レントゲン所見の見かたを教えてもらえない場合の勉強法とは?
整形外科領域で働いているセラピストなら、レントゲン所見を見る機会は多いと思います。
見る機会は多いかもしれませんが、実際に自分自身でどこにどのように筋が付着して、
どの部位に骨折船が認められているのか、回復過程はどのような進捗なのかを
理解しているセラピストはどれくらいいるでしょうか?
整形外科領域で働いているセラピストにとっては
レントゲン所見のチェックは、カルテのチェックと同じくらい重要な
情報収集媒体であることは周知の事実だと思います。
整形外科領域で働いているセラピストだけでなく
回復期や訪問現場のセラピストにとっても同様です。
しかし回復期や訪問現場ではなかなかそうしたレントゲン所見を教えてくれる
医師がいなかったり上司がいなかったりしますよね?
ではどうするか?について今日は解説してみたいと思います。
レントゲン所見を教えてくれる上司や医師がいない場合の対処法
レントゲン所見は急性期現場であれば、医師が解説してくれる場合もあり
比較的学ぶ機会は多いと思います。
しかし、回復期や訪問現場ではなかなか教えてもらえる機会がないから
もう別に見なくていいかなとあきらめていませんか?
こうした技術は特殊であるからこそ、なかなか独学でできないなとあきらめることは多いです。私自身も回復期で働いていて、医師になかなか教えてもらえないとあきらめていたこともありました。
しかし自分自身でできることは多いのです。
レントゲン所見は回復期であれば必ずどこかに保存されていますし
訪問現場でも情報を取ろうと思えば多職種連携で収集することも可能です。
こうした情報を得たいとまずは思うことが重要です。
そしてレントゲン所見を見る方法ですが、まずはレントゲン所見を見ることから始めましょう。
そして解剖学の教科書と照らし合わせてみるのです。
そうすることでどこにどのような筋が付着しているのか
どういった形になっているのかを理解することができます。
レントゲン所見の細かいところについては、実際専門的知識を持っている方に学ばなければわからないこともありますが、自分で独学でできることも大いにありますのであきらめないでくださいね。
さて、もしそこまで学ぶことができたのであれば、こちらのセミナーもチェックしてみてください。
整形外科疾患のリハビリに必要な画像所見の診かた|なぜ画像評価を学ぶのか

講師:瀧田 勇二 先生
白金整形外科病院 / 理学療法士
専門的な知識を学びたい方にはお勧めのセミナーですよ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。