実技で学ぶ呼吸器、循環器疾患のフィジカルアセスメント#712
真鍋 周志 先生
理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士
大人気【運動生理学を実技で学ぶ】基礎講習会
生理学の勉強は座学だから眠たい
もっとわかりやすいセミナーはないだろうか
そう思うあなたにはぜひこのセミナーを受けていただきたいです。
このセミナーでは生理学を実技で学びます。
循環器の勉強で実技?
そう思われる方も多いかもしれません。
ですが、自分たちの身体ほど、
運動負荷に対する反応がよい検体はありません。
だからこそ、【実技で学ぶ】ことで、
リハビリテーションに必要な【生理学の知識】が身につくのです。
フィジカルアセスメントはカンタンに理解できる
心疾患や呼吸器疾患の症状は一歩間違えるとリスクになります。
ですがリスクを恐れていては効果的な治療はできないのが現状です。
しかしながらどのレベルまでがリスクになりうるのかを
あなたはきちんと理解していますか?
例えば正常な反応として、呼吸数と脈拍数、バイタルサインを確認するために
これらの確認は必須ですが、運動を行うことで
どちらが先に上がりやすいかあなたは知っていますか?
他に血圧と脈拍数の関係について、どちらが先に上がりやすいか知っていますか?
知っているとリスクを回避できることも多々あります。
ぜひこのセミナーで自分で体験してみてください。
このエポックセミナーを受けると・・・
・循環器疾患の基礎的な病態把握が可能になります。
・運動療法を行う上で必要な運動負荷量の設定をどのようにすればいいか理解できます。
・バイタルの変動に伴う症状の出現について理解を深めることができます。
・実技を通じて学んだことの理解を深めることができます。
理学療法士・作業療法士は循環器疾患の基礎知識は必須です
なぜ、クリニックや整形疾患のリハビリでも
循環器の知識を学ぶ必要があると言われているのかわかりますか?
それは、主疾患が心疾患でない患者様が多く、
合併症として心機能に問題を持っている方も多いため、
心機能の問題がリハビリテーションを進めていく上で
阻害因子となることが多いからです。
今回のテーマは心疾患理学療法を進めるにあたっての
運動生理学的知識を実技で体験し、理解することが目的になります。
一度身体で覚えた知識や技術はなかなか忘れません。
明日からのリハビリに生かせる生理学、あなたも学んでみませんか?
プログラム
▼テーマ1▼
循環器の基礎生理学を理解する
さすがに実技だけでは学べないので座学が中心になります。
❐循環器疾患の理解に欠かせない解剖・生理学
❍基礎解剖学
☑左心と右心の違い ☑体循環と肺循環 ☑弁の構造と機能
❍循環器は心臓だけじゃない脈管系も大事
☑動脈硬化 ☑循環不全 ☑Starlingの法則 ☑血管内皮機能
❍特殊な循環機能をもつ冠循環を理解すると虚血性心疾患がわかる
☑心筋酸素消費量 ☑心仕事量 ☑Double Product
❐病態生理学を理解するために
❍心臓のポンプ機能の規定因子とは?
☑前負荷 ☑後負荷 ☑収縮性 ☑拡張能
❍不整脈を理解するために必要な刺激伝導系と心電図
☑心房細動 ☑Lown分類 ☑致死性不整脈
❍エコーを読むために必要なCardiac Cycleを理解する
☑E/A ☑E/e' ☑圧較差 ☑弁膜症 ☑聴診
▼テーマ2▼
循環器疾患の運動療法
循環器疾患患者における運動療法の考え方、効果などについて講義を行います。
❐薬物療法を凌駕する?運動療法の効果
❍心臓リハビリテーションにおける運動療法の位置づけ
☑食事療法 ☑多職種連携
❍エビデンスに基づく運動療法の効果
☑運動耐用能 ☑冠危険因子 ☑QOL
❐なぜ心疾患患者に運動が必要なのか?
❍ただの廃用予防で終わらないために
☑心不全増悪因子 ☑生活指導
❍安全に運動療法を行いために知っておくべきこと
☑有効限界 ☑安全限界 ☑運動負荷試験
❐疾患別運動処方について
❍虚血性心疾患
❍心不全
❍不整脈
▼テーマ3▼
運動生理学
なるべく実技での体験を通じて運動生理学の理解を深めてもらいたいと思います。
循環器疾患、特に心不全患者と正常との違いを学んでもらいます。
❐姿勢変化に伴うVital変動
☑起立性低血圧 ☑離床 ☑リスク管理
❐運動様式の違いによるVital変動
☑昇圧反応 ☑Valsalva ☑日常生活動作
❐運動負荷試験を模して運動負荷時の反応を考える
☑漸増運動負荷 ☑ramp負荷 ☑無酸素性作業閾値(AT) ☑呼吸性代償開始点(RCP)