【基礎から学ぶ2days】リハビリテーションに必要な循環器の基礎知識~心不全 前編~#813
真鍋 周志 先生
理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
※このセミナーは循環器疾患の評価や治療を、よりわかりやすくかみ砕いてお話しいただきますので、若手セラピスト向けになっています。
理解度をチェックしながら2日かけてゆっくり丁寧に進めていきますので、あなたの臨床スキルを確実にUpさせます。
※本セミナーは後編と合わせてご受講ください
後編はこちら
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日本は世界一の高齢社会に突入していますが、高齢化が進んでいるのは日本だけではありません。
医学の進歩のおかげで一昔前では命を失っていたような重症疾患でも一命をとりとめることができる時代になりました。
これら2つの変化の結果生じているのが心不全パンデミックです。
今、世界中で心不全患者さんが急増しています。
もちろん、長生きができるようになったこと、命が助かるようになったことは素晴らしいことです。
同時に、その対極に生じている心不全という問題を無視することはできないのです。
そんな現代社会において心不全の知識も持たずにリハビリを行うのは
無知もいいところだと思いませんか?
○心不全のことがよくわからずに困っている
○心不全をなんとなく心臓が悪いんだな、くらいにしか思っていない
○今後循環器をしっかり勉強していきたい
○心不全療養指導士受験を考えている
もしあなたがこれらに当てはまるのであれば、ぜひご参加ください。
わかりやすい内容であることをお約束します。
心不全の知識はリハビリ職にとって避けられない知識だと知っていますか?
コモンディジーズ(common disease)というのは、いわゆるよくある病気です。
風邪とか腹痛とか吐気とか。
今後は、特に高齢者においては心不全もコモンディジーズになる(すでになっている)と言われています。
ということは、我々理学療法士や作業療法士にとっても心不全というのは避けて通れない知識になってくるのです。
エポックオンラインセミナーでは心不全とはどういう病気なのかを学びます
心不全は循環器疾患の中で最も遭遇頻度が高い疾患です。
ですので、まずは心不全というのがどういう病気なのか、そしてどのような分類があってどのような症状が生じるのかを学びます。
あらゆる心疾患の終末像が心不全です。
後編では心不全の検査・評価についてと治療について学びますので、前編では基礎知識をしっかり身につけましょう。
プログラム
- 心不全の現状
心不全に関しては世界中で大規模臨床試験が行われています。
疫学から心不全について学んでいきます。
- 心不全の病態
心不全は収縮ができない心臓、とは限らないことを知ってもらいたいと思います。
病態を知ることで治療の意味が理解できるようになります。
- 心不全の分類
NYHAなど、心不全には様々な分類がありますので、それらを知ることで心不全についてより深く理解していきます。
- 心不全の症状
心不全は教科書を見ると実に様々な症状が記載されています。
心不全は心臓が悪いことによっておこる全身の病気であることを理解します。
