医療従事者のための臨床研究・統計学のすすめ|感度、特異度、カットオフ値
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講師:鈴木 雄太 先生
九州栄養福祉大学 リハビリテーション学部
理学療法学科 助教
/ PT, PhD, JSPO-AT
※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。
※一括申込で単発受講よりリーズナブルに受講が可能 ※一括申込はこちら(一括申込で10%OFF)
臨床研究をこれから志すあなたが学んでおくべき基礎をわかりやすく解説
EBP(Evidence Based Practice:科学的根拠に基づく臨床)という言葉は
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士なら誰しも耳にしたことがあると思います。
リハビリテーションの分野におけるEBPを展開するためには、
エビデンスの構築のための臨床研究の積み重ねが重要です。
学校での卒業研究や依頼研究をしたことがない
という臨床家の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は多いと思います。
そのため統計学は学んだことが無いという方も少なくないはず。
“難しそう…”
“自分にはできない…”
そう感じる方も多いのではないでしょうか?
そうではありません。
押さえておくべきことを押さえておけばあなたも臨床研究はできます。
本セミナーは臨床研究をする上で必要な統計学の知識を学び
実際のセミナー中に臨床研究の進め方を実体験することができます。
統計学の知識で必要な感度、特異度、カットオフ値とは?
感度、特異度という言葉は聞いたことがあるでしょう。
最近ではCovid-19の抗原検査やPCR検査の話題でよく用いられていました。
残念ながら。臨床において100%の検査は存在しません。
従って、幅広い専門的知見に基づいて総合的に判断する能力が必要となります。
検査をするのであれば、より感度、特異度の高い検査を行いたいと思うでしょう。
我々が臨床で用いる多くの検査に関してはすでに研究がされており、感度・特異度が報告されています。
しかし、そもそも感度や特異度とは何なのかを知らなければ活用することができません。
本セミナーでは講師の鈴木先生が実際に経験した臨床研究を元に研究デザインの立案から統計解析、データの解釈までをお話頂きます。
- 臨床研究をしてみたいけど、何から手を付けてよいかわからない
- 統計解析が苦手で研究に手が出せない
- 臨床の疑問を研究テーマにすることができない
このようなお悩みをお持ちの方に、ぜひご受講頂きたいセミナーです。
本セミナーでは無料の統計解析ソフトを利用しての実演を行っていただきますので
もし興味がある方はぜひご参加ください。
カットオフ値を利用することで様々な判断の一助になる
みんな大好きカットオフ値。
検査や評価をする際に基準点として用いられることが多いでしょう。
しかし、一体何のカットオフ値なのかよくわからずに利用されている方も多いようです。
実は、カットオフ値は感度と特異度からつくられたグラフを元に算出されています。
ROC曲線などという言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
縦軸を感度、横軸を1-特異度としたグラフがROC曲線です。
感度と特異度はトレードオフの関係にあるため、カットオフ値を上げていけば感度は下がるが特異度は上がっていきます。
これらを理解してカットオフ値を利用することで、今より臨床での判断が正確かつ客観的になるでしょう。
よくわからないという方は、この機会に苦手意識を克服しませんか?
エポックオンラインセミナーのプログラム
- 感度と特異度の関係(整形外科テストを例に)
- ROC曲線とは
- 研究事例の紹介(自宅退院を予測するカットオフ値の算出)
- 統計解析の実際と結果の解釈
エポックの統計学のすすめは研究論文を読むスキル、考えるスキルが身につきます
実は、臨床での思考過程において研究的な視点は非常に重要なのです。
極端に言えば、臨床研究はしなくてもその視点や考え方は理解しておくことが質の高いセラピストの条件とも言えると考えます。
今回、臨床研究の初学者のために6日間に渡ってセミナーを開催することになりました。
- とにかく研究は苦手でやりたくない、けど勉強しないといけない
- 臨床研究に興味はあるけど周りに相談できる先輩もいない
- 臨床研究を始めてみたけど、やり方があってるのか不安だ
このような方は当セミナーを受講することで悩みを解決し臨床研究に楽しく取り組むことができるようになるでしょう。
鈴木先生から皆様に一言
臨床研究の第一歩は日頃の臨床での疑問(クリニカルクエスチョン)です。
日々患者さんに真剣に向き合っていれば必ず疑問が湧いてきます。
文献を読んだり書籍を読み漁って疑問を解決していると思います。
そのような疑問を臨床の疑問(リサーチクエスチョン)に置き換えれば、臨床研究につながります。
本セミナーを通して一人でも多くの臨床家が研究に興味を持ち、研究的目線で臨床を見れるようになってもらえれば幸いです。
エポックセミナーの統計学オンラインプログラム
本セミナーは6回シリーズとなっています。
もちろん、単発での受講でも理解できるような構成となっております。
しかし、セットでまとめて受講頂いた方が臨床研究や統計解析の理解度はより深まります。
セット割引も適用されますのでお得に臨床研究や統計解析を学ぶことができます。
- 2群または3群比較の研究事例(横断研究を中心に)
- アウトカムの尺度と統計手法の選択(t検定、カイ2乗検定、一元配置分散分析と多重比較)
- t検定を繰り返してはいけない理由
- 差の程度をみるポイント(p値と効果量、信頼区間)
- 統計解析と実際と結果の解釈
- 一元配置分散分析と二元配置分散分析の違い
- 二元配置分散分析を用いた研究事例(介入研究を中心に)
- ランダム化比較試験とクロスオーバー比較試験
- 主効果と交互作用
- 統計解析の実際と結果の解釈
- 相関と回帰の違い
- 対象者数と相関係数、p値の関係
- 相関に影響を与える交絡因子
- Pearsonの相関分析とSpearmanの順位相関分析
- 統計解析の実際と結果の解釈
- 回帰分析を用いた研究事例(コホート研究を中心に)
- 単回帰分析と重回帰分析、ロジスティック回帰分析
- 共変量とはなにか
- オッズ比とリスク比
- 統計解析の実際と結果の解釈
- 感度と特異度の関係(整形外科テストを例に)
- ROC曲線とは
- 研究事例の紹介(自宅退院を予測するカットオフ値の算出)
- 統計解析の実際と結果の解釈
- エビデンスピラミッドにおける症例報告の位置付けと意義
- 症例報告と症例集積(ケースシリーズ)研究
- 症例報告の書き方と実際
エポックセミナーの受講をお悩みの方へ
コロナ禍以降、オンラインセミナーを行うことで、夜の隙間時間を利用した学習が可能になりました。
またオンラインセミナーを利用することで、地域格差を無くすことができ、
何より会場に足を運ばなくてもいいというメリットもあります。
いつでもどこでも誰でも鈴木先生の講習会を受講することができる
これがオンラインセミナーのメリットです。
確かに対面でお話ができないことで、雰囲気がわかりにくいということはあるかもしれませんが、
それ以上に、いつでも気軽に学べるのがオンラインセミナーの魅力です。
ぜひご参加のご検討をお待ちしております。
オンラインセミナーのお申込みの注意点
ZOOMを用いたオンラインセミナーで行うため、時間の余裕がない方でも
お手元のスマートフォンやパソコンを使って受講できます。
オンラインセミナーお申し込みから受講までの流れについて
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お申込みの際はパソコンメールからお申込みをくださいますようお願いいたします。※招待コード、ID資料を添付します。
キャリアメールからのお申し込みではメールが届かないことがあります。詳細はこちらをチェックしてください。
- 専用フォームからお申し込み後、弊社から申し込み完了メールが届きますのでご確認ください。
- お申し込みが完了しましたら、セミナー当日の朝9:00に弊社からメールが届きます。
メールには
- ZOOMの招待URL
- ミーティングID
- 資料
を添付しております。
※資料ダウンロード期限は1週間です。
当日参加できない場合においても、資料の再配布は致しませんのでメールからダウンロードをしていただきますようお願いします。
オンラインセミナーのお申込みの注意点
お申し込みについては開催日前日の23:59までにお申し込みをお願いいたします。
もし上記時間以降にお申込みをいただいた場合はこちらからの当日ログイン情報が届くのが遅れる場合があります。
セミナー終了後のアーカイブ動画視聴について
セミナー終了後、アーカイブ動画視聴日についてのメールをお送りします。
アーカイブ動画はセミナー終了後1週間以内に
視聴用URLを添付したメールを皆様に配信させていただきます。
領収書をご希望の方へ
エポックセミナーにてお支払いが確定となりましたら、
電子領収書としてPDF形式で発行することが可能です。
詳細は以下のリンクをご参照ください。
https://seminar.ep-och.com/blogs/news/receipt
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