下肢運動器障害に対する姿勢・動作のみかた~姿勢・動作に着目したリハビリテーションの実技と実践~#86
三谷 保弘 先生
関西福祉科学大学 保健医療学部リハビリテーション学科 教授 / 理学療法士 / 専門理学療法士(基礎理学療法)/ 専門理学療法士(運動器)
運動連鎖を実技で学ぶ!動作分析に欠かせないバイオメカニズム
~姿勢・動作分析~
臨床では欠かせない評価手技を実技で体得しませんか?
評価技術の向上は、治療技術の向上に直結します。
正しい姿勢・動作分析のためには、
「バイオメカニクス」
「各部位のアライメント」
「関節モーメント」
「全身の運動連鎖」
を理解している必要があります。
ですが、知識として知っていても「実際の動作がどのように身体に影響を及ぼすのか」を学ぶ機会は少ないと思います。
今回は、「下肢」と「体幹機能」の相互関係に着目し、「下肢運動器障害」による姿勢・動作の分析を実技を通して学んでいきます。
本講義を受講することで、リハビリセラピストの強みである「的確な姿勢・動作分析」が理解でき、より効果の高いリハビリテーションを展開できるようになります。
概要
下肢運動器障害に対する姿勢・動作に着目した評価は、下肢に加わる負荷を推察し障害の発生メカニズムを理解するために有用な情報を与えてくれます。
そして、これらの情報は下肢運動器障害に対する安全かつ効果的なリハビリテーションを実践するために必要なものとなります。
今回のセミナーでは、下肢運動器障害に対する姿勢・動作のみかたについて解説し、姿勢・動作の変化が下肢にどのような影響を与えるかについて理解を深めることを目的とします。
また、下肢運動器障害に対する姿勢・動作に着目したリハビリテーションの実践についても解説します。
実技を中心としたセミナーとなりますが、運動学・運動力学的知識を基にした理論についても丁寧に解説しますので、既に臨床で働いている療法士はもちろんのこと、経験年数が少ない新人、若手療法士の皆様にも、理解しやすい内容となっております。
内容
1.下肢アライメントと下肢運動器障害
2.運動連鎖と下肢運動器障害
3.体幹機能と下肢運動器障害
4.姿勢・動作に着目した下肢運動器障害に対する理学療法