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【エポックオンラインセミナー】片麻痺患者様の連合反応に対する評価と治療#769

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弓岡 光徳 先生

大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士

 

多くのセラピストがこのように悩んでいます

 

・片麻痺患者様の動作分析や動作観察が苦手だ

・異常な筋緊張をどのように治療すればいいかわからない

 

これらの悩みは新人セラピストだけではなく

経験年数が増えてきても片麻痺の連合反応を

どのように分離させていくべきなのかに悩むことが多いと思います。

 

片麻痺患者様の治療は問題点が複雑化しており

若手セラピストのときは連合反応や異常筋緊張に難渋して、治療に悩むことが多々あるのではないでしょうか?

 

片麻痺患者様のリハビリは歩行の評価だけでは良くなりません


あなたは臨床に出てからも問題点ばかりに目が行ってしまい、

他の原因を追求できていなかったりしませんか?

 

片麻痺患者様の治療において、姿勢や動作を捉える力は最重要課題です。

 

それは片麻痺の歩行動作の問題点だけでなく、

起居動作や座位、立ち上がりといった

各層においての問題点の繋がりをきちんと理解する必要があります。

 

しかしながら、学生時代のように、片麻痺の問題動作一つ一つを細かく切り取って

文字に起こしてなんてしていたら時間がいくらあっても足りません。

 

だからこそ、片麻痺患者様の一挙手一投足をしっかり捉えて

どこをどのように治療するかを瞬時に判断しなければいけません。

判断するとともに、自分の治療効果が施術前と後での違いを判定していかなければいけません。

 

このように、片麻痺患者様の歩行動作や起居動作、立位姿勢や各動作の問題点を捉える力を養う必要があります。

本セミナーでは具体例やワンポイントアドバイスを

実際の片麻痺患者様を例題として挙げていただき教えていただけます。

 

片麻痺患者様の筋緊張を調整するために必要な技術が学べます


片麻痺患者様の異常筋緊張に対してアプローチをするためには、

求める動作がなぜ行えないのか、どのような問題点があるかを一つ一つ明確にし、

各動作の問題点を繋げて考えていく必要があります。

 

それぞれの動作は違っても問題点が共通することは多々あります。

その原因を追求し筋緊張を調整することができれば

歩行だけでなく、上肢の連合反応や下肢の連合反応を調整することは難しくありません。

 

その仮説・検証・再評価こそがセラピストの奥義と言っても過言ではないでしょう。

このオンラインセミナーでは、【臥位でのアプローチ】として、

重力との関係による筋活動の活性化を目的とした治療技術を学びます。

 

抗重力活動を行うために必要な要素を学ぶには、支持基底面が一番大きい臥位姿勢で行う動作を理解することが一番効率がいいからです。

支持基底面が大きく安定した姿勢で正しい関節運動が行えないのに、

支持基底面が少ない座位や立位で安定した関節運動が行えるはずがありません。

 

片麻痺患者様の治療を考えるうえで、求める動作の改善が難しい場合は

一つレベルを下げた(支持基底面が大きい)動作での関節運動がきちんと行えているかどうかを評価、治療する必要があります。

そのうえで、寝返り、起き上がりといった安定した動作から、

立位、歩行へ繋げる準備に必要な要素や治療方法について学んでいただきます。

 

また、歩行中の麻痺側上肢の連合反応を軽減させ、自然な手の振りを獲得するためには、

歩行中の麻痺側上肢の連合反応を軽減させる操作だけではなく、

背臥位・座位・立位などにおける麻痺側上肢の機能的な動作を獲得する必要があると考えています。

そのために、セラピストは、麻痺側上肢の機能的な動作を誘導する必要がありますので、そのあたりもお伝えします。

 

エポックセミナープログラム

・歩行動作における起居動作の重要性について

・起居動作の要素の分解とそれぞれの筋活動、運動学的な視点の学習

・起居動作から立位・歩行に繋げるための要素について

・起居動作の治療実技指導

・麻痺側上肢の機能的な動作の誘導