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呼吸器疾患と循環器疾患の関連性について#699

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真鍋 周志 先生

理学療法士 / 呼吸療法認定士 / 認定理学療法士(呼吸、循環器) / 心臓リハビリテーション指導士

 

 

心疾患のリハビリのリスク管理をどうすればいいのかわからない

運動負荷量ってそもそもどうやって設定するの?

基礎的な内容から勉強したいけど、どこから手を付ければいいかわからない

 

このような悩みをお持ちの受講生様は必見です。

本セミナーは毎年とてもわかり易いと評判のセミナーですので

基礎から学びたいあなたにおすすめです。

 

 

心疾患のリハビリはフィジカルアセスメントをしっかりみよう


 

心疾患についても呼吸器疾患についても、

体の表面に現れる症状というのはとても特徴的です。

 

血圧や脈拍を測らなくても、表出する症状は多岐にわたるとともに

知っていれば必ず「あれ?おかしいな」と気づくはずです。

 

たとえばSpO2が運動中に低下し始めた患者様であれば

まず最初に確認しておきたいのはチアノーゼ症状です。

チアノーゼ症状は唇の色や指先の爪の色、汗のかき方や呼吸数など

表出することが多いはずです。

 

しかしながら、フィジカルアセスメントの見かたがわからない

というセラピストが圧倒的に多いように見受けます。

これらの症状の原因と機序をまずは理解しましょう。

 

 

心疾患の運動負荷量は慎重に設定していこう


 

心疾患のリハビリにおいて、一番悩むところは

どのレベルまで運動負荷を与えていけばいいかわからないというところだと思います。

 

運動負荷と聞くと心肺運動負荷試験を思い浮かべるかと思いますが

そもそも運動負荷試験を実施できる施設は限られています。

もちろんできる施設であれば実施すればいいかもしれませんが

施設や訪問先ではそのような試験を行うことは難しいです。

 

しかしながら運動負荷はフィジカルアセスメントと

簡単な方法で検討していくことが可能です。

 

本セミナーではそれらの運動負荷をどのように与えていけばいいかの考え方を

学ぶことができるので明日からの運動療法に役立てることができます。

 

このような方にこのエポックセミナーを受けてほしい


□呼吸器と循環器が関連していることがイマイチわからない

□呼吸器を基礎から学びたい

□循環器を基礎から学びたい

□臨床で呼吸器、循環器疾患の患者さんを診る自信がない

 

言うまでもありませんが、循環器と呼吸器は切っても切り離すことができない関係にあります。

心不全の症状の中には呼吸関係のものが多くあります。

呼吸不全から心不全となることもあります。

そして、近年の高齢化に伴い重複疾患を有することも珍しくありません。

そこで、今回は循環器と呼吸器の基礎を学習し、その関連性を紐解いていきたいと思います。

 

 

このエポックセミナーを受けると・・・


 

・循環器疾患の基礎的な病態把握が可能です。

・運動療法を行う上で必要な運動負荷量の設定をどのようにすればいいか理解できます。

・バイタルの変動に伴う症状の出現について理解を深めることができます。

・実技を通じて学んだことの理解を深めることができます。

 



プログラム


1.呼吸器系の解剖生理
❑肺の構造
❑気管支の構造と分類
❑呼吸の仕事について
▼換気効率

❑呼吸不全の病態生理
▼肺胞低換気
▼換気血流比不均衡分布
▼拡散障害
▼シャント・死腔

❑呼吸のアセスメント

 

2.循環器系の解剖生理
❑心臓の構造
❑血管の構造と分類
❑心臓のポンプ機能
▼前負荷
▼後負荷
▼収縮性
▼心拍数
▼拡張能

❑循環の仕事について
▼心筋酸素消費量
❑心不全の病態生理
▼代償機転の破綻
▼リモデリング
▼RAA系
❑循環のアセスメント

 

3.呼吸→循環を考える
❑呼吸不全
▼低酸素血症→心負荷Up
❑COPD
▼呼吸仕事量Up→心負荷Up
❑ARDS
▼炎症→心負荷Up
❑肺炎

 

4.循環→呼吸を考える
❑心不全
▼左心不全→呼吸負荷Up
❑虚血性心疾患
▼心筋虚血→呼吸負荷Up