【オンラインセミナー】循環器疾患各論~不整脈とモニター心電図の基礎~#740
真鍋 周志 先生
理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
臨床の中で心疾患を合併している患者様は多数おられると思います。
高齢者や運動器疾患、中枢神経疾患、神経難病疾患、小児疾患など
様々な患者様のリハビリを行う上で、心疾患の知識やリスク管理でこうした悩みはありませんか?
・離床を促したいのになぜ血圧が下がるのか?
・歩いている最中に動悸や息切れが起こっている理由は?
・運動負荷はどの程度までかけても大丈夫なのか。
・脈が飛んでるけどこれは大丈夫なのか?中止すべきなのか?
こうした臨床上の症状を知らずにリハビリを続けると、
重大なアクシデントを引き起こしてしまう可能性があります。
だからといって安静だけでは運動療法にはなりません。
正しい知識をつけることで、患者様のリスクを把握することができれば
適切な運動負荷をかけることもできます。
あなたのこうした悩みを解決する糸口がこのセミナーで学ぶことができます。
理学療法士・作業療法士に必要な不整脈の原因を理解しよう
心不全患者様のリハビリをするうえで重要なことは、心機能が今安定しているのかどうか
それを客観的に評価できるかどうかです。
そのために臨床ではホルター心電図やモニター心電図をつけて
常に心臓が正しく動いているかどうかをモニターしています。
そのモニターする心電図では様々な波形を診ることができます。
・期外性収縮
・結滞
・細動波形
・ブロックなどの異常
これらの異常波形がみられることで、心機能のどこに不具合があるのか
どのタイミングで波形が乱れるのか、
どれくらい負荷をかけると異常波形がみられるのか。
こうした異常波形が即時リハビリを中止しなければいけないほど不安定なものなのか、
そのためには不整脈が起こる原因を理解するとともに、その波形の読み方を理解しなければいけません。
そのために患者様の不整脈の種類や、その原因は何かを突き止める必要があります。
不整脈の理由がわかれば、今運動をしていいのか、いけないのかが理解でき
リスク管理にも繋がります。
不整脈の評価のために心電図を読み解けるようになろう
循環器系の検査というのは本当にたくさんあります。
しかし、『脈に関する情報』を与えてくれる検査というのはものすごく限られており、
我々理学療法士が活用できるデバイスとしてはほぼ
心電図しかない
と言っても過言ではないと思います。
そして、リスク管理において最も頼りになるデバイスとも言えます。
しかし、心電図というと、どうしても苦手意識がありませんか?
それは当然です、
不整脈についてもきちんと理解していないのに電気の流れを波形に変換した心電図を、理解するというのは、敷居が高いはずです。
だから、この講義ではややこしい話はなるべくなしにして、心
電図を見ることができるようになることだけを目指していきたいと思います。
主に対象は『モニター心電図』です。
モニター心電図を理解する自信がない
現れた不整脈が安全なのか危険なのかわからない
という方はこの講義をぜひご活用下さい、明日から心電図がわかるようになります。
危険な不整脈と安全な不整脈を見分けるために必要な知識とは?
不整脈にも様々な種類があります。
期外性収縮は、高齢者の方であれば比較的みられる症状ではありますので
比較的薬でコントロールされているかもしれません。
しかしその期外性収縮が、運動中に頻発してしまっては、危険ですよね。
ではどの程度の運動負荷で頻発するか、あなたの患者様に当てはめて考え、
即答できるようでなければ、リハビリには危険が伴います。
逆に心電図波形が乱れている、例えば上室性頻拍のような正常波形とは崩れていても
安全な波形もあります。
このように、不整脈が出ているからすべてリハビリを中止しなければいけないかといえば
そうではありません。
もちろん医師の指示のもとでリハビリは進めていかなければいけませんが
今自分の患者様の心電図波形はどのようになっているのか
安全なのか、危険なのかを理解したうえで運動療法をできるかどうかが
リスク管理には重要になります。
そのためには心電図を読み、正しい電気信号が行われているのか、
今患者様の心臓がどういった病態なのかといった病理学や生理学の知識をもとに学ばなければいけません。
ですので、安全な不整脈もしくは危険な不整脈をきちんと理解しておくことは重要になります。
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それはなぜか?
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理学療法士・作業療法士のためのエポックオンラインセミナー 心リハ編
⑥循環器疾患のリスク管理とフィジカルアセスメント
プログラム
1.モニター心電図を見るための基本事項
2.頻脈性不整脈と心電図
3.徐脈性不整脈と心電図
4.期外収縮と心電図