脳卒中片麻痺患者様の床上動作を徹底的にチェックすべき理由とは?

脳卒中片麻痺患者様のリハビリにおいて、基本動作の評価やリハビリはとても重要になります。

特に床上動作については徹底的に評価しリハビリを進めていく必要がありますが

なかなか床上動作と歩行動作がつながらないという方も少なくありません。

しかしながら、こうした問題を解決していかなければ脳卒中片麻痺患者様の歩行動作は安定することはありません。

その理由について今日は解説してみたいと思います。

 

脳卒中片麻痺患者様の床上動作を徹底的にチェックすべき理由とは?

例えば患者様の立位姿勢において、バランスがとても悪いという患者様を担当する機会は少なくないと思います。

 

こうした患者様に同じ姿勢で何度練習をしても、なかなか上達が見込めないという経験をしたことはありませんか?

立位姿勢は支持基底面の極端に狭い姿勢として知られておりますが、

その状態で姿勢制御が困難なのであれば、より支持基底面の広い姿勢でアプローチを進めていかなければいけません。

 

より広い支持基底面を有する姿勢とはどのような姿勢か?

それが床上動作であったり座位姿勢であったりという場面になります。

 

こうした場面において適切に自分の重心をコントロールできるかどうかがとても重要になります。

そのため床上動作の評価を徹底していかなければいけないのです。

 

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講師:弓岡光徳先生

大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士