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体幹機能の評価とアプローチ|荷重連鎖から考える体幹機能#836

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八木 大樹 先生

パナソニックエイジフリーケアセンター京都椥辻・訪問看護ステーション / 理学療法士

 

 

歩行動作の改善は、リハビリの現場においてとても重要視されることが多いものになります。

みなさんも日々患者さんの歩行動作の改善を目指して臨床に向き合っていることと思います。

そんな中で重要な歩行動作の改善ですが、このような悩みはありませんか?

 

・下肢筋力は上がってきている。痛みも軽減しているのになぜか下肢に荷重がのらない

・荷重の際に骨盤や股関節の動きが悪い

・体幹の収縮機能はしっかり働いているけど歩様が安定しない

 

今回のセミナーは、そんな悩みを解決したいというセラピストの方におすすめです。

 

体幹機能が働いているのに歩様が安定しない理由とは?


歩行動作の改善を図るためには、歩行がどのようにして起きているのかを考える必要があります。

歩行の機能として、骨盤から下をロコモーター、骨盤から上をパッセンジャーと呼び、

歩行の駆動力は主にこのロコモーターが担っているとされています。

 

ですが、実際には上のパッセンジャーが骨盤の上にしっかりと乗っていることができるため、歩行という動作が成立しています。

つまり歩行動作の改善を図るためには、パッセンジャーの機能も同時に着目して評価、アプローチしていく必要があります。

そのパッセンジャーの機能の中心になるものが、いわゆる「体幹機能」と呼ばれるものです。

 

「体幹」というのはリハビリの現場でもメジャーなものです。

その反面、なんとなく動作が不安定だと「体幹が弱い」「体幹が効いていない」と言うように、

とりあえず体幹を問題点に挙げる方も増えているように感じます。

体幹に着目すること自体はとても良いことだと思います。

ですがなんとなく「体幹」と言う使いやすい言葉を使うことは、あなたの思考を止めてしまい、具体的なアプローチを提案できない場合があります。

 

荷重連鎖から考える体幹機能、歩行機能とは?


たしかに体幹機能の評価やアプローチは難しく感じる方も多いと思います。

その理由としては、

・関節運動が複雑

・姿勢制御などの神経回路の関与

・筋力や可動域で測ることが出来ないことが多い

 

など、主に体幹機能というものが、目に見えないところで起きており、可視化できない、もしくはしにくいことが要因だと思っています。

 

特に、前述したように重心位置は目に見えるものではありません。

重心線を理解し、どこにどのように荷重しているのか、なぜ荷重できていないのかを把握するためには、骨構造的に安定したアライメントや筋出力が出ているのかを考える必要があります。

 

例を挙げると骨盤と股関節の関係性になります。

股関節が臼蓋に収まってしっかり荷重するためには股関節の内旋機能は必要不可欠になります。

このように荷重連鎖を考えることで、体幹機能をうまく働かせることができるかどうかを

根拠立てて考えることができるようになるのです。

 

 

 

このエポックセミナーを受けると・・・・・

・体幹機能を具体的に言語化することができる

・動作から体幹機能を評価することができ、アプローチがより具体的になる

・体幹機能を可視化することによって、より具体的な説明をすることができる

・体幹機能の中でも、具体的にどの機能を高めれば、目の前の患者さんの動作が変わるのかが説明できるようになる。

 

体幹機能をより具体的に理解したいと言う方は、ぜひセミナー受講を検討してくださいね。

あなたにお会いできることを楽しみにしています。