CVAの歩行動作獲得のために必要な起居動作に対する治療#587
弓岡 光徳 先生
大阪人間科学大学 理学療法学科 教授 / 理学療法士
臥位・座位から歩行へ。支持基底面の広い臥位・座位から見た歩行の問題点とは?
脳血管障害に対する評価治療について、起居動作の評価はとても重要だと言われます。
実際どのように評価すべきか、そしてそれぞれの問題点が歩行動作の際にどのように影響するのでしょうか。
そして臥位・座位姿勢の何を変えなければいけないのかが理解できていますか?
このエポックセミナーを受けると・・・
・脳血管障害の背臥位姿勢や起き上がり動作の重要性がわかります。
・起居動作に必要な要素を理解することができます。
・姿勢制御の重要性を学ぶことができます。
・歩行動作に必要な背臥位姿勢での要素を学ぶことができます。
・実技で学ぶから身につきやすくなります。
脳卒中片麻痺患者を想定した治療法について徹底解説!
歩行動作に対してアプローチするためには、それまでの過程における問題点を一つ一つ明確にし、つなげて考えていく必要があります。
このセミナーでは、【臥位でのアプローチ】として、重力との関係による筋活動の活性化を目的として、寝返り、起き上がり、を行い、立位、歩行へつなげる準備に必要な要素や治療方法について学んでいただきます。
具体的には、「テンタクル活動」「ブリッジ活動」「ブリッジーテンタクル活動」について理解する必要がありますので詳しく解説していただきます。
また、「座位へのアプローチ」「立ち上がりへのアプローチ」「立位へのアプローチ」を通じて、歩行の準備を行い、「歩行へのアプローチ」で、歩行機能自体の向上を目指す。
全体を通して、それぞれの姿勢での治療がそれぞれ関連を持っていて、最終的に歩行につながることを理解できるセミナー構成として頂く予定です。
プログラム
・歩行動作における起居動作の重要性について
・起居動作の要素の分解とそれぞれの筋活動、運動学的な視点の学習
・起居動作から立位・歩行に繋げるための要素について
・起居動作の治療実技指導