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高齢者の特性に合わせた運動アプローチ|シニアヨガの観点から#858

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葦田 ひとみ 先生

理学療法士/シニアヨガインストラクター

 

 

高齢の患者様への負荷のかけ方や運動療法の選択に悩んでいませんか?


変形性膝関節症

変形性股関節症

脊椎圧迫骨折

坐骨神経痛

腰部脊柱管狭窄症

橈骨遠位端骨折

大腿骨頸部骨折・・・

 

高齢者によくみられる疾患として、多くの整形疾患が挙げられます。

もちろんこれは高齢者特有の疾患ではなく、成人にも起こりうる疾患です。

ではなぜこれらの疾患が高齢者に多いのか知っていますか?

同じ疾患だからと、成人と同じアプローチ方法を高齢者に行ってはいませんか?

 

人間の身体は加齢とともに変化していきます。

円背姿勢に代表されるような姿勢的な変化だけでなく、

生理学的にも大きく変化しています。

 

代謝活性の高い筋組織の減少とともに、タンパク質は成人の3割近くも減少します。

感覚機能は、五感全てにおいて低下し、内耳機能の低下も併せてバランス機能も低下します。

 

では、そのように大きく変化した高齢者の身体にとって、

どのようなアプローチ方法の選択が適しているのでしょうか?

 

若手セラピストの中には、どれくらい負荷をかければいいかわからず、

逆に躊躇してしまい負荷をかけきれない場面も多くみられます。

 

そこでシニアヨガという考え方が必要になるのです。

シニアヨガとは、高齢者の特性に合わせたヨガです。

負荷量とは、単に強度が高い/低い、回数が多い/少ない、だけではありません。

どのような方法でその機能にアプローチするかも大切です。

シニアヨガはなぜ高齢者と相性がいいか知っていますか?


なぜ高齢者にヨガがいいの?

そもそもシニアヨガってどんなの?

を高齢者の器質的変化も交えて解説します。

 

例えば、

脊柱の不安定さ、円背姿勢に対しては、ヨガの呼吸法や、骨盤底を意識しながらポーズを行うことで、骨盤帯が安定し、

脊柱の安定性が得られます。

 

膝痛に対しては、

呼吸法で骨盤を安定させ、四つ這いで股関節の筋バランスを整え鍛えていくことで、カップリングを良くして膝痛にアプローチできます。

今回のセミナーでは、実際の実技を通して、

シニア層への呼吸の伝え方や呼吸と動作を合わせる方法などを学んでいきます。

 

シニアヨガをリハビリの現場で活かす具体的な方法をお教えします


講師の葦田先生は、シニアヨガのインストラクターでありながら、

訪問リハビリの現場でもご活躍されています。

 

訪問の場や、リハ現場でどんなふうに取り入れているかを

先生のご経験や、実際の事例をもとに、
お話していただきます。

超高齢化社会、膨らむ医療費、介護保険料

社会の財政負担はますます増える一方です。

 

「健康寿命を延ばし、一人ひとりが自分らしい生き方を」

をテーマに、

その財政破綻にセラピストとしてどう貢献していくか。

また一人ひとりが豊かな人生を送るためにセラピストにできることは何か?を一緒に考えていきましょう。

プログラム

・今の日本の社会的な状況(財政面、介護保険料、医療費などの推移)
・ヨガが高齢者に良い理由
・高齢者の器質的変化に対するヨガアプローチ
・実技:・シニア層への呼吸の伝え方。
・呼吸と動作を合わせる方法など
・ミニレッスン(呼吸を深く、姿勢を整える)
・質疑応答