なぜ整形外科疾患のレントゲン評価ができるようになるべきなのか?

以前、私は理学療法士もレントゲンをきちんと見るべきだという記事を書きました。

レントゲン所見の見かたを教えてもらえない場合の勉強法とは?

 

しかしながらレントゲンの読み方を教えてもらえる機会は病院でもない限りなかなかないというのも事実です。

その場合、レントゲンを自分で勉強するためには並大抵の努力では読めるようにはなりません。そのためあきらめてしまうという方も少なくないのではないでしょうか?

今日はレントゲン評価ができるようになるとどのようなメリットがあるのかを考えてみたいと思います。

 

理学療法士がレントゲン評価ができるようになると何が変わるのか?

レントゲンを評価するということは、手術後の組織内の状態を理解するということです。しかし解剖学のように断面を評価するということはできません。

 

そのため我々はレントゲンという技術を手に入れました。

 

そのレントゲンの恩恵により身体を開かなくても組織内の状況を理解することができるようになりました。

レントゲン画像は骨や関節の構造、変化を視覚的に示す貴重な情報源です。

理学療法士がこれらの画像を適切に読むことで、患者の状態をより詳細に理解し、適切な治療計画を立てることができます。

 

そして何よりレントゲンの評価方法を勉強することで組織内の状態や、身体の状況、解剖学を自然と勉強するようになります。

皮下組織には何があるのか、筋の状態、骨と腱の状態などをきちんと理解することに繋がるのです。

 

こうした内容を勉強することができるセミナーがちょうど9月に開催予定です。

もしあなたがこのような内容に興味があるならチェックしてみてください。

 

整形外科疾患のリハビリに必要な画像所見の診かた|画像で得られる各組織の評価法

 

講師:瀧田 勇二 先生

白金整形外科病院 / 理学療法士

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。