2014年4月27日
肩関節の機能解剖学と治療技術 ~確かな触診を学ぶ~#70
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鵜飼 建志 先生
中部学院大学リハビリテーション学部 理学療法学科 准教授
【概要】
肩関節は6つの関節からなる複合体を呈しています。
また、そこには数多くの筋・靭帯・関節包が付着しており、複雑な動き必要とします。
それぞれが機能を補うことは人(肩)にとってはメリットですが、
治療する我々にとっては病態が隠れてしまい、難渋する場面が臨床で数多く遭遇します。
〇治療効果を高めるために、必要なことは何でしょうか?
→まずは【細分化した評価】が出来ることです。
〇細分化した評価が出来るようになるにはどのような技術が必要でしょうか?
→それは【確かな触診】です。
肩関節の評価・治療を行う際の的確な肩甲骨の固定・上腕骨の操作などは肩関節を診る上での基本動作であり、触診技術は必須です。
また触診技術を高めることで、筋肉の緊張や圧痛所見を確認でき、滑液包や脂肪体などの硬さや癒着の有無を確認出来るなど評価の精度が高くなり治療効果を高めることが出来ます。
今回は、確かな触診技術を身につけた上で、肩甲上腕関節(第二肩関節も含む)を中心とした肩関節拘縮の評価とリハビリテーションを行いたいと思います。
時間があれば、その他の関節についても行なっていきます。触診を踏まえた拘縮治療は、スポーツ障害なども含め、他の障害治療にも応用可能です。
ぜひ触診技術を獲得し、確かな評価・治療ができるようになる一日にしていただけたらと思います。