働き方改革を考える|ワークライフバランスのメリットとデメリット
近年働き方改革で病院勤務においても残業がなかなかできない世の中になってきました。
もちろん看護師や医師のような職種は夜勤や遅出などの勤務体系があるため、24時間体制で働かれているためこうした状態は当てはまりませんが、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は病院勤務において長く病院に残って残業がなかなかしにくい世の中になってきたのは事実です。
こうした働き方改革はいい面もあれば悪い面もあると私は考えています。
今日はこうした働き方改革について考えてみたいと思います。
働き方改革|ワークライフバランスの弊害とメリットとは?
働き方改革によって、定時上りや8時間勤務で残業なしということができるようになってきたことで、我々のワークライフバランスを考える時間ができてきたことは一つの成果だと思います。
しかしながら残業代が取れなくなったことや、業務が残ってしまって仕事が回らない、居残り勉強のようなことができなくなってきたなどの弊害が出てきているのも事実です。
教育現場においても実習期間において、デイリーノートを実習時間に書いてしまわなければいけないという状況まで出現してきています。
確かに学生の負担は減ってきていると思いますが、その分、経験することが減っているのではないのかと感じざるを得ません。
昔は居残り勉強で同僚と一緒に勉強会を開催して、触診の方法であったり、トランスファーなどの実技練習を一緒にやりながら患者様により良い方法は何かを考える時間がありました。
しかしながら残業ができなくなってきた今、こうしたことを経験することが減ってきているのではないかと感じるのです。
あなたの職場ではこうしたことはどのように解決していますか?もしよければ教えてください。