片麻痺者の学習意欲を高めるリハビリ技術|情動・報酬系の賦活法 ~脳機能から考える報酬系の賦活方法とは?~
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講師:冨田 昌夫 先生
びわこリハビリテーション専門職大学
理学療法学科 教授
※一括申込だと単発申込よりリーズナブルに受講が可能です。 一括申込はこちらから→☆(一括申込で10%OFF)
※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。
人気セミナーのため応募者多数の場合、募集を締め切る場合がありますのでご注意ください。
エポック特別講習会がついに公開!
セラピストなら誰もが一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
脳卒中片麻痺のリハビリテーションでおなじみの名著
【ステップス トゥ フォロー】や【Right in the Middle】
を監訳された冨田昌夫先生の特別講習会!
冨田先生初の講習会テーマをエポックで受講することができます。
患者様のリハビリを進める上で、運動能力的には可能なのに
なぜ動作に反映されないのかと悩んだ経験はありませんか?
また、活動的な患者様であれば、自分で自主トレをしたりすることができますが、
ネガティブな患者様は“自ら発動せずに活動量が低下してなかなかうまくリハビリが進まない” と考えて、治療効果が出ない理由を患者様に求めていませんか?
意欲的な患者様とネガティブな患者様では何が違うのでしょうか?
実は患者様自身の身体の変化によって“動作イメージと実際の動きに差異が生じてしまう”
ことで、不安だから動きたくないとネガティブになってしまっている可能性があるのです。
すると、運動能力的には可能でも、十分なパフォーマンスを発揮することができません。
そのためにどのように患者様に自信をつけさせ、治療過程を進めるべきなのでしょうか?
安易に成功体験を積ませればいいというものではありません。
本セミナーでは患者様の情動について、不安定な身体の使い方をいかに有効に使い
自信をもって動作を行うようにすればいいのかを発達学的に、また脳科学的に解説していただきます。
脳機能から考える報酬系の賦活方法とは?
私たちが活動する際には、必ず脳機能が働きます。
情動や感情は海馬や偏桃体によって定義づけられます。
そして前頭前野で「やるゾ!」と認知的に意志決定すれば動作が開始できそうですが、
実はそれだけで行動できるわけではありません。
その決定を受けて自分の考えを作り、自分の考えで「こんなやり方ならやれる」とか、
「こんなやり方でやってみたい」と情動的主観的に決定して初めて発動できるようになります。
これが線条体を中心に行っている動機付けです。
自分でやるぞと決めたことが自分でできたと認知できたとき、
それが報酬として得られ、学習に繋がるのです。
動作学習は同じ動作を繰り返し行うことではなく、この報酬系を賦活し
報酬が得られることでやりたいという意欲が発言し学習、記憶が容易になるのです。
このような一連の活動を行う神経回路群がダイナミックセンターコアと呼ばれます。
林の生み出したこの概念をもとに情動系に問題のある患者への取り組みについて解説します。
オンラインセミナーのプログラム
- ヒトの情動や報酬を臨床的に捉える
- 自分の考えはどこから来るものなのか?
- 情動系と皮質の連携と報酬系の関わり
- 日常動作の学習過程(動作の学習に先立って動作を行うとはどういうことか?)
- 情動報酬系の重みと理解
- ニューロモジュレーターとは?
- なぜ患者はネガティブ思考になるのか?
- ダイナミックセンターコアの働きについて
- 報酬系を賦活するために治療前に行うべきこととは?
シリーズオンラインセミナーのプログラム
※各詳細はリンク先でご確認ください
1回目:片麻痺患者様の情動について考える(10月10日) ※詳細はこちら
- 情動行動の捉え方
- 本能と情動の原点を生理学的に考える
- 生きるための本能 “自己組織化” こそ情動の原点
- 情動が動作を組織化させる
- リズムはどのように形成されるのか
- 脊椎動物の進化とヒトに残された腸管の植物機能とは?
- 原始感覚と識別感覚の違いとは?
- 脳神経から考える情動系のメカニズム
2回目:重力に適応する (11月14日) ※詳細はこちら
- 直接知覚について考える
- 四肢の欠損でどのようにバランスを保つのか?
- なぜ除皮質ネコは基本動作ができるのか?
- 網様体脊髄路と歩行誘発野について解説
- 自己保存の反応とアフォーダンス
- 無自覚的行動と自覚的行動の違いとは?
- 片麻痺患者様の特異姿勢の理解
3回目:重力に適応して動く(12月12日) ※詳細はこちら
- 運動の発達
- ジェネラルムーブメントから考える自発行動について
- 原始感覚と識別感覚の補足
- 体幹の機能と立ち直り反応
- 左右アンバランスの質量分布に対してどのようにバランスを取るのか
- 切断患者から考えるバランス戦略
4回目:片麻痺者の姿勢が崩れるのはなぜか?(1月9日) ※詳細はこちら
- なぜ除皮質ネコは基本動作ができるのか?
- 毛様体脊髄路と歩行誘発野の解説
- リズム運動と筋緊張の調整メカニズムについて
- 典型的な片麻痺症状の解説
- 運動制御系の解説
- 安定姿勢と不安定姿勢について
- バランス戦略について
- 運動の発達
5回目:脳機能から考える報酬系の賦活方法とは?(2月13日) ※詳細はこちら
- ヒトの情動や報酬を臨床的に捉える
- 自分の考えはどこから来るものなのか?
- 情動系と皮質の連携と報酬系の関わり
- 日常動作の学習過程(動作の学習に先立って動作を行うとはどういうことか?)
- 情動報酬系の重みと理解
- ニューロモジュレーターとは?
- なぜ患者はネガティブ思考になるのか?
- ダイナミックセンターコアの働きについて
- 報酬系を賦活するために治療前に行うべきこととは?
6回目:情動・報酬系の賦活方法についての実際(3月13日) ※詳細はこちら
- 「治すことではなく学習すること」その心とは?
- 目的達成のために設定する具体的な目標とは?
- なりふり構わぬトレーニングは意味がない。やり方が重要
- 情動と報酬の重み
- 車椅子座位姿勢を変えるだけでモチベーションは変わる
- パーキングファンクションの理解とそこからの動作獲得
- 安全安心に早期から立位を取るその方法とは?
- 脳幹へのアプローチ
- 基本動作の学習(立ち上がり・歩行について)
- サイコサイバネティクス理論とは?
エポックセミナーの受講をお悩みの方へ
コロナ禍以降、オンラインセミナーを行うことで、夜の隙間時間を利用した学習が可能になりました。
またオンラインセミナーを利用することで、地域格差を無くすことができ、
何より会場に足を運ばなくてもいいというメリットもあります。
いつでもどこでも誰でも冨田先生の講習会を受講することができる
これがオンラインセミナーのメリットです。
確かに対面でお話ができないことで、雰囲気がわかりにくいということはあるかもしれませんが、
それ以上に、いつでも気軽に学べるのがオンラインセミナーの魅力です。
ぜひご参加のご検討をお待ちしております。
オンラインセミナーのお申込みの注意点
ZOOMを用いたオンラインセミナーで行うため、時間の余裕がない方でも
お手元のスマートフォンやパソコンを使って受講できます。
オンラインセミナーお申し込みから受講までの流れについて
- お申込みの際はパソコンメールからお申込みをくださいますようお願いいたします。※招待コード、ID資料を添付します
- 専用フォームからお申し込み後、弊社から申し込み完了メールが届きますのでご確認ください。
- お申し込みが完了しましたら、セミナー当日の朝に弊社からメールが届きます。
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- ZOOMの招待URL
- ミーティングID
- 資料
を添付しております。
※資料ダウンロード期限は1週間です。
当日参加できない場合においても、資料の再配布は致しませんのでメールからダウンロードをしていただきますようお願いします。
オンラインセミナーのお申込みの注意点
お申し込みについては開催日前日の23:59までにお申し込みをお願いいたします。
もし上記時間以降にお申込みをいただいた場合はこちらからの当日ログイン情報が届くのが遅れる場合があります。
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