2014年11月23日

股関節前部痛に対する機能解剖学的評価と治療~股関節唇損傷における保存療法と関節鏡視下手術後療法の診かたを中心に~#95

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小野 志操 先生

京都下鴨病院 理学療法部 主任理学療法士 / 理学療法士、専門理学療法士(運動器)、整形外科リハビリテーション学会上級指導員(認定AA)、修士(健康科学)

 

アシスタント


為沢一弘(京都下鴨病院 理学療法士 整形外科リハビリテーション学会認定B)
一志有香(京都下鴨病院 理学療法士 整形外科リハビリテーション学会認定B)

ここに、股関節の痛みの原因を知るためのヒントがあります。


整形外科リハビリテーション学会京都支部長による
股関節の疼痛セミナー開催決定!!

【股関節疾患の疼痛の原因がわからない!そんな悩みはありませんか?】

股関節疾患の治療の中で、筋の損傷や神経症状がないのに、このように訴える患者様はいませんか?

    • なんか詰まった感じがする


    • 自分の足じゃないみたい


    • 表層じゃなくて中のほうが痛い。


    • 鈍い痛みがずっと続く



実はこのように訴える患者様はとても多いのですが、
あなたはこの症状に対して評価・治療が正確にできているでしょうか?

これらの症状をしっかり理解するためには解剖学・運動学の知識は必須です。
しかしながら、問題はそれらの知識をどのように臨床応用させていくかではないでしょうか。

    • 股関節の解剖学


    • 股関節周囲筋・神経の炎症過程


    • 関節包・関節唇の状態


    • 大腿骨と臼蓋のアライメントに力学的なストレス



これらの基礎解剖学・病理学・運動学を元に、上記症状の原因が何を示しているのかをご説明頂きます。
そして何より実技を重視します。

股関節疾患だけでなく、どの関節を動かす際も、必ず触診技術・誘導技術は必須です。
どれだけ多彩な知識を持ち合わせても、疼痛を誘発するような動かし方をしていては、治療効果が上がるはずがありません。

だからこそ、股関節疾患の治療に必要な知識・技術を習得し、明日からの臨床で実践できることを最大の目標としています。
また、今回の講師の小野志操先生は、あの整形外科リハビリテーション学会の京都支部長を務められています。
整形外科分野において、とびきり貴重なお話を聞けること間違いありません。

この内容を5時間通じて、このお値段で受講出来るのはEPochセミナーだけです!
ぜひこの機会に、確かな技術講習と重要な知識を習得してみませんか?

概要


これまでもいわゆるgroin pain(鼠径部痛)と総称されるような股関節痛を主訴とする患者さんは多くいましたが、
その原因についてはよく分かっていませんでした。この10年間で股関節唇損傷という病態が認識され始め、
股関節痛の原因として非常に重要であると考えられています。

Femoroacetabular impingement(以下、FAI)は2003年にスイスのGanzらのグループによって提唱された概念です。
股関節を形成する骨盤臼蓋や、大腿骨の骨形態異常が、繰り返しの外力によって股関節唇損傷を引き起こすことが明らかとなっています。
FAIのみならず股関節前部痛の解釈には股関節周囲の機能解剖を理解することが欠かせません。
本セミナーでは股関節唇損傷をはじめとする股関節前部痛の病態と股関節周囲の解剖について解説した上で、
治療の基本となる触診技術と具体的な評価方法および運動療法について実技を含め紹介していきます。

内容


・股関節前部痛の疾患概念
・FAIの機序と股関節周囲の解剖とその機能
・股関節鏡視下手術について
・股関節周囲の触診
・股関節前部痛に対する評価と実技
・股関節前部痛に対する運動療法と実技