記憶障害を呈する患者様のリハビリをどう考えるべきか?
患者様のリハビリを担当していると、記憶障害を呈している患者様は少なくありません。
高次脳機能障害のリハビリテーションを行う上で各症状の原因や評価方法を知らなければ、適切なリハビリテーションの提供には至りません。
また、机上評価のみではなく、実際の生活動作で障害となっている動作をしっかりと評価しなければいけないと思っています。
こうしたリハビリを進めることは難しく、なかなかうまくリハビリが進行しないということに悩むセラピストは多いのではないでしょうか?
今日はこうしたことについて考えてみたいと思います。
記憶障害を呈する患者様のリハビリについて覚えておくべきこととは?
記憶障害を持つ患者様のリハビリは、個々のニーズに応じたアプローチが重要です。
まず、リハビリの目的は、患者様が日常生活をより自立して送れるようにすることです。
そのためには、記憶を補完するための戦略を学ぶことが不可欠です。
具体的には、視覚的な手がかりやメモを活用することで、情報の定着を助ける方法を試してみてはいかがでしょうか。
さらに、家族や介護者との連携も重要になります。
彼らが日常生活の中で患者様をサポートすることで、リハビリの効果を高めることができます。
感情的なサポートも重要で、患者様が安心してリハビリに取り組める環境を整えることが、回復への大きな一歩となります。
リハビリは時間がかかるプロセスですが、根気強く取り組むことで、患者様の生活の質を向上させることができるます。
こうした内容を徹底的に学ぶためにはこちらのセミナーがおすすめです。
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作業療法士向け脳血管障害の高次脳機能障害に対する評価とリハビリ|記憶障害編