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姿勢制御の理解と歩行動作の治療について#823

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弓岡 光徳 先生

大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士

 

 

姿勢制御の治療の進め方に悩んでいるあなたはココを抑えて!


姿勢制御には、以下の二種類があります。

代償的姿勢制御(フィードバック系)

予測的姿勢制御(フィードフォワード系)

実際の行動ではこの2つのタイプの姿勢制御の調整が必要です。

本セミナーではこの理解を深めると共に、姿勢戦略をどの様に獲得していくか

そして歩行をいかにして獲得していくかを目的としていく。

 

このエポックセミナーを受けると・・・


・姿勢制御の基礎理解を深めることができる
・体幹の評価とともに、体幹を動作の中で使える方法を理解することができる
・各動作の中で体幹がどのような役割を担っているかを理解することができる
・実技を通じて明日から使える技術を学ぶことができる

 

姿勢制御を理解すると歩行は劇的に変化する


例えば、電車に乗って急ブレーキや急カーブのために
姿勢の崩れを調整する場合の姿勢調節は、
フィードバック制御である。

また、予測的姿勢制御(フィードフォワード系)の例としては、
肩関節屈曲の際に腹横筋は三角筋前部線維よりも
前に活動することなどが挙げられる。

 

また、端坐位での姿勢制御の戦略としては、

①頭部・体幹戦略
②上・下肢戦略
③上肢の保護伸展戦略
の3つがある。
また、立位での姿勢制御の戦略としては、

①足関節戦略
②股関節戦略
③ステッピング戦略

の3つがある。

 

足関節戦略、股関節戦略は
重心を支持基底面内に保持する戦略であり、
ステッピング戦略は新たに支持基底面を作る戦略である。

 

足関節戦略は、遠位から近位へと筋活動が起こる。
股関節戦略は、近位から遠位へと筋活動が起こり、脳卒中片麻痺によくみられる戦略である。

 

そして、正常では、重心移動が大きくなるにつれて、

足関節戦略、股関節戦略、ステッピング戦略に変化していく。

 

本セミナーでは、立位・歩行に必要な腰椎骨盤リズム、

上肢操作に必要な肩甲上腕リズム、肩甲骨セッティングなどを基礎知識として理解した上で、

体幹、肩甲帯、骨盤帯から誘導できる基本動作として、

寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行動作などの実技をご紹介いただきます。

 

また、適時、姿勢制御と運動制御に関する神経機構についても触れていく。

 

プログラム

・講義:姿勢制御について

・体幹からの誘導による、寝返り、起き上がり練習

・体幹からの誘導による、立ち上がり、歩行練習

・質疑応答