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認知症患者様のリハビリの進め方に悩むあなたへ

認知症患者様の心理状態は環境因子や身体因子、そして心理因子などの影響によって生じる精神症状や行動障害のことを指します。 具体的には興奮や不穏、妄想や大声、うつ症状や意欲の低下などが挙げられます。 こうした症状が出現する心理的背景を理解して予防していくことが、認知症患者様のリハビリを担当するうえで重要になります。 今日はこうしたお話について解説してみたいと思います。   認知症患者様の心理的背景を理解したリハビリの提供方法とは? 認知症患者様は不安、混乱、怒り、悲しみなど、さまざまな感情の変化を引き起こす可能性があります。これらの感情の背後にある理由を理解し、共感することが重要です。 例えば、自分の思いを相手に伝えたいのに、なかなか伝わらなかったりすることはある場合、あなた自身もかなりやきもきしたり、いらいらしたりすることはありませんか? 認知症患者様はこうした感情の変化はかなりの確率で起こります。 そのためには我々もこうしたことを理解して、非言語コミュニケーション(表情やジェスチャー、声のトーンなど)にも注意を払い、適切に対応することが求められます。 また、こうした認知症患者様は環境の変化に対する適応能力も低いことが考えらえます。そのため家族や介護者との協力は欠かせません。ご家族様達の意見や観察を取り入れ、患者様の心理状態を総合的に理解することが重要です。   こうした認知症患者様の心理的情報を把握したうえでのリハビリの進め方については、ぜひこのセミナーをチェックしてみてください。   2024年8月22日(木)20:00~21:30【オンライン開催】 脳神経学的視点から考える認知症患者様に対するリハビリテーションの五原則 講師:山上 徹也 先生群馬大学大学院 / 教授 / 理学療法士 ※その他略歴はこちら  
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脳血管疾患のリハビリで脳画像を評価すべき理由とは?

慢性硬膜下血腫やくも膜下出血など、様々な疾患を担当する機会はあると思います。こうした疾患を担当した場合、どのような症状が出現するかあなたは理解できていますか?このブログでは脳画像のチェックをする意義や何を見ているのかを解説します。エポックセミナーは若手理学療法士や作業療法士にわかりやすい画像セミナーをご紹介しています。

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なぜリハセラピストがレントゲンやMRI画像を読むべきなのか?

レントゲン画像やMRI画像は医師が評価できればいいと思っていませんか?確かに我々セラピストは診断を下すことはできません。しかし画像を見れるかどうかによって、患者様の情報を得られる量は異なります。エポックセミナーでは若手理学療法士や作業療法士にわかりやすい画像セミナーをご紹介しています。

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膝関節のリハビリは難しいと感じているあなたへ

膝関節のリハビリは難しい、そう感じている方も少なくないはず。

膝関節は股関節や足関節に挟まれた中間関節であるからこそ、なかなかリハビリが難しい関節であることは周知の事実だと思います。エポックセミナーでは若手理学療法士や作業療法士にわかりやすいセミナーをご紹介します。

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呼吸リハを基礎から学びたいあなたにおすすめのセミナーをご紹介

近年後期高齢者が増加しており2025年問題まであと1年と迫ってきております。

高齢者の死亡原因の一つとして肺炎が原因で亡くなるという方もおられ、我々セラピストはこうした問題に対してどう対処すべきかを考えさせられることが増えているのではないでしょうか?

理学療法士や作業療法士はこうした知識を徹底的に学ぶべき理由を解説します。

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脳卒中片麻痺の歩行動作に対するリハビリで悩むあなたへ

臨床の中で脳卒中片麻痺患者様の歩行能力に対するリハビリ技術難しい そう感じているセラピストは多いと思います。   しかしながら、 どのような流れで勉強すべきなのか どこから見ればいいのか 何が問題点なのか どこから手を付けていけばいいか と悩む若手セラピストは少なくありません。 こうした悩みを抱えるあなたにおすすめのセミナーをご紹介したいと思います。   脳卒中片麻痺の歩行動作の治療は正常動作から考えよう 正常動作分析はなぜすべきなのか? その理由は正常動作と患者様の動作との相違から、「なぜそのような減少になっているのか」を推測することができるようになるからです。   患者様の歩行動作を治療するためには、 正常動作と逸脱している部分を分析し、その理由を細分化してリハビリを考える必要があります。 そのために必要なことを我々はセミナーで学ぶべきなのです。   エポックがご紹介するオンラインセミナーでは、歩行動作の観察能力を鍛え、 その上で短下肢装具を用いた症例の歩行動作の考え方や問題点の捉え方、 実際自立できない患者様の問題点の考え方や痛みの捉え方を徹底的に解説していただきます。 2024年①9月23日、10月28日、②11月25日、③12月23日、④2025年1月27日、⑤2月24日(月) 20:00~21:30【オンライン開催】 実症例で学ぶ脳卒中片麻痺の歩行評価とリハビリの進め方|一括申込 講師:奥野 泰介 先生 加納総合病院  リハビリテーション科 科長 理学療法士
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狭心症や心筋梗塞のリハビリの注意点とは?

虚血性心疾患のリハビリと聞くと、なかなか耳なじみがないかもしれません。 しかし、狭心症や心筋梗塞と聞くとどうでしょうか? それならよく経験しますという方もおられるのではないでしょうか?   こうした疾患の運動療法は心拍数を運動処方に活用します。 ターゲットハートレート(Target Heart Rate)という言葉は聞いたことがあるでしょう。 では、なぜ運動負荷の目安に心拍数が用いられるのでしょうか? 今日はこうした内容について解説してみたいと思います。   狭心症や心筋梗塞のリハビリでは心拍数のチェックが重要な理由とは? 虚血性心疾患、つまり狭心症や心筋梗塞のリハビリを担当する方は、意外と少ないのが現状かもしれません。 日本はアメリカなど他国に比べ、狭心症や心筋梗塞が少ないというデータがあるようですが、実際こうした疾患を担当する方もおられると思います。 こうした疾患を担当するうえで重要になるのが、心臓カテーテル検査です。 これは、鼠径部や上腕動脈から心臓の各部屋や冠動脈に向けてカテーテルを入れ、その中の圧力を測定したり、筋肉や弁の動き、冠動脈の狭窄具合などをチェックする検査になります。   これらを理解したうえで、我々は患者様の心機能を理解し、どの程度の運動負荷ならかけても大丈夫かどうかを判断すべきなのです。   その時に重要になるのが、心拍数です。 心拍数を指標にしながら、どの程度であれば、運動負荷をかけて大丈夫かどうかを判断します。   ではその基準は?   本セミナーではこうした指標について解説させていただきます。 2024年7月29日(月)20:00~21:30【オンライン開催】 若手理学療法士・作業療法士向け心リハシリーズ初級編|虚血性心疾患の基礎 講師:真鍋 周志 先生...
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恐怖感が動作学習を制限するその理由とは?

なかなか動作学習ができないという症例を経験したことはありませんか? 自分が思っている動きと異なる動作をいつもしてしまう患者様にやきもきするという方もおられると思います。 その理由についてあなたは考えたことはありますか?   こうした動作学習について、私たちは認知機能の問題や 高次脳機能障害を疑うことはよくあると思います。 しかしながら、我々正常な場合においても、なかなかうまく動作学習がなされない場合もあるということをぜひ思い出してほしいのです。 その理由はなぜか?   今日はこうしたことについて解説してみたいと思います。   恐怖感が動作学習を制限する 残存した運動能力を潜在化させたり、 ポジティブな患者、ネガティブな患者を生み出したりする要因の根底にあるのは、 患者自身の身体の変化に伴う「動作イメージと実際の動きの違い」です。 このギャップが生じると、患者は不安を感じ、動きたくないというネガティブな感情に苛まれてしまいます。 それによって、運動能力的には可能であっても、最適なパフォーマンスを発揮できなくなるのです。   こうした場合において、我々は動作を反復してトレーニングするだけでは 患者様の動作学習にはつながりません。 そのためにはどう言ったことが必要になるのでしょうか?   まずは患者様の恐怖感や不安を取り除くことが重要であると 冨田昌夫先生は提唱されておられます。 こうしたことについて徹底的に解説していただけるセミナーをご用意しています。   ②2024年7月30日(第五火曜日)20:00~21:30【オンライン開催】 クラインフォーゲルバッハの運動学|運動の支援活動とバランス反応   講師:冨田...
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