / 公認心理師   ※その他略歴はこちら
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痛みの軽減に特化した個別的な筋ストレッチングとは?

臨床の中でストレッチを使ったことが無いというセラピストは少ないはず。 しかしながら臨床に出てからストレッチ技術について勉強したことはありますか?   実はストレッチについて詳しく学んだことが無いというセラピストは少なくありません。実際のところIDストレッチの教科書だけで学んだという方もおられるほどです。   しかしセラピストにとってストレッチ技術はとても重要な技術です。 何秒伸長すればいいのか どのように伸長刺激を入れればいいのか どの方向に伸長を行えばいいのか どの肢位で行うべきなのか 実際このように問われると答えづらいというセラピストは少なくありません。 こうした技術を徹底的に学んでみませんか?   理学療法士・作業療法士は痛みの軽減に特化した個別的な筋ストレッチングとは? 理学療法士や作業療法士は、痛みの軽減において重要な役割を果たします。 特に、個別的な筋ストレッチングは、痛みの管理と機能回復において効果的な手法です。 筋ストレッチングは、筋肉の柔軟性を向上させ、血流を増加させることで、痛みを軽減し、関節の可動域を広げることで、日常生活での動作を楽にし、痛みの原因となる筋緊張を緩和します。   こうした技術を徹底的に学べるセミナーをエポックセミナーではご用意しております。 もしご興味がありましたらチェックしてみてください。   2024年①7月27日、②8月24日、③9月28日、④10月26日、⑤11月30日(土) 20:00~21:30【オンライン開催】 理学療法士・作業療法士向け筋の触察と個別筋ストレッチング技術集中講座|一括申込 講師:芝 由則 先生 ひろし整形外科 リハビリテーション科科長/理学療法士  ※その他略歴はこちら
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少人数制オフラインセミナー随時進行中です

7月から開催中のオフラインセミナーをあなたは知っていますか? 脳卒中片麻痺患者様の基本動作の評価とリハビリ方法について 若手セラピスト向けにわかりやすく解説しています。   少人数での実技講習会ですので、自分たちの悩みや 考えていることをディスカッションしながら進めることができますので 知識の補充だけでなく、臨床推論を考えながら進めることができますよ。   脳卒中片麻痺患者様の歩行動作のADLレベルのアップには座位姿勢から評価しよう   今回は座位姿勢の評価やバランス能力について 基礎的なところからお話をさせていただきます   座位姿勢がうまく取れていないと歩行動作の獲得には難渋するはずです。 歩行動作と座位姿勢の問題点がなかなか結び付かないと感じている方は ぜひ本セミナーをチェックしてみてください。   また   脳卒中片麻痺患者様の座位姿勢がどう歩行動作に繋がるかわからない 座位姿勢をどのように評価すべきかわからない 座位姿勢に対してどのようにアプローチをかけていけばいいかわからない という方にもおすすめですよ。   2024年7月15日 20:00~21:30 会場:ウィンドフォー伊丹301B号室 【少人数限定オフラインセミナー】新人のための脳卒中片麻痺患者の座位姿勢に対するリハビリの進め方
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