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歩行の神経機構の理解とリハビリテーション#584

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中山 直樹 先生

四国医療専門学校 専任教員 / 脳と動きの研究所 みふぁラボ / 理学療法士

 

 

歩行は脳からの命令なしに行うことができると知っていますか?


私達は何気なく歩いているつもりでも、様々な要因が絡み合って歩行動作を成立させています。
多くのセミナーを受ける中で、立脚相と遊脚相のバイオメカニクスについては
必ず説明されてきていますが、神経生理学的な要素や心理学的な要素については
触れられることは少ないのではないでしょうか?

実は歩行動作は脳からの命令なしに歩行が可能であるということを知っていますか?

 

このエポックセミナーを受けると・・・


歩行のバイオメカニクスについて理解できます。

中枢神経パターン発生器に対する評価について学ぶことができます。

歩行の動作分析について学ぶことができます。

整形外科疾患の歩行評価について理解することができます。

中枢神経疾患の歩行評価について理解することができます。

 

歩行を学ぶ上でよく聞くCPGって理解していますか?


高次の脳機能を持たない下等動物であっても移動運動を実現していることを考えれば、
これらの運動が脊髄レベルの制御で実現されていることは容易に理解できます。

それを可能としているのが脊髄に内在する中枢パターン発生器(central pattern generator 以下CPG)になります。

(過去にCPGについてセミナーも開催しましたので、ぜひ以下のリンク先を御覧ください。)

 

・【四国エポックセミナー】 CPGを脊髄反射の視点から学ぶ

・- CPG - 安易に使っていませんか?

 

また、歩行は末梢の受容器からの感覚刺激だけでなく
麻痺や筋力低下による運動障害、さらには情動面などの心理的な影響を受けます。

目に見える関節・筋肉だけで人間は動いている訳ではありません。
本セミナーでは歩行のバイオメカニクスに加えて、
このような神経生理学の視点を臨床応用しながら、
整形外科疾患(疼痛・筋力低下など)や中枢神経疾患(感覚障害・装具療法)の患者様の歩行を再考します。

また上肢との連動性にも触れ、ADLや応用動作などの作業療法プログラムにも応用できるような内容にする予定です。

 

プログラム


1.歩行のバイオメカニクスと神経機構

1-1.静歩行と動歩行
1-2.中枢パターン発生器(CPG)に対する評価と介入
1-3.歩行効率に対する評価と介入

2.神経生理学の臨床応用

2-1.整形外科疾患への神経生理学の臨床応用(疼痛・筋力低下など)
2-2.中枢神経疾患への神経生理学の臨床応用(感覚障害・装具療法など)