歩行の再考②~歩行の神経機構とCPGの本質~#829
中山 直樹 先生
四国医療専門学校 専任教員 / 脳と動きの研究所 みふぁラボ / 理学療法士
歩行の評価・介入時によく耳にするCPG(Central Pattern Generator)=中枢パターン発生器・・・
学会発表の考察の部分で安易に『CPG』と使っているのを見た(聞いた)ことはありませんか?
長下肢装具でのリズミカルな歩行であればCPGが賦活された・・・
左右対称的な二動作前型歩行であればCPGが効いている・・・
生体力学的・神経生理学的な構成要素を考慮した評価に基づいた上で『CPGが効いている』とするべきと考えます。
『歩行の再考』第2回目となる本セミナーでは、歩行の神経機構を整理しつつ、CPGの本質について脊髄反射レベルで紐解きます!!
明日からの臨床で、自信を持って『CPG』と言えるようになってみませんか?
※前回(12/4開催分)の復習もありますので、単発でのご参加でも十分に理解できます。
※本セミナーの内容の一部や過去のセミナーの内容をブログに掲載中!!
https://blog.ep-och.com/search?q=%E4%B8%AD%E5%B1%B1
こんなセラピストにオススメ
・『CPG』という言葉を安易に使ってしまっている・・・
・運動学・解剖学・生理学的な視点から歩行を解釈したい!!
・生体力学と神経生理学的な解釈の繋がりの引き出しを増やしたい!!
・10m歩行時間や6分間歩行距離などの指標を用いて歩行を評価していることが多い!!
・上肢活動の向上を図るためのOTプログラムに歩行を活かしたい!!
プログラム
・前回の復習(バイオメカニクスの臨床応用)
・『子どもは疲れを知らない』の真実とは?
・歩行能力改善のテッパン・・・皮質網様体路!!
・Ⅰa伸張反射、相反抑制、Ⅰb促通、反回抑制、脱抑制でCPGを因数分解!!
・Ⅰb促通は状態依存反射反転と張力正帰還作用で理解を深める!!
・本当はすごい!!驚異のStretch Shortening Cycle!?
・高閾値のゴルジ腱器官には空間的・時間的加重で攻略!!
・立脚終期の下腿三頭筋の真相とは?実は遠心性収縮をしていない!?