なぜ自主トレーニングは継続が難しいのか?
患者様のリハビリを担当している際にとても難しいと感じることがあります。
それは、「自主トレを継続させること」です。
患者様自身にリハビリの延長で自分でトレーニングをしていただく重要性はわかっているけれど、
なかなかそれが継続することができないと悩むことってありませんか?
自分自身もそうですが、継続して何かを続けることってとても難しいんです。
でもその方法が私の中で確立されつつあるのでその方法を少しご紹介したいと思います。
自主トレはなぜ継続するのが難しいのか
何事もそうなんですけど、継続することってとても難しいんですよね。
その継続を特に相手や患者様に伝え実行してもらうことほど難しいことはないと思っています。
例えばあなたがyoutubeのショート動画を上げるとしましょう。
その動画作成がめんどくさくなる時もあると思います。
するとそれをしなくてもいいかなと思うことも出てきます。
一日くらいいいかなという考え方は、どんな患者様にも出てきます。
それを継続してしまうと結局やらないんですよね。
ダイエットを継続できないのもこの理論だと思います。
継続できない理由の一つに、課題の難易度が高すぎるということがあります。
そうすると、その課題をしたくなくなるという心理が働きます。
毎日腕立て、腹筋、背筋、スクワットをしようと決めると、
その課題が難しすぎるという問題があるのです。
もし続けてほしいなら、とても簡単なものから始めてみましょう。
自主トレを続けてほしいなら一緒にやってみよう
自主トレーニングは一人ではなかなかできない、
けれど、誰かが一緒にやってくれたりすると、意外と継続できたりしませんか?
そうなんです。結局のところここに真理があると私は思っています。
患者様の自主トレを継続させるためには、いかにこちらが患者様に毎日気を配れるかどうかが重要です。
「自主トレやりましたか?」
じゃなくて、「今から一緒に自主トレやりませんか?私もやりますから」
という言葉がけがとても重要。
患者様に自主トレを指導するなら、まずは自分から、ですね。
こうした患者様の自主トレについてのセミナーも開催していますのでぜひこちらもチェックしてみてください。

講師:荒木 茂 先生
(PTオフィス荒木 / 理学療法士)
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