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基礎から学ぶ肩関節の機能評価と治療#664

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千葉 慎一 先生

理学療法士 / 医療法人社団裕正会ウェルケアわきた整形外科

 

 

肩関節の挙上は『肩甲帯全体』を診るようにしよう


担当患者様の肩関節に問題があり、あなたは治療するとします。



そのときに始めに見るとしたら、


肩関節である肩甲上腕関節に着目するセラピストが多いと思います。


しかし、本当に肩関節が問題になっているのでしょうか?




もしかしたら、脊柱の動き、体幹の動き、


股関節の動きなどほかの部位にも注目していますか?




動きが悪い=その部位に問題があるとは言い切れません。






さて、あなたはどの部分に着目して


治療を進めますか?




このエポックセミナーを受けると・・・


・肩関節の基礎を理解することができます。


・整形外科的テストを使った痛みの評価と治療へのヒントを知ることができます。


・肩関節の触診技術を学ぶことができます。


・肩関節が体幹や下肢に派生する影響についても学ぶことができます。






肩関節は脊椎の影響も大きく受けると知っていますか?




肩関節の挙上において、


肩甲上腕関節の役割は全体の40%と言われています。




ということは残りの60%は


肩甲上腕関節以外ということが考えられます。




この60%の原因が何であるかを見極めて


治療していくにはしっかりと評価していく知識や


技術も必要になってくるのです。










痛む場所や動作が違うということは、


患者さんにより損傷している部位や障害されている


身体機能もそれぞれ異なるということになります。




そんな病態も機能障害も、


異なる患者さんに同じ内容の訓練を一様に行っても


肩の痛みを取り除いたり、動作を改善させることはできません。






 木をみて森を見ずではありませんが、


根本的な原因を見つけ、


しっかりとした治療アプローチをするために


重要なのがリハビリテーション評価となります。




まず、「いつ」「どこに」痛みが現れるのか、


どのように動いているのかを確認します。




次に疼痛誘発テストなどにより


「どこが」責任病巣であるかを確認し、


最後に機能評価により「なぜ」その様な病態に至ったのかを考えます。








治療手技は何でも構いません。




大事なのは患者さんの肩が


「なぜ痛くなってしまったのか」


その理由を把握することです。




今回のリハビリテーションセミナーは


肩関節に対する評価の一連の流れを実技を中心にご紹介したいと思います。




プログラム


1.肩関節運動の特徴


2.肩関節の運動機能と評価


 1)病態診断(疼痛誘発テスト)


 2)機能評価




(1)肩甲上腕関節の運動機能と評価


(2)肩甲胸郭関節の運動機能と評価


(3)肩鎖関節と胸鎖関節の運動機能と評価


(4)体幹の運動機能と評価


(5)下肢の運動機能と評価




持ち物


・筆記用具
・バインダー
・動きやすい服装
・昼食