評価・治療のための触診技術の習得とリハセミナー#682
波田野 征美 先生
理学療法士 / Mr.コリとる院長 / Oriental Physio Academy 代表
あなたの触診や圧刺激の与え方では不十分です。
昔ながらのマッサージ手技は力任せにグリグリと押してしまうので、
患者さんの中には逆に痛めてしまうというケースも多発し、
その反動で今度は「痛くないようにしましょう」「弱い刺激量でアプローチしましょう」と言われるようになりました。
そうすると、損傷させることはなくなりましたが、
逆に「効果がない」もしくは「すぐに再発する」というケースが出てきてしまいました。
確かに、研究でも柔らかいタッチによってクライアントに起こる様々な効果が報告されていますが
反応が見られないケースでは「単純に圧が弱かった」と報告されています。
あなたは適切な刺激を与えられていますか?
このエポックセミナーを受けると・・・
- タッチが柔らかく深くなります。
- リスクを伴うことなく強い刺激でのリリースができるようになります。
- 身体の中心部(体軸)から力を発揮できるようになります。
- セラピストの疲労や怪我がなくなります。
- 筋・筋膜リリースだけでなく、関節系のアプローチや運動療法でのハンドリングも上手くなります。
治療は、より柔らかく深いリリースが必要
また反射だけに作用する、もしくは硬直複合体(癒着、短縮ではなく弛緩効果が不足しているだけの組織)だけを
対象とするような弱い圧刺激では完全なリリースとはいえず、
癒着や短縮を改善するにはしっかりとした刺激が必要であると言われています。
しかし、強い刺激を与えるために力を込めれば損傷のリスクが出てきます。 「損傷はさせない、だけど刺激量は多く」というギリギリのところで
施術ができるセラピストが「腕の良いセラピスト」なのですが
このギリギリのところを「感覚」や「経験」で済まされてしまい
「できる人はできるけど、できない人はできないまま」
「できない人はセンスがない」
と言われてしまいます。
このエポックセミナーではそのギリギリのところの感覚を理論的に学ぶことができます。
『調和』『境界圧力』『支点揺動』をうまく使おう
人が「押された」という刺激を認識するためには、情報処理の時間が必要なため、
処理ができてから圧刺激に対する抵抗(防御反応)が生まれてきます。
この抵抗が生まれている状態でさらに力任せにリリースをかけてしまうと組織損傷につながります。
そこで合気道の『調和』『境界圧力』と『支点揺動』いう技術を使い、
防御反応を起こさないリリースの仕方と、その技術を向上させるためのトレーニング方法をお伝えします。
講師はテレビ出演経験もある理学療法士
講師はトリガーポイント療法を駆使して多くの患者の痛みやしびれを解決している
Oriental Physio Academy代表の波田野征美先生です。その深いタッチで他のセラピストがリリースしきれない筋肉まで確実にリリースしていきます。
これまでのトリガーポイントセミナーでも波田野先生のタッチには多くの受講生様の方々から好評です。
今までもエポックセミナーでは何度も登壇していただいており、
非常に人気のある講師の先生です。
- これまでたくさん勉強したけど、うまくできている気がしない方。もっと施術が上手くなりたい方。
- 施術をしていると身体が痛くなってくる方。
上記に当てはまる方は受講をオススメいたします。
【プログラム】
・なぜセラピストは身体を作らないといけないのか?
・リリースの階層とは何か?
・リリースの階層を深くするために必要なことは?
・体軸トレーニング
・『調和』『境界圧力』『支点揺動』とは?
・胴体の階層構造トレーニング
・骨盤の細分化トレーニング
・合気&立甲トレーニング
【持ち物】
動きやすい服装
筆記用具
バインダー
昼食
飲み物
ヨガマットやバスタオル(2名に1枚必要)