回復期セラピストのための心リハの基礎|解剖生理学編#1396
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講師:真鍋 周志 先生
みどりが丘病院 / 理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
※本セミナーは見逃し配信対応セミナーです。
理学療法士・作業療法士が循環器を学ぶなら解剖生理学を基礎から復習しよう
解剖学・生理学というのは養成校において最初に立ちはだかる大きな壁です。
膨大な知識が必要なので、あなたも苦手意識がありませんか?
さらに循環器ときたら、考えただけでも嫌になる方が多いでしょう。
当セミナーでは心リハを実践するために必要な解剖学と生理学を搔い摘んで説明するので苦手意識を克服する第一歩になります。
- 心リハを勉強しようと思っても解剖生理の段階でギブアップしてしまう
- 循環生理学は教科書を読んでも何を言っているのかわからない
- 生理学は苦手だけど、どうにかして克服したい!
このような悩みをお持ちの方にはこのセミナーが役に立ちます。
なぜなら、当セミナーでは以下の点に注意して初学者向けにお話するからです。
- これくらいは知っているだろう、と考えず基礎の基礎から解説する
- 心リハに必要な内容を抽出するから即臨床で役に立つ
セミナー後には循環器に対する苦手意識が軽減しているはずです。
リハビリの基本は解剖生理学!基礎があるから考察できるのです
臨床で遭遇する患者さんはまさに千差万別、同じ病気の患者さんはいても同じ患者さんなど1人も存在しません。
だからこそ、考える力が必要なのです。
考える力こそが臨床力と言っても過言ではありません、知識の量ではありません。
その一番の下地はやっぱり解剖生理学なのです。
運動器でも脳血管でも同じです、原理原則を理解していないと応用が効きません。
先人たちが多くの生理学的事実を証明してくれています、これらは揺らぐことのない絶対的な真実です。
基礎を早く身につければ経験値の貯まり方が全然違います。
これを期に苦手を克服して一歩先行くセラピストになりませんか?
オンラインセミナーのプログラム
- 循環器を学ぶ上で知っておきたい循環器の解剖学
- 心臓の構造と機能
- 血管の構造と役割
- 冠動脈
- 刺激伝導系
- 循環器を学ぶ上で知っておきたい循環生理学
- 血圧の調節機序
- 心拍数の調節機序
- 運動時の血流調節
回復期の理学療法士・作業療法士が学んでおくべきテーマを集約
全6回シリーズを通じての到達目標は
“回復期リハビリテーション病棟において自信をもって心リハを提供できるセラピストになる”
ことです。
そのためにご用意しました各プログラムの概要は以下の通りです。
詳細な説明は各セミナーページに記載してあります。
<回復期セラピストのための心リハプログラム>
循環器の解剖生理学
これから心リハを学んでいくうえでたくさんの循環器に関する知識が必要になります。
1日目は主に循環器の基礎的解剖学と循環生理学についてお話をします。
- 循環器を学ぶ上で知っておきたい循環器の解剖学
- 心臓の構造と機能
- 血管の構造と役割
- 冠動脈
- 刺激伝導系
- 循環器を学ぶ上で知っておきたい循環生理学
- 血圧の調節機序
- 心拍数の調節機序
- 運動時の血流調節
循環器疾患の病態生理学
心リハの対象は循環器疾患です。
リスク管理のためにも疾患の特徴と簡単な病態を学びます。
- 虚血性心疾患の病態生理学
- 弁膜症の病態生理学
- 心不全の病態生理学
- 不整脈の病態生理学
回復期における心臓リハビリテーション
心リハって何なのか、どのようなリハビリテーションなのか。
回復期リハビリテーション病棟において知っておいて欲しい心リハの内容をお伝えします。
- 心臓リハビリテーションとは
- 心臓リハビリテーションにおける目標・Goal設定
- 心臓リハビリテーションの効果
- 回復期リハビリテーション病棟での心臓リハビリテーション
- 心不全の既往のある大腿骨頸部骨折症例
- 心筋梗塞と脳梗塞を併発した症例
- ADLが低下した重症心不全症例
回復期における循環器疾患のリスク管理
急性期病棟と違い、医学的データが少なくなる回復期リハビリテーション病棟においてはリスク管理も大変です。
やはり、患者さんから得られる情報をキャッチすることが大切だと考えます。
- 循環器疾患のリスク管理の考え方
- 循環器疾患のフィジカルアセスメント
- 視診;頚静脈怒張 浮腫 末梢循環
- 聴診;心音
- 触診;冷感 検脈
- 打診;心濁音
患者教育・生活指導
心リハにおいて患者教育は非常に重要です。
長期間患者さんに接することができる回復期リハビリテーション病棟において適切な患者教育を実践しましょう。
- 虚血性心疾患二次予防
- 心不全再発予防
- 運動処方
- 栄養指導
訪問心臓リハビリテーション
心リハは入院期間中だけ行えば良いというものではありません。
退院後も継続して心リハを実践するために訪問リハビリを活用しましょう。
- 地域における心臓リハビリテーション
- 訪問心臓リハビリテーション
- 包括的疾病管理プログラム
最後に
高齢化を土台とする循環器疾患は当面の間増加することが予想されます。
循環器病対策基本法が施行され、国としても循環器病への対策に乗り出しています。
心不全を代表とする心疾患に対応できるメディカルプロフェッショナルの育成は大きな課題です。
その中で、理学療法士、作業療法士は医療と運動の専門家として必ず役に立つことができると信じています。
1人でも多くの方に当セミナーをご受講頂きこれからの時代に対応できるセラピストになって頂けますと幸いです。
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