呼吸リハに必要な解剖・生理学の基礎|エポック呼吸リハスクール初級編#940
堀越 一孝 先生
湘南藤沢徳洲会病院リハビリテーション室 / 3学会合同呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士 認定理学療法士(呼吸)
2020年にコロナウィルスの感染拡大が起こり、
世間では呼吸器疾患に対するリハビリテーションの重要性や必要性が問われてきました。
それだけでなく、超後期高齢化社会において、
肺炎、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性呼吸器疾患(COPD)で死亡する方は年々増加しています。
つまり、我々セラピストが関わる患者様やご利用者様は
呼吸器疾患を重複して抱えておられる傾向が増加してくるのです。
・呼吸苦を訴える患者様の評価はどうすればいい?
・SpO2が94%を下回るんだけど本当に運動させて大丈夫?
・呼吸器疾患のリハビリテーションがわからない
このような悩みがある方はぜひこのオンラインスクールをご受講ください。
エポックオンラインスクールとは?
呼吸リハの理解のために必要な基礎医学の徹底学習を約束します
本講座では呼吸器の解剖学を徹底講習していただきます。
まず最初に必要な呼吸器の解剖学です。
ここを理解しておかなければ呼吸音の聴診をすることができません。
・体表から見て肺区域はどこからどこまでなのか?
・左肺は何区域に分かれているか?
・気胸を起こしている場所はどこか?
・肺炎を起こしている場所はどこなのか?
これらを説明、理解するためには正しい解剖や構造を理解しておく必要があるのです。
左中葉を聴診するためには第何肋間を聴診しなければいけないか?
呼吸介助をするために、気管支はどのような走り方をしているか?
これらを理解、理解するためには呼吸器の正しい解剖を理解しておく必要があるのです。
本講座で学べることは呼吸器の評価には必要な情報ですので
これから呼吸器を学びたい方はぜひ参加をご検討ください。
なぜ呼吸器疾患の知識が必要なのか?
我が国は高齢化社会を迎え、高齢化率は年々上昇の一途を辿ります。
加えて、肺炎、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)で死亡する方は年々増加しています。
だからこそ、我々セラピストには呼吸器疾患の知識が必要不可欠になるのです。
また、令和2年度診療報酬改定においてSTの呼吸器リハビリテーション料算定が可能になりました。。
これによってSTが積極的に呼吸リハ日関与するようになり、
今後もSTの呼吸器疾患患者に対する介入頻度の増加が予想されます。
・呼吸器疾患や循環器疾患は、外から見えにくい。
・見えにくいからわかりにくい。何をみたらよいのかわからない。
・苦しそうで、何をしていいのかわからない。
これでは多職種との情報共有やリハビリテーションを行っていくために必要なコミュニケーションができるはずはありませんよね。
もしこれから呼吸リハを勉強しようと考えているのであれば、
この機会に呼吸の解剖を基礎から学びなおしてみてはいかがでしょうか?
プログラム
① 呼吸器の解剖
・気道の構造
・肺の構造 体表面から肺区域をイメージする
・胸郭と胸腔