体幹の評価と治療アプローチ~パフォーマンス向上のための体幹の安定性とは?~#610
神谷 秀明 先生
株式会社Performance Reha代表取締役 / 理学療法士
パフォーマンスを高めるために体幹をきちんと評価していきましょう
片麻痺患者様でも、整形の患者様でも、コアユニットが上手に働かなければ四肢の運動は努力性になってしまいます。
そのため、体幹を評価するセラピストは多いと思いますが、なかなか治療が上手く行かないと思うことはないですか?
体幹といえば腹直筋や腹斜筋、腹横筋や多裂筋、骨盤底筋群なども含まれますよね。
ですがそこまでは出てくるセラピストは多いと思いますが、
横隔膜や肋間筋などもきちんと評価はできていますか?
このエポックセミナーを受けると・・・
・体幹に対する理解を解剖学的に理解することができる
・実技を通じてしっかりと身につけることができる
・脳血管疾患や運動器疾患の体幹へのアプローチを学ぶことができる
腹圧を高めるのは本当に正しいことなのか?
さて、体幹機能の安定化ってよく耳にしますが、
あなたは「腹圧を高める」と答えていませんか?
そして腹圧を高めるために必要なのは、
腹筋群と誰しもが答えるでしょう。
もちろん間違いではありませんが、そこで一つ考えてほしいことがあります。
腹筋だけが体幹の構成要素なのでしょうか?
体幹は○○をきちんと評価できるようにならなければいけません
本リハビリテーションセミナーでは、従来から行われている体幹評価・治療に対する解剖学・運動学的な基礎知識を知った上で実技を行なっていきます。
次に骨盤内臓器と体幹との解剖学的な繋がりを理解し、骨盤内臓器を含めた体幹へのアプローチを行うことで様々な『動作』の変化を実際に感じていただきます。
その理由は、『動作で発生する慣性は内臓にも影響する』からです。つまり動きに伴って内臓も動くということですね。
これらは日常生活はもちろんスポーツ動作などにも直結する考え方なのです。
また、それらを応用した産前産後の評価等も合わせて紹介していきますので、あなたの明日からのリハビリテーション現場に繋げられるように進めていきます。
【プログラム】
10:00~12:00
自己紹介、体幹の解剖学、骨盤底筋の解剖学、重心を意識した腰椎骨盤リズムの評価の実技
13:00~14:00
骨盤内臓器と骨盤底筋のつながり、従来の体幹評価理論、実技
14:10~16:00
骨盤内臓器を意識した体幹トレーニング理論、実技
特定の婦人科疾患に対する骨盤内臓器と体幹の評価と治療
16:00~質疑応答