『コラボセミナー』腰痛に対する関節&筋・筋膜アプローチ#979
講師①:八木 大樹 先生
パナソニックエイジフリーケアセンター京都椥辻・訪問看護ステーション / 理学療法士
講師②:波田野 征美 先生
理学療法士 / Mr.コリとる院長 / Oriental Physio Academy 代表
誰もが悩む腰痛をしっかり診れるようになりませんか?
腰痛は現在では、国民病とも呼べるようなほど多くの方が悩んでおり、
男性では1位、女性では肩こりに次いで2位になるほど訴えの多い症状となっています。
あなたもこれまでにたくさんの腰痛患者様を診てきたと思います。
・股関節の疾患で入院していたけど実際は腰の方が痛い
・手術で脚の痛みや痺れは治ったけど、今度は腰が痛くなってきた
・腰の手術をしたけど痛みが無くならなかった
・腰痛がひどくて病院で検査したけど特に問題はなかった
・動けないほどではないけどなんか腰は常に重だるい
・疲れてくると腰に痛みを感じる
など腰の痛みに関する悩みは様々です。
そして、みなさんも担当患者さんの中には腰痛を主訴に通う方もいるでしょうし、
主訴は違うけれども腰痛のせいで「リハビリが進まない」「運動療法ができない」と言ったような経験があるのではないでしょうか?
そのような時に
「痛みはあるけど我慢して動けば大丈夫」
「痛みは精神的なものだから動かないと余計に悪くなりますよ」
「痛いかもしれませんが、歩かないと歩けなくなりますよ」
と伝えているセラピストもいると思いますが、その前にやはりまずは腰痛をしっかり治しておきたいですよね。
腰痛にアプローチするなら、まずは関節と筋・筋膜から
「でも腰痛のアプローチはちょっと苦手」
「腰痛のアプローチって何から始めればいいの?」
「いっぱい手技がありすぎてどれが一番いいの?」
と悩むセラピストの方も多いと思います。
実際腰痛に対するアプローチは、運動療法や徒手療法を含めると、多くの種類があります。
徒手療法に絞っても、対象とする組織によっては「関節」「皮膚」「神経」「筋」「筋膜」など多岐にわたります。
運動療法まで組み合わせると、もっと複雑なものになります。
これらを全部包括して・・・となると膨大なボリュームになってしまいますので、
今回は我々セラピストが最も介入しやすい「関節」と「筋・筋膜」に絞ってお伝えいたします。
なぜならば、やはり腰痛の80%以上は画像診断では原因がはっきりしないと言われており、
その原因はレントゲンでは見つけることのできない筋・筋膜性の疼痛や関節の細かい動きの異常による痛みと言われているからです。
例え、「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」と診断されたとしても
必ずしも症状が神経由来の痛みとは限らず、筋・筋膜や関節へのアプローチで改善することが非常に多いからです。
そして、筋・筋膜の異常が関節の動きの異常を生み、関節の動きの異常が筋・筋膜の動きを生むように
筋・筋膜と関節は密接な関係になっていますので、この2つについてしっかりと学ぶことでそれぞれの関係も明確になります。
基本となる筋骨格系をしっかりと学びたいのであれば必ずご受講ください。
プログラム
・痛みに関する基礎知識
・腰痛に関連する関節の動きについて
・関節の動きから腰痛にアプローチする方法
・筋・筋膜と痛みの関係について
・筋・筋膜から腰痛にアプローチする方法
※当日の内容は多少異なる可能性があります。
