LINEで最新情報GET

運動学・解剖学・生理学に基づく筋出力の再考~即効性への評価と治療~#691

通常価格 販売価格 価格 ¥0
税込
単価  あたり 

中山 直樹 先生

四国医療専門学校 専任教員 / 脳と動きの研究所 みふぁラボ / 理学療法士

 

 

科学的に考えれば筋出力も瞬間的に向上することができます


 

皆さんは『筋力』をどのような視点で捉えて評価し、

筋力増強運動をどのような方法で行っていますか?

 

筋力≠筋出力?

MMT≠筋力検査?

 

臨床では画一的な評価・治療に留まってしまっている場面も見かけられます。

結果としての『筋出力』の背景には、

量的な因子・質的な因子・その他の因子が混在していると解釈できます。

 

本セミナーでは教科書的なものではなく、

運動学・解剖学・生理学に基づいた多角的で、

かつ、より臨床に即した視点から『筋出力』を再考します!!

 

『筋出力』を即座に変化させうる様々な背景因子について、

明日からの臨床で応用できるように実技を交えながら体感・共有していきます!!

 

※本セミナーの内容の一部をブログに掲載中!!

https://blog.ep-och.com/search?q=%E4%B8%AD%E5%B1%B1

 

このエポックセミナーを受けると・・・


・『筋力』について違った視点から考えてみたい!!

・カルテやレジュメに安易に『筋力低下』と記載してしまう・・・

・どの対象者にも画一的な筋力増強運動を行ってしまっている・・・

・いつも行っている筋力増強運動ではあまり効果が出せていない・・・

・対象者の筋力を即座に変化させてみたい!!

 

プログラム


1.筋力と筋出力の違い

・筋出力抑制と向かい風の共通点とは?

・筋力増大の三原理・五原則の臨床的解釈とは?

・spurt muscleとshunt muscleは速筋線維・遅筋線維、OKC・CKCで臨床応用できる?

 

 

2.筋出力に影響する構造的因子・機能的因子(実技含む)

・運動単位の動員(recruitment)には速筋線維と遠心性収縮がポイント?

・運動単位の同期(synchronization)には空間的加重が効果的?

・α運動ニューロンの発火頻度(rate coding)には時間的加重が使える?

 

3.筋出力に影響するその他の因子(実技含む)

・よく聞く『粘弾性』・『滑走性』・『アライメント』はよく効く?

・『分節的運動』でなぜ体が軽くなる?

・脳機能を理解すれば『情動』・『注意』・『感覚』が使える?

 

4.筋出力の即時効果の臨床応用

・スポーツ傷害・骨折・変形性関節症に対するポイント

運動連鎖、筋の反応性、疼痛、皮膚・筋膜の滑走性、関節包内運動の破綻、筋の長さ-張力曲線など

・脳卒中に対するポイント

過剰な固定、麻痺側の反応性、筋・筋膜自体による痙性増悪、予測と結果の解離など

・廃用症候群に対するポイント

内科的問題や低栄養による筋量増加の遅延、安静による抗重力筋の低下や意識・認知面の低下など