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若手セラピストのための動作分析と治療に対する臨床推論#816

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安藤 正和 先生

安藤治療院 理学療法士、鍼灸師

 

 

あなたは上司から動作分析ができていないから治療ができないのだ

と言われたことはありませんか?

 

・動作分析が苦手

・何が問題かわからない

・歩行については、動きが速すぎて捉えられない

・そもそもそれを文章化する意味ってあるの?

・学生時代から言われ続けて、考えるのが億劫

 

こうした悩みは実は少なくとも新人セラピストの半分以上が持っているといっても過言ではありません。

なぜなら、学生時代にさんざん動作観察・動作分析を書かされているはずです。

私自身もそうでした。レポートの8割は動作分析だったこともあります。

 

ですが逆を言えば、動作分析こそセラピストの真骨頂なのです。

問題となる動作の違和感を感じられるかどうか、その感覚を養うことこそ

動作分析をすべき理由なのです。

 

このセミナーでは、股関節疾患の術前術後の動画を用いて、

患者様の動作分析の方法を説明します。

また動作分析だけではなく、何が問題になるのか、どこを見るべきなのかを考え

ディスカッションを通じて自分の理解度を把握したうえで、どのように治療を進めるべきかを学ぶことができます。

このセミナーを受講することで動作分析の見るべき方法がわかるヒントになれば幸いです。

 

若手の理学療法士・作業療法士が動作分析に苦手意識をもつ理由とは?


「学生のころから動作分析が苦手でした」

こうした意見は動作分析が苦手なセラピストが口をそろえて話します。

 

それはなぜなのか?

 

原因は、動作分析をする際に、見るべき動作を最初から最後まで動作観察し

その動作を文字に起こして説明するところから入るからです。

 

その観察を一から覚えておいて、すべて文字に起こしてその問題点を考えて・・・

なんて過程をずっと繰り返すから、私たちは動作分析が苦手になるのです。

 

でも実は動作分析をするうえで重要なことは

まずその一つ一つの動作を文字に起こして現象を把握することではありません。

 

「受傷した原因や疾患を理解すること」

 

ここから始めるべきです。

なぜならあなたは一日何人の患者様を治療しますか?

その患者様一人一人の動きをすべて覚えていますか?

 

覚えるにも限度があります。

その患者様の疾患の特性をしっかり把握して、問題が起こるであろう場面や個所を理解し

端的に治療をしていかなければ、間に合いません。

 

動作分析は正常な動作を理解すべきだと言われたあなたへおすすめのセミナーです


私は学生時代によく言われました。

 

・あなたは正しい動作が理解できていない

・基本動作が頭に入っていない

・正常動作を知っていますか?

 

正常動作って何?と思いませんか?

 

寝返り一つをとっても千差万別です。人によって寝返りの方法なんて決まっていませんし

そもそも自分の寝返り一つとっても、同じ動作で毎回行っているわけではありません。

 

なのに正常動作って何?と。

 

その気持ちは痛いほどよくわかります。

ですが、その患者様の動作を見て、効率的な動きなのかどうか

代償的な動きなのかどうかをまず理解するために、

「一般的な動き」を把握する必要があるのです。

 

たとえば寝返りだけで考えてみましょう。

寝返りの最初の動きは眼球の動きだと言われています。

ですが、それは一般論です。

そうでない方もいっぱいいますが、ようは眼球の動きは起こるんだよということです。

 

また体幹の回旋をするうえで、肩甲帯は外転位になり、

背面を彎曲することで寝返りをしやすくしています。

 

こうした「効率的な動き」は理解しておくことが重要になります。

ここがわかっていれば、疾患を当てはめ、その症状が阻害するであろう場面を想像することで

動作分析が容易になるのです。

 

 

本セミナーは動作分析を苦手としているセラピストにおすすめのセミナーです。

 

 

プログラム

1回目
・床反力を利用したADL動作
・寝返り-起き上がり-起立動作-歩行の力学的考察

2回目
・系統発生学的視点から考える重心の考え方
・4足歩行から直立2足歩行の意味と動作分析への応用