TKAの可動域制限に対する機能解剖学的アプローチ~膝の可動域制限を作らない方法~#101
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永井 教生 先生
京都下鴨病院 理学療法部 副主任 / 専門理学療法士(運動器) / 整形外科リハビリテーション学会認定指導員(認定A)
膝の屈曲可動域を確保するために必要な3つの知識を教えます
あなたがTKAの膝関節を治療する時に気を付けていることは何ですか?
ROM制限の原因を考えるとき、大切なのは、関節包内(関節包・靭帯の癒着、短縮)なのか、それとも包外(筋・腱の短縮)かを関節の遊び(jointplay)で評価し、治療手段を考慮して行うことが重要ですよね。
それを理解するために必要な膝関節周りの機能解剖学、
そして疼痛のメカニズムを理解するための生理学は欠かすことが出来ません。
また、解剖生理学のほかに術後療法を行うことで知っておかなければいけないことがもう一つあります。
それは【TKAの術式】です。
どこの筋をどのように切除、離解、剥離して、縫合しているのか。
それを理解することで、どのようにアプローチする必要があるのかが変わってきます。
今回ご講演頂く永井教生先生・小野志操先生は、整形外科リハビリテーション学会でご活躍中の先生で、膝関節の基礎解剖学から術式・触診技術に至るまでを特に丁寧にご講義頂きます。
臨床の中で難渋しやすい膝関節。
経験年数が浅いセラピストでもより解りやすい内容となっています。
他ではなかなか受けることが出来ない内容になっています。
ぜひこの機会にTKAをしっかり基礎から学んでみませんか?
概要
人工膝関節置換術後に可動域を問題なく拡大できる症例もいれば、
可動域制限で難渋する症例もいる。この可動域制限が生じる原因はなにか?
また、後療法において何を行っておけば可動域を拡大できるか?
臨床におけるリハビリテーションのコツを基本となる触診技術を交えて紹介する。