脳卒中片麻痺患者様の装具療法で避けては通れないこととは?

脳卒中片麻痺患者様の長下肢装具や、短下肢装具の選定って難しくないですか?

先日、自分が担当している患者様の装具と下腿部分が擦れて痛みが出るというお話がありました。

装具って毎日使うからこそ、定期的なメンテナンスやチェックが必要になります。

そしてなにより、本当にその装具がいいのか、もっといい装具や代償手段があるんじゃないかとかいつも悩むわけです。

そもそも装具一つとってもそんなに安い買い物ではありません。

それを患者様に購入いただくわけですから、安易に選択することもできませんよね。

そのために必要なことについて今日は解説してみたいと思います。

 

脳卒中片麻痺患者様の装具療法に悩んでいませんか?

脳卒中片麻痺患者様の短下肢装具一つとっても、かなり多くの種類があります。

もちろんその装具の選定は、医師が担当するというところもありますが、

その後のリハビリの中で、不要になる、もしくはもっとより良い装具を選択していかなければいけないという場面に遭遇することはあると思います。

 

こうしたときにあなたならどうしますか?

 

もう少し軽量な装具に変更するのか?

それとも今の装具のまま進めていくのか?

 

こうした取捨選択は脳卒中片麻痺患者様のリハビリを担当していると

いつも頭の片隅によぎります。

しかしながら装具一つ変更するとなっても、100均で買い物するのと訳が違います。

装具一つとっても数十万するようなものもありますので、おいそれと変更することはできません。

 

その時に考えておくべきことは機能面だけではなく

患者様の経済面や心情などもいろいろと考慮したうえで、慎重に進めていかなければいけません。

 

こうした取捨選択をするためには、我々は装具の知識だけでなく、

脳卒中片麻痺患者様の歩行動作練習についてもっと知識を深めていく必要があります。

 

エポックセミナーではこうした勉強会を徹底的に皆様に学んでいただけるよう企画しています。

もしご興味がございましたら、チェックしてみてください。

 

2024年9月23日、10月28日(月) 20:00~21:30【オンライン開催】

実症例で学ぶ脳卒中片麻痺の歩行評価とリハビリの進め方|動作分析のために必要な歩行周期の理解とメカニズム

 

講師:奥野 泰介 先生

加納総合病院 

リハビリテーション科 科長

理学療法士

※その他略歴はこちら