高次脳機能障害を呈する患者様のリハビリで覚えておくべきこと

高次脳機能障害を呈する患者様のリハビリはとても気を使うという方もおられるでしょう。

私自身もこうした患者様のリハビリはとても難しいと感じています。

そうしたときは必ず、二人だけの部屋で集中できるところに移動して

リハビリを担当することが多いです。

 

どうしても自分の身体の状態に混乱されたり

悩まれることが多いため、こうした配慮が重要だなと感じています。

今日はこうしたお話をさせていただきます。

 

高次脳機能障害を呈する患者様のリハビリは集中できる場所に移動しよう

半側空間無視や注意障害、病態失認など、高次脳機能障害を呈する患者様のリハビリは

集中できる環境下で担当することが重要だと思います。

 

私はよく高次脳機能障害を呈する患者様のリハビリでOT室やADL室、

時にはST室の個室をお借りしてリハビリをしていました。

どうしてもリハビリ室だと様々な患者様の声や

セラピストの大きな掛け声などが響いていてなかなか集中できないというようなことがあったからです。

 

こうした環境調整はとても重要になります。

だからこそ、どういった環境下が一番集中できるかを考えて

患者様のリハビリをセッティングしてみてはいかがでしょうか?

 

もしST室が使えないということであれば、病室などの静かな環境下でのリハビリを検討してみてもいいかもしれませんね。

 

高次脳機能障害のリハビリの進め方 | 病態失認を呈する疾患の対応方法

 

講師:佐々木 克尚 先生

四国医療専門学校 理学療法学科 専任教員

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