なぜセラピストは血液ガス分析を学ぶ必要があるのか?

血液ガス分析をなぜ勉強しなければいけないのか?

ということであなたは心が折れたという経験はありませんか?

循環器疾患や呼吸器疾患のリハビリにおいて、生理学的な勉強は欠かせません。しかしながら筋の触診のように、実際自分の身体を動かして学ぶことができないため、なかなか興味を持てなかったり、理解が難しかったりすることで、勉強がなかなか進まないという経験を私はよくしていました。

 

しかし、臨床においてはこうした生理学的な理解はとても重要になるのです。その理由について今日は解説してみたいと思います。

 

血液ガス分析でわかることって何?

血液ガス分析を学ぶことは、患者様の換気能力を理解することに繋がります。血液ガス分析の測定項目としてはPaO2やPaCO2、酸塩基並行や酸素化状態など、患者様がきちんと呼吸ができているのか、呼吸をした酸素をきちんと体の中に取り込めているのかを理解することに繋がります。

普通は私達が呼吸をすることで得られる酸素を身体の中に取り込み活動を行います。

しかし呼吸器疾患の患者様であったり、心疾患の患者様は様々な要因から得られた酸素を体内にうまく取り込むことができないという病態を有しています。

 

こうした状態を理解することは回復期や伊敷で働くセラピストにとってとても重要なことですので、ぜひチェックしておきたい内容ではあります。

 

もしこうした内容に興味があるのであれば、こちらのセミナーをチェックしてみてください。

 

若手セラピストのための呼吸器リハに必要な血液ガス所見の理解|呼吸リハスクール基礎編

 

講師:堀越 一孝 先生

湘南藤沢徳洲会病院 / 理学療法士
3学会合同呼吸療法認定士

※その他略歴はこちら

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。