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在宅・訪問分野におけるリスク管理#922

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真鍋 周志 先生

理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士

 

 

在宅におけるリスク管理は医療機関とは大きく異なります


リスク管理というのは医療に従事する者が必ず行わなければならないこと。

医療・医学に関する知識・技術・経験すべてを駆使して患者さんに安全な医療を提供することは我々の責務と言えます。

しかし、そうは言ってもこれは容易なことではなく、特に病院などの医療機関と在宅は様々な点で考え方が違ってきます。

 

特に、一人で対応しないといけないということが大きな違いではないでしょうか?

これはチーム医療を前提とした医療機関での安全管理とは大きく異なる条件です。

このように、根本が違うため病院で研鑽を積んできたからといって、在宅での何らかのトラブルに対応できるとは言えません。

つまり、在宅では在宅ならではのリスク管理が求められるということです。

 

理学療法士・作業療法士や看護師がしなければいけないリスク管理とは?


リスク管理というとよく誤解されていることがあります。

・血圧を測定する

・SpO2を測定する

・心電図をモニタリングする

 

特にセラピストに多いと思いますが、このように、いわゆるバイタルサインを測定してその結果を見ていればリスク管理は大丈夫だ

と思っていませんか?

これらを測定したり見たりすること、それはもちろん大事なことです。

けど、これだけではリスク管理とは言えないんです。

リスク管理の一部の基本的な行動をしているだけなんです。

そこについてはセミナーでしっかりお伝えしたいと思います。

 

在宅ではバイタルサインやフィジカルサインの確認が大事です


在宅というのは、そもそも医療機関に比べたら急変時にできることがかなり限られてきます。

その中で、自分にできることをきちんと行う、それだけを意識しましょう、どれだけ凄腕の医師であっても、血圧計と聴診器だけでは肺炎の診断も確実ではないのです。

・救急車を呼ぶべきなのかどうか

・医師に報告すべきか

・いつも通りのリハビリやケアを行ってよいのか

特に救急車を呼ぶべきかどうかの判断が悩みどころです、ここでは重症度と緊急度から判断が必要ですが、優先すべきは患者さんの身であることは言うまでもありません。

※本セミナーはリスク管理についての話をしますが、実際の対応は現場の様々な要因に左右されることをご理解頂いたうえでご参加ください。

 

プログラム

1. 在宅医療の現状と課題

2. 在宅におけるリスク管理の考え方

3. 訪問時に遭遇しやすいトラブルとその対処法