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虚血性心疾患の基礎|エポック心リハスクール初級編#907

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真鍋 周志 先生

理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士

 

 

心筋梗塞だけが虚血性心疾患ではありません


虚血性心疾患の代表格が急性心筋梗塞です。

心臓リハビリテーションというのは急性心筋梗塞の歴史とともに歩んできていますので、もちろん中核になる分野です。

 

急性心筋梗塞は一部の急性期病院でしか対応しないし、心臓リハビリテーションをやっている一部のセラピストしか関わらないから自分には関係ない。

 

そう思っていませんか?

 

そんなことはありません、そもそもの病態を理解すればそれはすぐに理解してもらえると思います。

このセミナーでは虚血性心疾患の病態から丁寧に解説し、広く虚血性心疾患についての理解を深めてもらいます。

 

このセミナーの到達目標は

『虚血性心疾患の病態を理解し、循環器疾患患者さんの診療に役立てる』

ことです。

 

この到達目標に達すると、以下の知識・技術が身につきます。

●虚血の意味が分かるようになる

●虚血の考えをもとにしたリスク管理・運動負荷の考え方が身につく

●心筋梗塞後のリハビリテーションに自信と根拠が持てる

●生活習慣病に対する運動の必要性を考えることができる


 

心臓リハビリテーションの基本は心拍数での運動処方


心臓リハビリテーションでは心拍数を運動処方に活用します。

ターゲットハートレート(Target Heart Rate)という言葉は聞いたことがあるでしょう。

では、なぜ運動負荷の目安に心拍数が用いられるのでしょうか?

 

そこには心筋酸素消費量という考え方が必要となってきます。

虚血性心疾患のリハビリテーションの肝になるこの考え方をセミナーでお話します。

 

このセミナーを受けて欲しい人

〇急性心筋梗塞患者さんのリハビリテーションに従事している方

〇心筋梗塞はパスに準じているだけであまり考えられていない方

〇心臓の仕事、負担というのがよくわからない方

 

運動療法の対象は生活習慣病


虚血性心疾患患者さんに運動を提供する場合、メカニズムが分からないと廃用予防という結論に行きついてしまうようです。

 

全然違いすぎます。

 

その考え方は非常にもったいないです、このセミナーで運動の効果についてしっかり理解して運動療法の効果・対象を学びましょう。

 

プログラム

1. 急性心筋梗塞の疫学
日本は世界的に見るとそれほど急性心筋梗塞が多い国ではありませんが、患者数があまり変わっていないのが現状です
まずは日本の現状を確認しておきます

2. 虚血性心疾患の病態
通常の心臓は虚血になることはありません
しかし患者さんの心臓は虚血になります、いったいなぜでしょうか?
そこには虚血に対する理解が重要なのでその点を詳しくお話します

3. 虚血性心疾患の検査・評価
何と言っても心臓カテーテル検査(CAG)でしょう
虚血に関する医学的所見について解説していきます

4. 虚血性心疾患の症状・治療
代表的なのは胸部痛ですが、ここでは心筋虚血に伴う症状について説明します
リハビリテーションの場面においてはこの考え方が重要です、虚血になるとどうなるのか理解しましょう