脳卒中患者に対する装具療法|下肢装具のための動作分析#942
奥野 泰介 先生
社会医療法人協和会 加納総合病院 リハビリテーション科 科長 / 理学療法士
あなたは臨床の中でこのような内容で悩んでいませんか?
・脳卒中患者様の装具療法について何を選べばいいかわからない
・歩行動作分析がうまくいかないから問題点がわからない
・脳卒中患者様を効率的に評価する方法を教えてほしい
これらの悩みは若手の時に悩みやすいテーマですが
このエポックオンラインセミナーを受講すると解決できるかもしれませんよ
エポックセミナーで学ぶ脳卒中患者の評価と治療、装具療法とは?
臨床において、脳卒中患者様の下肢装具の選定をすることは
理学療法士にとって基本的かつ重要な仕事です。
しかしながら、下肢装具の選定方法をリハ医に任せっきりにしていませんか?
本来であれば理学療法士が評価し、きちんと提示すべきところですが
SHBやオルトップAFOでいいかとなっていませんでしょうか?
装具療法は上手に使い分けることができれば
患者様の自立度を上げたり、日常生活の活動量を上げる手助けができるようになります。
しかし臨床に出てからそれらの勉強会が少ないというのも事実です。
もちろん各病院でされている勉強会もあるでしょうが
実際の講習会が少ないのも事実です。
もしそう感じているのであれば
いま一度理学療法士にとって基本的かつ重要な
脳卒中患者様の下肢装具の選定について学んでみませんか?
下肢装具療法に必要な歩行動作分析能力が身につきます
あなたは脳卒中患者様の装具療法についてどのような視点で装具の処方を行っていますか?
・麻痺の程度
・脳画像からの予後予測
・認知機能・高次脳機能
など、様々な装具療法に関わる要素を統合して判断していると思います。
これら以外にも歩行観察・歩行分析が行えなければ、
適切な装具を選定したり、介入効果を適切に判定したりことができません。
〇装具の選定において歩行分析という視点
〇ランチョ・ロス・アミーゴ方式以外の歩行観察・分析能力
〇脳卒中患者の歩行分析を運動学、運動力学的に理解する
装具療法にはこれらの知識が必要不可欠になります。
エポックオンラインセミナーではこれらの内容について学ぶことができます。
この歩行分析セミナーを学ぶと脳卒中患者様の視る視点が変わります
私は、最初は適切な歩行観察・分析が行えず、適切な装具を選定したり、介入効果を判定したりことができませんでした。
私が最初行っていた方法は、歩行をIC~Tswまでの8層に分け、その相ごとに観察し上肢、体幹・下肢すべての関節の角度を測るというやり方でした。
おそらく基本的な歩行分析の手段だと思いますが、そのやり方では非常に時間を要する上に、実際の装具選定に全くいかすことができず、途方に暮れていました。
様々な非効率な歩行観察・分析方法を繰り返し試行錯誤する中で、私は現在の観察・分析方法に行きつきました。
それは歩行を4つの相に分け、3つのポイントを観察するというものです。
観察する3つのポイントとは
・下腿の動き
・体幹の動き
・重心位置
です。
今回の講義では装具を選定するために、なぜ4相に分けるのか?
どのような4相なのか?
なぜこの3つのポイントが重要なのか?
をわかりやすく根拠をもって説明していきます。
また実際の症例を用いて歩行観察のポイントの意義を運動学的、運動力学的に説明し歩行観察の質の向上を図っていきます。
実戦に近い形でデスカッションしながら楽しく学んでいけたらと思います。
プログラム
・装具選定を行う際に行っている非効率な歩行観察
・装具選定に必要な効率的な歩行観察の仕方
・装具選定を行う上で必要な歩行の運動学的な知識
・装具選定を行う上で必要な運動力学的な知識
