セラピストのための呼吸・嚥下の理解と誤嚥性肺炎の予防(前編)#655
乾 亮介 先生
リハティスプラス 代表 / 理学療法士
誤嚥性肺炎はSTだけじゃなくPT、OTの評価できちんと予防できます。
本セミナーは前後編での開催になります。
10月は講義と一部実技を含みます。
後編は11月に開催予定で実技を中心としたセミナーになります。
ぜひ合わせてお申し込みください。
◯後編のお申し込みはこちら
臨床で誤嚥が原因で熱発を繰り返し、
リハビリがうまく進まないという状況に
出会ったことはないですか?
高齢者や神経疾患(脳梗塞後遺症やパーキンソン病など)で
寝たきりの患者では口腔内の清潔が
十分に保たれていないこともあり、
この場合、口腔内で肺炎の原因となる
細菌がより多く増殖してしまいます。
また、高齢者や寝たきり患者では咳反射が弱くなり
嚥下機能が低下します。
その結果、口腔内の細菌が気管から肺へと吸引され、
肺炎を発症します。
また、栄養状態が不良であることや
免疫機能の低下なども発症に関与してきます。
このエポックセミナーを受けると・・・
・誤嚥性肺炎について学ぶことができる
・嚥下の基礎解剖、運動学を徹底的に学べる
・呼吸器合併症の予防と対処についても知ることができます。
・摂食嚥下障害のための姿勢調整の進め方を学びます。
嚥下機能の評価は理学療法士、作業療法士も対応できねばなりません
誤嚥するということは、嚥下機能の問題だから
言語聴覚士の分野と思われがちですが、
理学療法士、作業療法士の皆様にも無関係ではありません。
・姿勢を見る
・機能を高める
・環境調整について考える
・栄養状態を考える
これらはセラピストやコメディカルが
一丸となって取り組んでいかなければならない問題です。
各セラピストが専門性を持って関わっていくことで
高齢者の誤嚥性肺炎は防ぐことができるのです。
本セミナーではそのために必要な嚥下機能の基礎知識、
呼吸リハビリテーションの評価と治療技術について
実技を交えて徹底的にご講義いただきます。
プログラム
・摂食嚥下リハビリテーションとは
・誤嚥性肺炎について
・嚥下の基礎解剖、運動学
・嚥下評価について
・呼吸器合併症の予防と対処について
・摂食嚥下障害のための姿勢調整
・呼吸理学療法について