骨盤と仙腸関節の機能解剖とリアライメント#911
赤坂 清和 先生
埼⽟医科⼤学 / ⼤学院医学研究科医科学専攻 理学療法学分野 教授
波田野 征美 先生
理学療法士 / Mr.コリとる院長 / Oriental Physio Academy 代表
超有名講師が登壇!エポックでしか受けられない特別講義
今回セミナーで講義をしていただくのは
日本徒手理学療法協会の常任理事で
数々の徒手療法や運動療法の書籍と手掛けている赤坂清和先生と、
エポックではおなじみのトリガーポイント療法やアナトミートレインを応用した
筋膜調整で人気の波田野征美先生のお二人によるコラボセミナーとなっております。
各先生方にそれぞれの専門性を発揮していただき
受講生の皆様の知識と治療技術の底上げを行っていただきます。
骨盤と仙腸関節を理解できれば治療結果が出せる
骨盤は上半身と下半身を繋いだり、内臓を受け止めていたりと身体の要として機能しています。
骨盤の関節である仙腸関節や恥骨結合は、大きな動きを有する関節ではありませんが、
上半身の重さを下肢に伝えたり、下半身で生まれた力を上半身に伝えたりと、
常に大きな力が加わっているため、わずかな動きのズレで仙腸関節自体に痛みを引き起こしたり、
隣接関節への負担を増やして全身のあらゆる部位に痛みやしびれを引き起こすことが多々あります。
そこで本セミナーでは
骨盤と仙腸関節、そして隣接関節である腰椎や股関節の基本的な知識はもちろんのこと
包括的な評価を行うことでどこに問題があるのかを抽出し
それぞれに対してどのようにアプローチしていけばいいのか
豊富な徒手療法や運動療法を紹介していきます。
基本的な解剖学や運動学を網羅しましょう
骨盤は左右の寛骨と仙骨の動きが複雑に連動してくる上に、
腰椎や股関節も繋がっていて、それに伴い非常に多くの軟部組織も関わってくるため、
解剖や運動学を苦手としているセラピストは非常に多いと思います。
本セミナーでは多くのセラピストが苦手としている骨盤周囲の機能解剖についてしっかりとお伝えしていきます。
仙腸関節を安定させる筋膜スリングと運動療法
腰椎や骨盤周囲の安定性というと腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群、横隔膜といった
腹部周りの「インナーマッスル」「コアユニット」と呼ばれる筋群を真っ先に思い浮かべると思います。
しかし、このコアユニットの筋肉たちはサイズの大きな筋肉ではないため、
これだけでは腰椎や骨盤周囲を安定させるだけの力は発揮できません。
表層のアウターマッスルの「筋膜スリング」と呼ばれる支持機構も必要です。
本セミナーでは「筋膜スリング」の基本的な知識だけでなく、筋膜スリングを機能させるための運動療法を紹介していきます。
骨盤に対するマッスルエナジーテクニック
マッスルエナジーテクニックとは、
筋の収縮後の弛緩を利用して緊張の改善、可動域の改善、疼痛の緩和、アライメント異常を修正していく手技です。
仙腸関節や恥骨結合の動きは非常に小さいものですが、
この僅かな運動のズレが下肢への荷重伝達を障害し、腰痛だけでなく下肢の障害にも繋がります。
マッスルエナジーテクニックは、患者様自身の力、それも非常に軽い等尺性収縮を使っていくので
多くの関節マニピュレーションよりも安全に実施できる手技です。
ぜひあなたが治療結果を出したいと考えているのであれば
このセミナーをおすすめします。
プログラム*多少の変更がある場合がございます
・骨盤&仙腸関節の機能解剖
・骨盤の評価と治療
・仙腸関節の安定性の筋膜スリング
・脊柱の力学
・骨盤に対するマッスルエナジーテクニック
・股関節と骨盤の関係
・殿筋と骨盤の関係
など