基本動作から考える片麻痺患者の歩行動作へのアプローチ#925
弓岡 光徳 先生
大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士
片麻痺患者様の治療に悩んでいるあなたへ
片麻痺患者様の早期離床、早期歩行練習は臨床の中で課題とされていると思いますが
それと同時に起居動作の評価というものは重要です。
なぜなら歩行動作に必要な要素が起居動作にも繋がっているからです。
・脳血管障害の背臥位姿勢や起き上がり動作、座位動作の重要性がわかります。
・起居動作に必要な要素を理解することができます。
・姿勢制御の重要性を学ぶことができます。
・歩行動作に必要な背臥位姿勢や起き上がり動作、座位動作での要素を学ぶことができます。
・実技で学ぶから身につきやすくなります。
もしあなたが片麻痺患者のリハビリに難渋しているのであれば、
ぜひ一度ご検討ください。
片麻痺患者の歩行動作獲得は起居動作・座位動作から考えよう
歩行動作に対してアプローチするためには、それまでの過程における問題点を一つ一つ明確にし、繋げて考えていく必要があります。
このセミナーでは、【臥位・座位でのアプローチ】として、重力との関係による筋活動の活性化を目的として、寝返り、起き上がり、座位動作を行い、立位、歩行へつなげる準備に必要な要素や治療方法について学んでいただきます。
具体的には、「テンタクル活動」「ブリッジ活動」「ブリッジーテンタクル活動」、「カウンターバランス」、
「腰椎骨盤リズム」、「頭部体幹戦略・上下肢戦略」について理解する必要がありますので詳しく解説していただきます。
また、「立ち上がりへのアプローチ」「立位へのアプローチ」を通じて、歩行の準備を行い、「歩行へのアプローチ」で、歩行機能自体の向上を目指していただきます。
全体を通して、それぞれの姿勢での治療がそれぞれ関連を持っていて、最終的に歩行につながることを理解できるセミナー構成として頂く予定です。
プログラム
1.「背臥位、側臥位、腹臥位での治療アプローチ」
2.「寝返り・起き上がりでの治療アプローチ」
3.「座位での治療アプローチ」
4.「その他のアプローチ」