【エポックオンラインセミナー】若手セラピストのための股関節疾患の動作分析と臨床推論#747
安藤 正和 先生
安藤治療院 理学療法士、鍼灸師
あなたは上司から動作分析ができていないから治療ができないのだ
と言われたことはありませんか?
・動作分析が苦手
・何が問題かわからない
・歩行については、動きが速すぎて捉えられない
・そもそもそれを文章化する意味ってあるの?
・学生時代から言われ続けて、考えるのが億劫
こうした悩みは実は少なくとも新人セラピストの半分以上が持っているといっても過言ではありません。
なぜなら、学生時代にさんざん動作観察・動作分析を書かされているはずです。
私自身もそうでした。レポートの8割は動作分析だったこともあります。
ですが逆を言えば、動作分析こそセラピストの真骨頂なのです。
問題となる動作の違和感を感じられるかどうか、その感覚を養うことこそ
動作分析をすべき理由なのです。
このセミナーでは、股関節疾患の術前術後の動画を用いて、
患者様の動作分析の方法を説明します。
また動作分析だけではなく、何が問題になるのか、どこを見るべきなのかを考え
ディスカッションを通じて自分の理解度を把握したうえで、どのように治療を進めるべきかを学ぶことができます。
このセミナーを受講することで動作分析の見るべき方法がわかるヒントになれば幸いです。
若手の理学療法士・作業療法士が動作分析に苦手意識をもつ理由とは?
「学生のころから動作分析が苦手でした」
こうした意見は動作分析が苦手なセラピストが口をそろえて話します。
それはなぜなのか?
原因は、動作分析をする際に、見るべき動作を最初から最後まで動作観察し
その動作を文字に起こして説明するところから入るからです。
その観察を一から覚えておいて、すべて文字に起こしてその問題点を考えて・・・
なんて過程をずっと繰り返すから、私たちは動作分析が苦手になるのです。
でも実は動作分析をするうえで重要なことは
まずその一つ一つの動作を文字に起こして現象を把握することではありません。
「受傷した原因や疾患を理解すること」
ここから始めるべきです。
なぜならあなたは一日何人の患者様を治療しますか?
その患者様一人一人の動きをすべて覚えていますか?
覚えるにも限度があります。
その患者様の疾患の特性をしっかり把握して、問題が起こるであろう場面や個所を理解し
端的に治療をしていかなければ、間に合いません。
動作分析は正常な動作を理解すべきだと言われて悩んでいませんか?
私は学生時代によく言われました。
・あなたは正しい動作が理解できていない
・基本動作が頭に入っていない
・正常動作を知っていますか?
正常動作って何?と思いませんか?
寝返り一つをとっても千差万別です。人によって寝返りの方法なんて決まっていませんし
そもそも自分の寝返り一つとっても、同じ動作で毎回行っているわけではありません。
なのに正常動作って何?と。
その気持ちは痛いほどよくわかります。
ですが、その患者様の動作を見て、効率的な動きなのかどうか
代償的な動きなのかどうかをまず理解するために、
「一般的な動き」を把握する必要があるのです。
たとえば寝返りだけで考えてみましょう。
寝返りの最初の動きは眼球の動きだと言われています。
ですが、それは一般論です。
そうでない方もいっぱいいますが、ようは眼球の動きは起こるんだよということです。
また体幹の回旋をするうえで、肩甲帯は外転位になり、
背面を彎曲することで寝返りをしやすくしています。
こうした「効率的な動き」は理解しておくことが重要になります。
ここがわかっていれば、疾患を当てはめ、その症状が阻害するであろう場面を想像することで
動作分析が容易になるのです。
エポックオンラインセミナーは股関節疾患の術前術後の動作分析を動画で解説します
今回のテーマは股関節疾患を通じて動作分析を学びます。
股関節疾患は若手セラピストが最初に担当させられる疾患として有力ではありますが
どうしても症状が改善しないといった悩みを持ちやすい疾患でもあります。
セラピストの評価において、ROMやM MT等の客観性の高い検査に比べ、
動作分析は数値化できない部分が多く、苦手だと感じてはいませんか?
その苦手な部分を動画を用いて先生自身の動作分析方法をご教授いただきながら
実際にはどのように分析から評価、治療に結び付けていくかを説明していただきます。
このエポックオンラインセミナーは若手だからこそ受講してほしい
動作分析をいまさら人に聞けない
そう思われる受講生様はとても多いと思います。
しかしながら理論や治術を学ぶためのセミナーは一日1万円を超える高額なセミナーが多く
年間数回しか受けられないということが近年増えてきました。
しかしながらエポックオンラインセミナーでは若手セラピストでも安心して受講できるセミナーをご用意しています。
その理由は
・実績のある講師をお呼びしていること
・知識や技術をよりリーズナブルで紹介できること
・若手セラピストにわかりやすい講義を心掛けていただいていること
皆様の治療の悩みを少しでも解決できる内容を提供できる秘密をお教えします。
多くの受講生が絶賛!わかりやすいと評判の安藤先生に学ぼう
今回ご講義いただく安藤先生は、愛知県で体表解剖研究会を主宰されており
年間数百名の若手セラピストへの講演を行われています。
また弊社での講義を受講されたセラピストの方々も口をそろえて
・基礎からわかりやすく説明してくださっているので勉強になった
・全身の関節を先生にご講義してほしい
といったお喜びの声をいただいております。
また受講生様からはぜひ先生を愛知県からお呼びしてほしい、というお話も多く
今回コロナウィルスの影響により実技講習会が開催できないという状況を
残念に思われている方も多くみられていました。
ぜひあなたがどの勉強会を受ければいいか迷っているならおすすめのセミナーです。
エポックオンラインセミナーが安価でご提供するには理由があります
様々な勉強会がある中でも、この講習会はとりわけ安価に設定しています。
なぜなら「何度も受けて復習していただきたい」からです。
記憶に定着させるためには、何度も繰り返し学ぶ必要があります。
知っているだけではいざという時に使い物になりません。
だからこそ何度も何度も繰り返し学びなおしていただきたいという思いから
この低価格でのご提供に踏み切りました。
ですので、ぜひ皆様にはわからないところを何度も受けて
記憶の定着に努めていただきたいと思います。
エポックセミナーの受講をお悩みのあなたへ
エポックセミナーでは、本来日曜日の日中に開催を行っていました。
しかしながら今回オンラインセミナーを行うことで、夜の隙間時間を利用した学習が可能になりました。
またオンラインセミナーを利用することで、地域格差を無くすことができ、
何より会場に足を運ばなくてもいいというメリットもあります。
いつでもどこでも誰でも安藤先生の講習会を受講することができる
これがオンラインセミナーのメリットです。
確かに対面でお話ができないことで、雰囲気がわかりにくいということはあるかもしれませんが、
それ以上に、いつでも気軽に学べるのがオンラインセミナーの魅力です。
ぜひご参加のご検討をお待ちしております。
プログラム
1日目
動作観察の視点
重力・床反力を利用したADL動作
2日目
系統発生学的な視点
4足歩行動物・サルとの骨格の比較
3日目
人工股関節置換術の術前術後症例の動作分析
侵襲方向により切離された筋の方向の観察 運動学的考察
4日目
治療介入〜再評価(1ヶ月後の動作より)
実技演習(動画)