運動学習に重要なフィードバック機構を徹底解説!
脳血管疾患の患者にとって運動学習は、日常生活など様々な動作を行う上で重要な要素となります。運動学習効果を出し目標達成へ向けていかに日常生活動作や基本動作を獲得させていくかが重要になります。
しかしながらこうした内容の勉強が苦手だと感じる方も少なくないのではないでしょうか?
運動学習効果を出すためには、体性感覚の役割が重要となります。
その時のリハビリにおいてフィードバック機構やフィードフォワード機構が重要になるのですが、あなたはきちんと理解できていますか?
今日はこの内容について解説してみたいと思います。
運動学習効果に重要なフィードバック機構・フィードフォワード機構とは?
運動学習における感覚フィードバックは、主に外在的フィードバックと内在的フィードバックの2つに分けられます(Fits PM.1967)。
・外在的フィードバックとは:鏡を見せる(視覚)ことや、声かけ(聴覚)によるフィードバック
・内在的フィードバックとは:体性感覚によるフィードバック
ということです。
鏡を見ていると自分の身体のずれを治せるけど無くなるとなかなかうまく修正できないということは臨床の中でも結構多くみられます。
こうしたときには内在的なフィードバック機構がうまく働いていないということが往々にして見られます。
その場合、自分の何が正しい運動なのかがわかっていないということがよく見られるのです。
こうしたときに重要な足底感覚や荷重感覚といった体性感覚をいかに利用しながらフィードバックを行い運動学習を行うかを学んでみませんか?
運動学習のための体性感覚フィードバックに基づいたリハビリ 一括申込
講師:生野 達也 先生
動きのコツ研究所 所長 / 理学療法士
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。